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2022年9月 9日 (金)

大川端・佃島周辺を散策する part13 旧新橋停車場跡・鉄道歴史展示室

8月の末頃だったと思いますが、気象庁は今年の関東地方の梅雨明けは正確には7月23日頃だったと訂正しました。四谷から晴海埠頭までバスに乗車、晴海埠頭から勝鬨橋、同資料館、築地場外市場、浜離宮恩賜庭園を巡り、最後に旧新橋停車場を訪問したのは6月28日のことで、関東地方は9日間連続の猛暑日となり、気象庁もこのときは思わず「梅雨明け宣言」をしてしまいましたが、その後、7月中旬は梅雨らしい天気に戻り、結局のところ梅雨明けしたのは7月23日頃に落ち着いたようです。

Photo_20220908080801 2022/6/28 浜離宮恩賜庭園から旧新橋停車場へ この地図の斜め右上の凸の字を横向きにした建物が旧新橋停車場

浜離宮恩賜庭園を後にして、新橋駅方面に向かうと、「中抜き」、「五輪汚職事件」という言葉が真っ先に思い浮かぶ電通汐留本社前を通り、汐留シティセンター地下街に入ります。普段、あまりこちらには縁がないもので電通本社がここにあったことも今回初めて知りましたが、この一角に旧新橋停車場跡・鉄道歴史展示室があります。

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Dsc099972022/6/28 旧新橋停車所のプラットホームと復元された線路、遺構

我が国最初の鉄道路線の起点として、1872年10月14日に開業しました。1914年12月20日に東京駅が開業し、旅客ターミナルの機能は移転しましたが、広大な駅構内を貨物駅として使用することになり、汐留駅と改称しました。しかし、1923年9月1日に関東大震災で開業時からの駅舎は焼失、1934年3月に鉄筋コンクリート2階建ての駅舎に建て替えられました。1965年5月12日、「旧新橋横浜間鉄道創設起点跡」として国の史跡に指定、発掘調査が行われ、風化を防ぐため埋め戻されましたが、2003年に開業当時の駅舎が再現されました。

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ホーム横には3m分の線路が敷設されています。当時のレールは擦り減ったらひっくり返して使える双頭式レールでした。

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Dsc09998 線路の終端には車止めがあり、その裏には0マイル標識が建っています。

Dsc00006 Dsc00005 プラットホームの裏側に回ると、駅舎の玄関が再現されており、9段あった階段の切り石が遺構として残されています。駅舎の建物は鉄道展示室として公開されています。

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Dsc00009_20220908104101 訪問した時は鉄道歴史展示室において「鉄道博物館100年のあゆみ」という企画展が開かれていました。

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