2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 13 犬山橋を渡る車両たち
前述の通り、各務原鉄道は1927年9月20日、その路線を東鵜沼駅(現在の新鵜沼駅)まで延伸されましたが、それ以前の1926年10月1日、(旧)名古屋鉄道により新鵜沼駅が開業しました。両線の開業後、新鵜沼駅は統合されましたが、犬山線が1500Vなのに対し、各務原線は600Vのため、両線は分断されていました。1964年、各務原線の昇圧に合わせ、ホームの改築が行われ、両線は一体化しました。
犬山には1970年代に家族旅行で下呂温泉に行った帰りに高山本線の鵜沼駅で下車し、明治村を訪れており、その後も高山本線、美濃太田、大多線、多治見、中央西線と回る小旅行で訪れいていますが、犬山線の犬山橋を渡るのは今回が初めてでした。
犬山橋の架橋建設は1925年11月で1926年10月1日から鉄道の運行が始まりました。橋を架ける際、「道路と鉄道との共用」「愛知県・岐阜県・名古屋鉄道の三者により架設」「この三者が費用を分担すること」が合意され、鉄道・道路併用橋となりましたが、道路の交通量の増加、渋滞、電車との接触事故などの発生もあり、2000年3月28日、並行して架けられた橋が自動車、歩行者用となり、現在は電車線用となりました。
2200系 新鵜沼と豊橋、中部国際空港を快速特急、特急として結んでいます。前の2両は特別車両で2000系ミュースカイと同様の室内となています。
5000系 5007F パノラマスーパーの愛称で親しまれた1000系の機器・台車を流用、ステンレス車体の3扉ロングシート車
犬山城天守閣から見た犬山橋を渡る名鉄電車
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