E491系 East i-E を豊田駅にて撮影する part2
E491系は、通常、クモヤE491-1+モヤE490-1+クヤE490-1の3両から構成されており、場合によっては建築限界測定用のマヤ50 5001をクヤE490とモヤE490の間に連結し、4連で走ることもあります。
2002/5/31 豊田 E491系の愛称 East-i Eのロゴ
クモヤE491-1は地上信号機器・通信機器の測定装置を搭載し、信号・通信関係の検測を行います。下枠交差式PS96Aパンタグラフは測定用のもので、台車はボルスタレス式空気ばね台車(軸距2100mm)で前側がDT68、後側がDT68Aの2軸駆動タイプで、検測等の必要に応じ、1台車の主電動機カットが可能です。先頭の連結器は双頭タイプです。車両重量は45.4t。
◆は集電用パンタグラフ付き車両で中央本線高尾~南木曾間通過可能を意味しています。
モヤE490-1は架線測定用の装置を搭載し、電力関係の検測を行います。集電用シングルアームパンタグラフを2基搭載し、編成の進行方向に応じて使い分けています。台車は前後ともDT65です。車両重量は46.7t。
モニタリング装置はMON11を搭載し、屋根上にモニター窓が突出していますが、中央線等の狭小トンネルも通過できるよう編成全体は低屋根化されています。車両重量は46.7t。
クヤE490-1は軌道状態測定用の装置と測定用の下枠交差型PS96Aパンタグラフを搭載しています。台車は前側がTR253、後側がTR253Aです。遅れ込め制御可能な回生・発電ブレンディングブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ装置が搭載されています。車両重量は43.2t。
保安装置は検測を行う線区に対応してATS-Ps, ATS-P, D-ATC, ATC-10, ATACSが搭載されています。
E491系は定刻の11:02に豊田駅を出発してゆきました。
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