桜巡り その3 千鳥ヶ淵
東京の桜名所といえば何といっても千鳥ヶ淵の桜ではないかと思います。
千鳥ヶ淵、北の丸公園一帯の案内図
徳川家康が入府した頃の江戸は入江に面した低湿地で井戸水は塩分を含むため飲料水としては適さなかったため、飲料水の確保が急務でした。そのため江戸城の周りの小河川をせき止め、飲料水確保のために造られたのが千鳥ヶ淵でした。局沢川を半蔵門と田安門の土橋でせき止めた内堀で元々は半蔵濠と繋がっていましたが、1900年の代官町通りの建設で埋め立てられ別々の堀となりました。
名前の由来はV字形の堀の形がチドリが羽を広げた形に似ているとか、冬に都鳥など多くの鳥が集まるからだとか諸説あるようです。
千鳥ヶ淵を取り囲んでソメイヨシノ、オオシマザクラなど約260本が植樹されており、1881年に英国大使館前に植樹された記録が残り、現存する最古木は1930年に植樹されたもの、多くは戦後の昭和30年代に復興で植樹されたものとなっています。
2022/3/30 スタートは千鳥ヶ淵戦没者墓苑から
千鳥ヶ淵さんぽみち といった名前が付けられています。
江戸城のお堀の中では唯一ボートに乗ることができるのが千鳥ヶ淵です。
ボート乗り場あたりから
靖国通りに出て、北の丸公園、田安門へ
田安門の高麗門
田安門の櫓門 一ノ門(高麗門)を通った後、枡形で番所の監視を受け、二ノ門(渡櫓門)を通り、場内に入る枡形門
ボート乗り場の対岸付近から
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