2022年夏 名古屋遠征 JR東海 廃車が始まった311系 part3 G14/G15編成
311系はG13編成まで製造された後、1990年度の終わりに2編成、追加製造されました。
これら2編成は従来の編成と異なり、中央部ドア付近の8か所と車端部の窓が当初から固定式となりました。こういった変更は同時期に製造された211系5000・6000番台や213系5000番台にも踏襲されました。
311系15編成は登場後、数種の改造工事が施工されています。
最初は2001年の転落防止幌の設置工事、2003年8月から2005年12月にかけてのクハ310への車椅子スペースの設置工事(乗務員室次位の山側のクロスシート2脚を撤去、扉脇の固定シートを移設、荷物棚の短縮、吊革の新設、壁に手すりとヒーターを新設、この部分の側窓を固定式に変更)、2004年10月から2007年7月にかけ、ドアチャイムの新設、2006年6月から2008年7月にかけ、菱形パンタグラフをシングルアーム式パンタグラフ(社内形式 C-PS27A形)に交換がなされました。そして2007年11月から2010年12月にかけATS-PTの取り付け工事がなされました。
2008/9/4 清洲 G14編成
2009/3/24 木曽川 G14編成 2009/3/20 清洲 G15編成
2009/3/21 大高 G15編成
2022/8/2 清洲 G15編成
これから315系が投入されるたびに、入れ替わるように311系の廃車が進むものと思われますが、できれば解体ではなくどこかの私鉄で転換クロスシートを生かしてほしいものです。
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コメント
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B 767-281様こんにちは。311系も様々な車両と同様追加改造が施されて現在の姿があるわけですね。思い出すのは201系でパンタのシングルアームへの換装や妻窓閉鎖(転落防止幌設置)改造ではありませんが制御器を銀色に塗装などありました。関西はそれ以上でした。新製から30年ならまあお疲れ様ですね。第二の人生(車生?)を願います。さて岸田はかなり追い込まれていますね。遂に閉会中審議に応じる構。それより臨時国会を開けです。
投稿: 細井忠邦 | 2022年8月31日 (水) 12時53分
B767−281様 今晩は。追加です。ぼう速報系鉄道情報サイトによれば311系G4編成が名古屋工場を検査出場したそうです。東日本のE217系同様、廃車が進みつつ検査を通る編成もいると言う複雑な推移です。本日散歩がてら玉川上水では2027Fが元気で待機していました。国分寺線では2031F元気に働いていました。
投稿: 細井忠邦 | 2022年8月31日 (水) 21時14分
細井忠邦さま、おはようございます。
2回に渡るコメント、ありがとうございます。
確かに同じ系列のなかでも、検査期限が来てハイおしまいと見切りをつけられる編成と今回は検査を通して延命させようという編成があることが分かりますね。それまでの故障の頻度とか傷み具合を判断しての選別なのでしょうね。
そういう意味では西武の2027Fもまだまだこいつはいけると判断されての延命なのかもしれませんね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2022年9月 1日 (木) 04時13分