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2021年11月26日 (金)

小田急5000形 (2代)

小田急電鉄の車両については殆ど触れてきませんでしたが、数か月前ですが、久しぶりに複々線区間で車両を撮影する機会があり、2020年3月デビューの新車二代目5000形も撮影したので紹介いたします。

5000-5052-210823 5000-5452-210823 2021/8/23 千歳船橋 5052編成

小田急電鉄の場合、10000形以降、特急ロマンスカーに5桁の形式番号を与えており、通勤車両は8000形の後、9000は避け、1000形から付番した関係で、2000,3000、4000,5000と二代目の系列番号が登場しています。

計画から約50年、着工から約30年の年月を経て、2019年3月に完了した東北沢~和泉多摩川間10.4kmの複々線化事業、連続立体交差化による混雑緩和の実感をコンセプト化し、より広く、より快適にキーワードに開発、導入されたのが5000形(2代)で、1000形未更新車、8000形界磁チョッパ制御車が置き換えられました。

製造は川崎重工業・総合車両製作所・日本車輛製造の3社が担当、、川崎の溶接技術、総合車両製作所の妻面のオフセット衝突対策技術、日本車輛製造のブロック工法を採用した共同開発車両となっています。

主要諸元
最高運転速度 100km/h
設計最高速度 120km/h
起動加速度 3.3km/h/s
減速度(常用) 4.0km/h/s
減速度(非常) 4.7km/h/s
編成定員 1,528名
車両定員 先頭車 144名(座席45 名)
中間車 155名(座席 51名)
車両重量 25.8 t - 35.4 t
全長 先頭車 20,400 mm
中間車 20,000 mm
全幅 2,900 mm
全高 4,035 mm
パンタグラフ折りたたみ時 4,089 mm
床面高さ 1,130 mm
車体 ステンレス鋼
台車 軸梁式ボルスタレス空気ばね台車
NS-102形(電動台車)・NS-102T/TA形(付随台車)
主電動機 全密閉外扇式かご形三相誘導電動機 MB-5157-A2形
主電動機出力 190 kW
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 6.31 (101:16)
制御方式 フルSiC-MOSFET素子VVVFインバータ制御(純電気ブレーキ対応)
制御装置 三菱電機製 MAP-194-15V330
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 D-ATS-P

5000-5457-210823-21
5000-5057-210823 2021/8/23 千歳船橋 5057編成

ステンレス製拡幅車体で前頭部は非貫通構造、左右の前照灯の間が先頭車両では白色に、最後尾では赤く光る構造になっています。

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コメント

27(土)は、西武秩父へ向かい、周辺の飲食店巡りで地酒等を楽しみました。
深谷市と共に、最近話題の渋沢 栄一氏とも縁が深い土地ですね。
鉄道の歴史だけでも、秩父鉄道等、関わりが多いです。

(株)上村工業 さま、おはようございます。

私が普段よく乗車する西武線の電車の中でも秩父、渋沢栄一に関する観光紹介の動画をよく見ます。秩父鉄道の開業などにも大きくかかわっていますね。

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