2022年夏 名古屋遠征 JR東海 大垣車両区の313系 part5 1600番台3連 J161~J164編成
大垣車両区の313系の話題、今回も先のダイヤ改正までは神領区に配置されていたものの、315系の新製配置で大垣区に転属となったJ161~J164編成です。元々は2006年に第3次車として1500番台3連、B103編成の続きとして、B104~B107編成として配置されました。同じように神領区の4連、B1~B3編成に対し、1100番台、B4,B5編成が増備されました。クハ312形の番号はB4,B5編成に続く403~となっています。
第3次車増備における変更点は
・行き先表示器が幕式からフルカラーLED方式に、側面の表示器は一定速度以上になると消灯
・前照灯は白熱灯からHIDランプ(窓下)、超高輝度白色LEDに
・車椅子対応でトイレの大型化、自動扉化、対面座席の廃止
・CPをクハ312形単独搭載(容量2 kl/min)から、クハ・サハ、モハに分散登載(1 kl/min)し、冗長性を確保
→このことにより形式枝番が+100、クハは400番台(Tc'2)となりました。
・純電気ブレーキの採用
・列車無線アンテナ、前面ワイパーの位置変更
・運転席への電流計、非常通報装置の設置
・運転席右手の透明仕切りの追加
・車内案内表示器の英語表示の文字間隔の変更
・ドアチャイムの音色の若干の変更
・非常ドアコックや消火器などのステッカーを蓄光タイプのものに変更
・転換クロスシートを、従来よりも軽い力で座席の転換ができるよう改良
・優先席のモケットを他の座席と共通のものに変更
・各車両間の貫通扉を傾斜式戸閉装置に変更し、ドアストッパーを省略
・車内難燃性基準の改正により、蛍光灯のカバーはガラス繊維製のものが採用され、形状も円弧状に変更
・冷房装置を、オゾン層破壊係数0のR407C冷媒を使用したC-AU715形に変更
・室内側扉脇の手すり端の処理を丸みを帯びたものに変更 2012/9/13 名古屋 B104編成 211系5000番台K104編成との併結運用
2009/3/22 多治見 B105編成
2008/9/4 名古屋 B106編成
2009/3/22 名古屋 B107編成
2022/8/2 清洲 J161編成 東海道本線では他の3連と組んで6連で運用
2022/8/2 清洲 J162編成
2022/8/2 清洲 J163編成
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