「黒い」山手線 内回り走行を撮影
鉄道開業150年記念の一環としてJR東日本はアメリカ動画配信大手のNetflixと共同で、10月1日から12月31日までE235系トウ15編成にラッピングを施し、ADトレイン「黒い山手線」として運行しています。黒と赤のカラーリングは1号機関車をイメージしたものだそうです。
2014/5/24 鉄道博物館
「1号機関車」は1871年英国Vulcan Foundry社製(製造番号614)で鉄道開業にあたり、明治政府鉄道院が発注した蒸気機関車5形式10両の中で最も早く到着した機関車であることからこのように呼ばれました。 動輪直径1295mm、車軸配置2-4-0、2気筒単式、飽和蒸気タンク式で同形式は1両のみでした。使用成績は芳しくなく現場はかなり苦労した様です。新橋~横浜間で約8年間の使用後、1880年11月には東海道線神戸地区に転用、1885年には運転台に外覆の設置、ボイラー位置を高くする改造、蒸気ドームを運転台直前から車体中央へ移し、元の場所に汽笛を設置する改造等がなされ、半田に異動、中山道幹線の建設資材輸送用に使用され、1905年には大阪地区で入換専用機となりました。1906年の鉄道国有法施行、1909年の鉄道院の車両称号規程で150形と定められました。1911年4月1日付で島原鉄道開業用に譲渡され、昭和の初めに貴重な1号機関車ということで鉄道省に返還、保存という流れになり、1930年600形656号機と交換で鉄道省に返還、大宮工場で整備、1936年から万世橋の鉄道博物館で静態保存、2007年からさいたま市の鉄道博物館で保存となりました。1958年に第1回鉄道記念物に指定、1997年4月18日に、鉄道車両としては初めて国の重要文化財(歴史資料)に指定されました。
2022/10/8 秋葉原 10月8日、土曜日は16G(内回り)運用に入っていました。午後から撮影を試み、まずは秋葉原で撮影、こちらは外回り電車に乗り、恵比寿で2度目の遭遇、さらに駒込で3度目の遭遇となり、駒込から渋谷までは乗車し、車内の撮影を行いました。各駅とも結構、撮影している方がいっぱいいました。
車内の広告、ディスプレイの表示はすべてNETFLIXでした。
2022/10/8 渋谷
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