静かに去っていった東京メトロ 7000系 part1 5両編成で登場した第1次車・第2次車
東京メトロ7000系電車は1974年10月30日の有楽町線開業に合わせ登場しました。7000系は1971年に量産が開始された千代田線用6000系をベースにしていますが、制御方式は電機子チョッパ方式を改良した自動可変界磁(Automatic Variable Field:AVF)式チョッパ制御方式とし、さらなる電力消費量の抑制が図られました。製造は日本車輛製造、東急車輛製造、川崎重工業、近畿車輛の4社が担当し、1989年までに34編成計340両が製造されました。
製造は6次に渡ってなされ、1次車は池袋~銀座一丁目間開業用として1974年3月から10月にかけ4社で、5両編成19本が製造されました。将来の10連化を見越してか、車両番号は7200~7600番台を開けての登場でした。1980年3月27日には銀座一丁目~新富町間が延伸開業し、これに合わせて第2次車1編成が川崎重工業で竣工しました。
1次・2次車は側窓が田の字窓でした。また私もよく記憶していますが、車両間の貫通扉がなく、菅通路がキノコ型の構造をしていました。
1979/9/29 池袋 5両編成の7114F 銀座一丁目行 01S
当時は大学院修士課程の2年生で大学へは西武新宿線~高田馬場~東西線~大手町~千代田線~根津のルートで通っていましたが、9月29日は土曜日でしたので、大学からの帰り道、飯田橋で有楽町線に乗り換え、撮影のため池袋まで乗車したのではと思います。
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