相模鉄道の駅 その6 大和駅
相模鉄道の駅シリーズ、今回は大和駅です。 2018/9/28
小田急電鉄江ノ島線との連絡駅であり、両社の共同使用駅となっています。先に開業したのは相鉄の方で、神中鉄道の大和駅として1926年5月12日に開業しました。遅れること3年、1929年4月1日、1926年10月の鉄道免許状下付、1928年4月1日の大野信号所~藤沢駅間の着工(藤沢~片瀬江ノ島間は1929年2月に着工)から1年で大野信号所~片瀬江ノ島駅間が全線複線、駅数13で開業となりました。開業時は小田急江ノ島線の駅は西大和駅で、1944年6月1日、相模鉄道との乗換駅となった際に大和駅に改称されました。このときに相鉄の駅は江ノ島線との交差位置にあわせるため、相模大塚よりに200m移動となりました。
1986年、駅舎連絡通路、および駅周辺の慢性的な混雑の解消のため、駅舎の全面改良・連続立体交差化工事が開始され、この工事に合わせて1989年、相鉄の駅は開業時の位置に移動となり、連絡橋が設置されました。1990年には小田急の駅舎が150m相模大野寄りに移転、1993年には相鉄部分が地下化されました。1994年11月1日、小田急ホームが島式2面4線となり、全面改良、連続立体交差化工事が完了しました。
相鉄のホームは1面2線で海老名方には引き上げ線が設置されており、平日の折り返しの他、10両編成の深夜滞泊も行われています。 小田急線連絡口
ピンクの改札通路は小田急線~相模鉄道線を乗り継ぐ際に通る乗り換え改札
2018年3月に設置されたものでそれまでは両社間の通行はノーチェックでした。2019年11月の相鉄新横浜線の開業でどちらもJR線との相互乗り入れをするようになるため、利用客の経路判別のために設けられたそうです。
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B767−281様 こんばんは。まさに大和市に勤務していた時代に利用していた駅です。勿論当時は6000系や7000系が全盛期でした。懐かしいです。この駅から下っていくと厚木基地のそばを通りますね。ここの爆音は横田基地の比ではありませんでした。戦闘機のタッチアンドゴーはものすごい騒音。きっと今でもそうなのでしょう。そう言えば見事に落選した甘利氏もこの辺りが地盤でしたね。事務所で現金を受け取って、睡眠障害と称して雲隠れ。それでも当選してしまったら(比例では復活してしまいましたが)地元民はかなりバカにされていることになりますので、良い結果だったと思います。考えてみればここで立憲の方が当選できたのも野党が統一していたから。そこをしっかり考えて欲しいです。
投稿: 細井忠邦 | 2021年11月16日 (火) 21時13分
細井忠邦さま、おはようございます。
以前はこちらまで通っておられたのですね。豊田あたりからだと、中央線~新宿~小田急~相模大野~江ノ島線と言ったルートでしたか?八王子~橋本~相模線~海老名~相模鉄道というルートも可能ですが、後者は時間がかかりそうですね。
記事にもしばしば出てきましたが、厚木基地というのもこの辺のキーワードですね。
わたしも今回の総選挙は維新が大勝ちしましたが、野党共闘路線は間違っていなかったと思っています。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2021年11月17日 (水) 04時08分