2022年夏 名古屋遠征 JR東海 大垣車両区の313系 part1 0番台4連 Y1~Y15, 300番台2連 Y31~Y46編成
JR東海の主力車両である313系は1999年から2014年にかけ15年の長きに渡り、539両が製造され、番台区分に応じ、2,3,4,6両編成が存在します。同社の在来線電車の過半数を占める一大勢力となっており、同社のすべての直流区間で走行が可能であり、事実、全路線で定期運用を持っています。2019年には事故廃車となった2両の代替新造も行われました。大垣車両区(海カキ)には306両、神領車両区(海シン)に88両、静岡車両区(静シス)に145両が配置されています。
大垣車両区配置の編成は東海道本線:浜松・豊橋~大垣・米原間に使用されるY101~Y117編成(6連、5000番台)、Z1~Z5編成(2連、5300番台)、東海道本線:飯田線:静岡・豊橋~本長篠・大垣・美濃赤坂・米原間に使用されるY1~Y15編成(4連、0番台)、Y31~Y46編成(2連、300番台)、東海道本線:武豊線:静岡・豊橋・武豊~大垣・米原間に使用されるJ1~J10編成(4連、1100番台)、飯田線:東海道本線:豊橋~大垣・美濃赤坂・辰野・茅野間に使用されるR101~R116編成(2連、3000番台)、そして2022年3月のダイヤ改正で神領車両区から転属となったJ151~J153編成(3連、1500番台)、J161~J164編成(3連、1600番台)、中央本線:飯田線:豊橋・長野~辰野・岡谷間に使用されるJ171~J173編成(3連、1700番台)で構成されています。
最初は313系第1次車として1999年に製造、大垣車両区に最初に投入された編成です。0番台4連15編成、300番台2連16編成、計92両が配置されました。4連クハ312-1~3は神領区配置の1000番台4連B1~B3編成に、4~6は同じく当初は神領区配置の1500番台3連B101~B103(現在は大垣区のJ151~J153)編成に連結されており、その続番を振ったため7からなっています。
シートピッチ875mmの転換クロスシートですが、扉横と車端部は固定式となっており、実際に乗車すると転換できる座席数は意外と少ないことに気づきます。
1999年7月12日から営業運転を開始し、同年12月4日のダイヤ改正以降、311系に代わり、快速列車及び普通列車の大多数に充当され、所要時間の短縮、列車の増発が行われました。2006年10月1日のダイヤ改正から、5000番台が投入されることで普通列車の運用が中心になりました。それでも300番台や後に神領区から転属した3000番台(B300→R100)2連、5300番台と6連を組んでの快速運用、0番台2本併結、1100番台との併結、311系との併結による8連での快速運用などもあり、浜松・豊橋~大垣・米原間の主力の地位を保ち続けています。2015年3月14日のダイヤ改正では電化された武豊線での区間快速にも充当されています。
300番台は4連(0番台、1100番台、5000番台、311系)と併結し、増結編成として運用されるほか、単独で大垣~美濃赤坂間の運用、大垣~米原間、飯田線の豊橋~本長篠間の運用に充当されました。
2009/3/21 大府 Y1編成
2009/3/23 笠寺 Y3編成
2022/8/2 清洲 Y4編成
2011/12/25 名古屋 Y5編成
2012/9/13 大垣 Y31編成
2012/3/15 美濃赤坂 Y34編成
2005/7/5 柏原 Y43編成
2022/8/2 清洲 Y46編成 3連2本とのブツ3の8連
にほんブログ村
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« キヤE193系 East i-D 水郡線を検測 水戸にて撮影 part2 | トップページ | 2022年夏 名古屋遠征 JR東海 大垣車両区の313系 part2 3000番台2連 R101~R116編成 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2023年12月26日 松本城を見学(2024.12.26)
- 2023年晩夏の関西旅行 城巡り編 その3 岸和田城(2024.12.25)
- 2023年晩夏の関西旅行 城巡り編 その2 彦根城(2024.12.24)
- 2023年晩夏の関西旅行 城巡り編 その1 長浜城(2024.12.23)
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 来年4月からは南海電鉄になる泉北高速鉄道の5000系(2024.12.19)
「電車313系」カテゴリの記事
- 速報版 2024年晩夏 京都の旅 1日 台風の進路に悩まされた往路(2024.09.03)
- 事故にて廃車、代替製造され復活した車番と編成 その1 JR東海 313系(2024.07.01)
- 速報版 3月15日から名古屋を訪問中 帰路は中央線経由で、途中 明知鉄道を訪問(2024.03.21)
- 速報版 3月15日から名古屋を訪問中 17日は岐阜、大垣へ、樽見鉄道に乗車、東大垣、本巣、そして谷汲口から旧谷汲駅へ、そして樽見まで(2024.03.20)
- 速報版 3月15日から名古屋を訪問中 16日は藤が丘~八草間のリニモ、愛知環状鉄道 八草~岡崎間に乗車、トヨタ博物館も訪問(2024.03.19)
« キヤE193系 East i-D 水郡線を検測 水戸にて撮影 part2 | トップページ | 2022年夏 名古屋遠征 JR東海 大垣車両区の313系 part2 3000番台2連 R101~R116編成 »
コメント