通勤電車シリーズ 205系 44 横浜線からの撤退とH26編成の6両が南武線への転属
少し間が空きましたが、再び205系の話題に戻ります。
1988年9月から蒲田電車区に新製配置が始まり、保安装置は根岸線用にATC6形、横浜線用にATS-Bを搭載、1993年にはヤテ2編成が編成を短縮し、一時的に貸し出され、1994年には26編成体制となり、サハ204-100番台の連結、大転配では2003年にH27編成が加わり、同時期デジタル無線・D-ATC導入がなされ、最後は8両全てが4扉のH28編成が2009年に加わるという歴史を刻んできた横浜線の205系も埼京線に続き、2014年2月16日からはE233系6000番台による置き換えが開始されました。
2012/5/12 八王子みなみ野 在りし日のH26編成
置き換えが行われる中、2014年3月15日のダイヤ改正に向け、余剰となったH26編成がサハ205-232、サハ204-126を抜き取られ、6連として2月25日、中原電車区に転属、新たにナハ17編成となりました。尚、このナハ17編成の存在は私も205系のヒストリーを調べるまでは気づかず、撮り逃がしていました。編成から抜かれた2両は2月5日付で廃車となりました。横浜線における205系の活躍は2014年8月23日をもって終了、
H1,H2,H4,H6,H7,H8,H9,H11,H12,H13,H14,H15,H17,H18,H19,H21,H22,H23,H24,H25,H27,H28の22編成は廃車後インドネシアへ譲渡されました。また鉄道総研に譲渡されたサハ204-105はその後、国立の鉄道総研から搬出され、広島県三原市の三菱重工総合交通システム検証施設「MIHARA試験センター」に移され、試験に供されました(情報はこちら)。
2017/9/11 長津田 E233系6000番台 H001編成
2014年1月から8月にかけ、E233系6000番台28編成(8両編成)が新製配置され今日に至るまで活躍を続けています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 西武2000系8連 最後の1編成 2007Fが「ありがとう2007F」HMを掲示して運行 | トップページ | 通勤電車シリーズ 205系 45 南武線の3編成から武蔵野線の2編成へ »
「通勤電車」カテゴリの記事
- 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その23 豊橋鉄道渥美線に乗車(2024.03.12)
- 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その22 静岡鉄道 車両編 A3000形(2024.03.11)
- 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その21 静岡鉄道 車両編 1000形(2024.03.07)
- 常磐線快速E231系のHM装着や変わった編成札の話題(2022.06.22)
- 通勤電車シリーズ 205系 54 武蔵野線205系編成の撤退 part3 2019年度、2020年度に運用離脱した編成(2022.04.26)
「電車205系」カテゴリの記事
- E491系 East i-E を豊田駅にて撮影する part1(2022.06.07)
- JR東日本 鶴見駅 鶴見線乗り換えの中間改札口が無くなっていたとは知りませんでした(2022.05.12)
- 通勤電車シリーズ 205系 54 武蔵野線205系編成の撤退 part3 2019年度、2020年度に運用離脱した編成(2022.04.26)
- 通勤電車シリーズ 205系 53 武蔵野線205系編成の撤退 part2 2017年度、2018年度に運用離脱した編成(2022.04.22)
- 通勤電車シリーズ 205系 52 武蔵野線205系編成の撤退 part1 編成ごとの装備、内装の違い(2022.04.21)
「電車E233系」カテゴリの記事
- 中央快速線E233系にG車連結開始 11週で34編成に(2025.01.06)
- 中央快速線E233系にG車連結開始 9週で25編成に(2024.12.16)
- 中央快速線E233系にG車連結開始 7週で19編成に(2024.12.02)
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
« 西武2000系8連 最後の1編成 2007Fが「ありがとう2007F」HMを掲示して運行 | トップページ | 通勤電車シリーズ 205系 45 南武線の3編成から武蔵野線の2編成へ »
コメント