大川端・佃島周辺を散策する part5 中央大橋
大川端・佃島周辺、散策シリーズ、今回は永代橋の下流、隅田川がふたてに分かれ本流の方に架かる中央大橋です。
2021/11/17 中央大橋 上 下流側から 下 上流側から
中央大橋のプレートには東京都のイチョウのマークとパリの紋章「揺蕩えども沈まず」が添えてあります。
竣工は1993年8月26日でレインボーブリッジと同じ日であり、開通したのは1994年1月で東京都道463号上野月島線中央大橋支線(八重洲通り)が通っています。西岸は中央区新川二丁目、東岸は中央区佃一丁目です。二径間連続鋼斜張橋で橋長210.7m、幅員25.0mで橋桁は石川島播磨重工業横浜工場で製作されました。
斜張橋の主塔は兜をイメージしたことが良く分かります。
隅田川はパリのセーヌ河と1989年に友好河川提携が結ばれており、この橋を架ける際にはフランスのデザイン会社に設計を依頼したため、斜張橋の主塔と欄干部分に日本の兜を意識した意匠が施されており、
上流側の中央橋脚部分には当時のパリ市長だったジャック・シラク氏から東京都に贈られた彫刻家オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」と命名された像が鎮座しています。お礼に日本からはパリに屋形船が贈られたとのことです。
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