2000N系 2519F、2000系 2401F 横瀬車両基地へ廃車回送される
ほぼ毎日、午後、玉川上水沿いを散歩し、鷹の台駅そばで国分寺線の2000系、2000N系6連を観ながら,中でも最古参の2027Fは「まだまだ頑張っているな。」と思っている今日この頃ですが、2月9日には2連の2401Fと4連の2519Fが横瀬基地に廃車回送となったそうです。2519Fは2000N系4連の廃車第一号となりました。
黄色の電車の廃車でこの西武のマークがやがては見られなくなる日が来ます。
増結用として西武新宿方にも本川越方にもどちらにも連結されるのが新宿線の編成の特徴です。
2401Fは2000系の4次車として新宿線の各停8連化に伴い、増結用に新造されました。1983年2月7日に西武所沢車輛工場で竣工しています。2005年3月28日に更新修繕を受けており、その際にパンタグラフはシングルアーム化され、車椅子スペース等も設置されました。コンプレッサーは落成時はAK-3でしたが1999年1月11日にHS10に交換されました。
2016/7/30 田無 2016/6/6 井荻
2013/1/1 小平 拝島線の4連
2016/12/18 西武園線
2519Fは2000系7次車として2509F~2529Fまでの4連11本と同時期に東急車輛で竣工しました。いわゆる4連の中でも貫通扉の窓が小さい前期タイプで落成は1988年6月9日でした。竣工日の記録を見ると2501F~2507Fが1988年3月中に、2509Fから2519Fが5月下旬から6月初旬に落成しており,2521F~2529Fが1988年10月から11月にかけ落成していますので、同年夏の間に貫通扉窓に関する設計変更があったのかと思います。コンプレッサーも前期タイプはHS-20K、後期タイプはRW20と変化しています。1992年12月16日にパンタグラフの数を減らす減パン工事が施工されています。
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コメント
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B767−281様 お早うございます。玉川上水沿いの散歩は良いですね。私もたまに歩きます。野火止の方も良いです。さて2000系の写真を見て思いますがやはり西武鉄道のこのマーク西武らしくて好きです。そう言えば検査表記も車体から消えて久しいですね。多摩湖線の9000系はクハやモハの記号が無くなってなんだかあっさりしすぎに思えます。
投稿: 細井忠邦 | 2022年2月11日 (金) 08時34分
B767-281様、おはようございます
今回のN2000系4両編成廃車は、私的には予想外でした
確かに 2097F、2063Fが廃車されているのですから
製造履歴からすると
N2000から4両編成に廃車が出ても
しかし、2007Fより先には不思議です
繰り返しになりますが
2063Fの6両編成改造をして
2027Fを廃車が可能であったとしか思えません
私的意見をお許しください
投稿: 準急豊島園 | 2022年2月13日 (日) 04時51分
細井忠邦さま、おはようございます。
玉川上水に沿って歩かれ、小平湯に入られ、一橋学園駅まで来られたというメッセージを憶えております。季節の変化を実感できる散歩道でもあり、人生における潤いとも感じます。
西武のマーク、多くの鉄道会社がそうであったと思いますが、昔は硬券切符の地肌としても使われていましたね。
多摩湖線の9000系、ある意味世俗を超越した車両かもしれません(笑)。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2022年2月13日 (日) 09時05分
準急豊島園さま、おはようございます。
確かに仰る通りの感想を私も持っています。新造される車両が10両貫通編成である今日この頃、2連、4連、6連、8連とある2000系一族は貴重な存在であり、4連は多摩湖線、多摩川線などでの需要を考えるともう数回検査を通すべきかと思うのですが。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2022年2月13日 (日) 09時09分