2022年夏 名古屋遠征 近鉄一般車も米野駅にて撮影
近鉄名古屋線の一般車と言えば、
1810系 1967年 抵抗制御
2800系 1972年登場 冷房搭載、ロングシート車、2610系 1972年登場 元クロスシート車
1000系 1972年登場 冷房搭載で登場の1200系も統合
2000系 1978年登場 ビスタカーII世の機器を流用した抵抗制御・冷房車
1010系 1987年登場 奈良線・京都線の920系を転用
1400系 1981年登場 界磁チョッパ制御、1201系 1982年登場 1400系の2連版 1200系 1201系の4連
9000系 1983年登場 8810系の2連版 界磁チョッパ制御
1422系 1984年登場 三菱製VVVF車、1230系 1989年登場 日立製VVVFの1220系をベースに標準軌線共通化
5200系 1988年登場 転換クロスシート車
などが走っていますが、とにかく形式名が複雑なのが特徴です。
2801F2815F
1960年代、大阪・名古屋線の急行用車両として当時の国鉄近郊型に準じた車両として2600系が試作されました。車体は片側4扉でトイレが装備され、全席クロスシートとなりました。1971年、2600系の冷房化車輌として2680系3連2本が試作されました。1972年11月から1976年10月にかけ、2600系、2680系の量産版として2610系4連17本が製造され、大阪線、名古屋線に投入されました。1996年から1997年にかけて2621F,2626F,2627Fの3本が車体更新時にL/Cカーに改造されました。2800系は2610系のロングシート仕様として1972年7月から1979年11月にかけ、2連2本、3連4本、4連11本が製造されました。2811F,2813F,2817Fも1997年の車体更新時にL/Cカーに改造されました。
1247F 1233系
1260F 1253系
日立製VVVFを搭載した系列のうち2連は1220系、4連もしくは6連は1020系を名乗り、1230系は機器配置の標準化車(1231F,1232F)、1233系は全線共通車体採用標準仕様車(1242F,1243F,1247F,1248F)、奈良線用にSIV化したのが1249F、さらにボルスタレス台車化したのが1252系、1252系を大阪・名古屋線向けにしたのが1253系となっています。1253系には1253F,1255F,1257F,1260F,1261Fが含まれます。
5209F 5209系
5200系はそれまで名古屋線・大阪線で運用されていた2600系、2680系、2610系などの対面固定式クロスシートを転換式クロスシートとした車両で4連13本が製造されました。1991年登場の5209F,5210Fは補助電源装置がSIVになり、5209系に、1993年登場の5211F~5213Fは台車がボルスタレス台車となり、5211系に。
近鉄は2022年5月22日に2000年にデビューしたシリーズ21の9820系9830F以来となる新車を2024年秋に投入とのニュースを発表しました。24年ぶりの新車となりますが果たしてどんな車両となるか楽しみでもあります(情報はこちら)。
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コメント
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B767−281様 今晩は。近鉄の車両については前にもご紹介いただきましたが、形式が細かく分かれているのには本当に驚きです。昔奈良に行った時に800系という湘南顔もどきの電車を撮影したのを思い出しました。なかなか個性的で好きでした。近鉄も近々数年ぶりの新車が出るそうで、少しずつ古い電車の淘汰が進みそうですね。私の近辺では通勤に使っている青梅線のE233系の4連口のワンマン改造が進んでいます。改造された車両には中央線では使用できない、というような啓示がなされています。グリーン車はまだ実物を見ていませんが、12両になった時休日のホリデー快速がどうなるか気になっています。最近セコイ商売をしている東日本ですので特急になったりするのか心配です。
投稿: 細井忠邦 | 2022年11月 8日 (火) 20時15分
細井忠邦さま、おはようございます。
近鉄の800系、私も以前、大和西大寺とかで写した憶えがあります。丸っこくした湘南顔でしたね。
青梅・五日市線用のE233系、ワンマン編成、以前、検測車を豊田で見た際に見かけました。立川などで撮影できるかなと思っているのですが、その後なかなかお目にかかれません。
H57編成の試運転、先の土曜日、西国分寺で偶然見かけました。その時は12連でした。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2022年11月 9日 (水) 04時06分