通勤電車シリーズ 205系 47 富士急行への譲渡 part1 2017年度までに譲渡された編成
JR東日本で使用されていた通勤型車両が地方私鉄に譲渡されるのは民営化初期に101系が秩父鉄道に1000系として売却されて以来、2例目とのことです。富士急行(2022年4月からは富士山麓電気鉄道)には2011年度中に2編成、2012年度に2編成、2017年度に1編成、2019年度に2編成の計7編成(いずれもMcM'Tcの3両編成)が譲渡されました。系列名は5000系に次ぐ6000系とされ(205系は登場した昭和60年にちなんだという説もあります)、205系0番台、量産先行車由来の編成を6000系、量産車由来の編成を6500系、そして川越・八高線で活躍していた3000番台由来の編成を6700系としました。part1では2017年度までに譲渡された5編成について触れます。
2017年度までに富士急行(当時)に譲渡された205系編成
なおクモハ化における運転台取り付け改造は余剰となったクハからの移植とし、パンタグラフはシングルアーム式FPS33E形に換装、2基としました。富士急行線の勾配対策としてCPは2基搭載し、冗長性を確保し、さらに気象条件を考量してスノウプラウと耐雪ブレーキを新設、床下機器の耐寒耐雪装備を追設しました。
2016/11/12 富士山車両基地 6001F ダブルパンタのため、前パンスタイルに 2016/11/12 下吉田 6002F
2016/11/12 富士山 6003F
2020/12/28 大月 6003F リサとガスパールトレイン
2013/5/18 大月 6003F 側窓が田の字ではない6500系
2020/12/28 大月 6501F 3代目マッターホルントレイン
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