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2022年5月 6日 (金)

大川端・佃島周辺を散策する part2 佃島 住吉神社

このシリーズはこれから毎回、金曜日に掲載しようと思います。

Photo_20220505193501
今もしっかりと形が残っている佃島の位置 (Yahoo!地図を利用いたしました)
築き立てされた頃の佃島は大きな四角形と細長い四角形を橋でつないだ形をしていたそうです。2つの島の間は舟入堀となっていました。漁民が造ったことがよくわかる形態です。

佃島と石川島はかつては隅田川河口の中州でした。その名前の由来は、

1582年の本能寺の変の際に堺にいた徳川家康が本拠地である岡崎に戻ろうとしましたが大阪北部から兵庫県に流れる淀川水系の神崎川まで来たところで川を渡る舟がなく立ち往生となりました。近くの佃村の庄屋・森孫右衛門と彼が率いる漁民たちが家康一行に漁船を提供したことで一行は岡崎に何とか戻ることができました。家康はこの恩を忘れず、江戸を城下として開いた際に森孫右衛門一族7名と佃村・大和田村の漁民33名を江戸に呼び寄せました。漁民たちは幕府御用掛けとして江戸湾近辺で自由漁業が可能となり、幕府への御菜魚納入のほか、将軍御成先での漁の実演や鷹狩用の鷹に与える餌の小動物を飼育するための小エビや小ウナギの納入、出水の際に隅田川への船人足の派遣などが義務付けられました。

Dsc07066 2021/11/17 2つの島を結ぶ佃小橋 この橋は1984年に架け替えられた橋ですが、佃島の完成と共に架けられたもので水路は今でも舟入堀として利用されています。江戸の昔につながる橋とバックの大川端リバーシティ21の対比も面白いです。

Dsc07069_20220505200301

橋の下の水路底には住吉神社の本祭りで使われる大幟の柱が腐食防止のため埋められています。

Dsc07076_20220505195101 隅田川の水門側から見た舟入堀 左手は後に石川島から埋め立てられた側、右手が佃島の北端、奥が住吉神社、行き着く先で堀は右に曲がり、佃小橋へ

Dsc07072_20220505195501 堀が直角に曲がる地点から積田川方向

漁民たちは江戸に下った当初は武家地に仮住まいをしながら漁を行っていましたが、寛永年間(1624〜1644)に武家地内へ町人の居住が禁止されると、隅田川河口の島(石川島)の南続きの干潟およそ8550坪を拝領し、築き立てを行いました。正保元年(1644)2月に完成し、本国佃村の名にちなんで「佃島」と命名し、ここに移り住みました。慶安2年(1649)当時の佃島には戸数80軒、160余名漁民が居住していたそうです。ちなみに石川島は寛永3年(1626年)旗本石川八左衛門重次が徳川家光から拝領し、屋敷を構えたことから石川島と呼ばれました。

Dsc07087_20220505195901 住吉神社の鳥居と拝殿

正保3年6月29日(1646年8月10日)には、息長足姫命(神功皇后)と東照御親命(徳川家康の霊)の分霊を奉遷し、摂津国佃の住吉社(現・田蓑神社)の分霊(住吉三神)とともに祀るべく、住吉神社が創建されました。
住吉神社は佃島を始め、月島、新佃島、晴海と豊海と埋立地が拡大するに従って氏子の数も増えて行きました。

Dsc07086_20220505200801 Dsc07085 境内にはひときわ目立つ鰹塚もあります。

佃住吉神社の例大祭は7月末から8月初旬に開催されます。

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