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2022年1月19日 (水)

国鉄近郊型スタイルの祖となった401,403,421,423,415系 その11 415系1500番台の増備

415系1500番台の登場で常磐線からは1960年から1965年にかけて投入された401系の廃車が急速に進みました。この時期、編成替えに伴い不足する先頭車としてクハ115-612(サハ115の先頭車化改造車)のクハ401への改造が行われ、1986年11月にクハ401-901として登場しましたが、1987年1月にはクハ401-101に改番されました。この車両も1991年6月5日付けで廃車となりました。

415-1500-2
表 JR東日本による415系1500番台の製造と車体番号

4151500-k532-060312 2006/3/12 小山 K532編成 411-1622+M'M-1522+411-1522

4151500-k534-050903 2005/9/3 いわき K534編成 411-1524+MM'-1524+411-1624    50Hz専用

4151500-k538-131120-2 2013/11/20 稲田 K538編成 411-1628+M'M-1528+411-1528  50Hz専用

民営化後、JR東日本は415系1500番台の増備を上の表のように4次に渡り続けられました。
昭和63年度予算による2編成は401系取り替え用で、荷物棚が従来のアルミ製網式からパイプ式に変更されました。平成元年度増備車では客室内の主電動機点検蓋が廃止され、静粛性の向上が図られました。さらに主変圧器に同時期に誕生した651系特急電車に装備された50Hz専用のTM24に変更しました。TM24はTM20と同じシリコン油を使用する送油風冷式ですが、3次巻線から補助電源を取る方式となっており、補助変圧器が廃止され、20%以上の軽量化か実現しました。本来なら415という系列名になじまない50Hz専用の系列に変更すべきですが、もはや国鉄ではなく九州への転属も考慮しなくて良いというJR東日本の経営方針からか、従来の番号の追番が付与されました。

4151500-4151901-030304 2003/3/4 土浦 K880編成 415-1901+MM'-1535+T-1601+411-1534+MM'-1534+411-1634

4151500-4151901-k880-030211
4151500-4151901-030211
4151500-4151901-030211-2 2003/2/11 土浦 

平成2年度下期予算では東海道線で使用されている2階建てグリーン車の普通車版の試作車が製造されました。形式は新形式のクハ415形1900番台とし、比較的混雑の少ない水戸より先頭車を2階建て方式にしたもので
(1) 211系2階建てグリーン車と同様のバスタブ構造の構体による2階建てとし、2階部は3+2人掛け、1階部は2+2人掛け、バケットタイプの固定クロスシートとし、出入り口は1300mmの両開き扉を2か所に配置。
(2) 空調装置は平屋の両車端部屋根上に設置、定員増を考慮し、サロ213に対して容量増大を図る。
編成は
クハ415-1901+MM'+サハ411-1601 を1500番台もしくは鋼鉄製415系4連に連結した8連とする。

1991年3月のダイヤ改正で運転を開始、ラッシュ直後の上野行や夕刻の通勤快速で運用を開始しました。

415-k880-0412232004/12/23  荒川沖 オールステンレスだったK880編成がMM'-1535ユニットの不調でMM'-523ユニットと交換される事態に

私の記憶ではK880編成にMM'-1535ユニットが復活することなくK880編成は終焉を迎えたと思います。

やがて2005年7月9日からはE531系が常磐線にデビューし、1995年から常磐線に登場したE501系と共に運用される予定でした。しかし、2007年3月のダイヤ改正では上野口中距離電車にグリーン車連結との方針変更があり、E501系が上野口から撤退することで415系1500番台は2017年11月16日までに全車廃車となってしまいました。ちなみに415系鋼製車500番台4連2本(507,520)1500番台(1501)がJ2009年にJR九州に譲渡されました。

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コメント

B767−281様 今晩は。415系1500番台まさに211系と生き写しですね。地元中央線ではいまだに東海道流れの211系0番台が元気です。それに比べて415系1500番代は、九州に移ったラッキーな1編成はありますが、他は早期に引退してしまったのは返す返すも残念です。西日本だったらあり得ないですね。さてオミクロンの感染はすごい勢いで驚いています。こんな状況の中で所謂専門家と言われる方の発言には呆れます。最新の情報を全く掴んでいない。政府も第5波の教訓に学んでおらず場当たり的な対応をしているとしか言いようがありません。

細井忠邦さま、おはようございます。

何といっても今回、415系のことを纏めていて驚いたのは、1500番台のJRになって製造されたロットに50Hz専用のものがあったことです。同じ系列名を名乗るのであれば50Hz/60Hz共用とすべきかと思いますが、それをせずに軽量化ということで50Hz専用にしてしまったのですね。
それにしても第5波が終わってしばらく静かだと思っていたら、またしても最高ピークを越える新規感染者数となってしまいました。ワクチン2回接種でも罹っています。一体、いつまで続くのでしょうね。

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