相模鉄道の駅 その5 二俣川駅
相模鉄道の駅シリーズ、今回は二俣川駅です。
2018/9/24
これまでに何回か出て来てますが、相模鉄道の前身の神中鉄道は当駅から厚木駅までを1926年5月12日に開業し、当時別会社だった相模鉄道(現、JR東日本相模線)の寒川駅とを直通運転し、砂利輸送を開始しました。
1944年に電化されますが、電源供給の関係から、当駅を境に海老名方面と横浜方面の電圧が異なり、車両が直通できない状態が2年ほど続いたそうです。
1976年4月8日にはいずみ野線、当駅~いずみ野駅間が開業し、乗換駅となりました。
島式ホーム2面4線の地上駅ですが、開業時から1989年5月までは2面3線でした。下り線側から1番線となっており、原則として外側1,4番線を本線系統、内側2,3番線をいずみ野線系統の列車が使用します。
2018/9/24 海老名、いずみ野方面
いずみ野方面は内側2線で本線下り線と立体交差して駅に出入りするため、例えば西武新宿線の小平駅のように本川越へ下りと拝島からの上りが平面交差することなくスムーズに発着が可能となっています。また、内側、外側を結ぶダブルスリップが用意されているため、本線系統の列車が内側ホームに入線し、後続列車の待避をすることも可能となっています。
相鉄線上のダイヤの中心駅となっており、下り方面ではいずみ野線への接続、海老名方面から横浜方面へ向かう際の緩急接続が当駅でなされるようにダイヤが設定されています。 2021/9/10 横浜方面
横浜方面は内側線の先に引き上げ線が2本用意されています。この引き上げ線には外側線に発着した編成は直接入線できません。 2021/11/4 星川駅に進入する各停「二俣川」行
横浜発二俣川行といった列車がありますが、この列車が二俣川で折り返す場合は、2番線に到着、引き上げ線に入線、3番線から発車となります。
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