2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 19 小牧線で上飯田へ
犬山から御嵩まで広見線、往復をした後は小牧線で上飯田往復です。
2022/8/3 犬山駅の列車案内 小牧線の列車は地下鉄上飯田線に直通し、平安通行となっています。
車両は地下鉄乗り入れ用としてステンレス車体の300系4連が使用されています。こちらは8編成あります。
小牧線は2003年に名古屋市営地下鉄上飯田線の開通で名城線平安通までの直通運転が開始され名古屋中心部へのアクセスが飛躍的に向上した路線です。
ただ、小牧以南は複線ですが、小牧以北は単線区間となっており、ローカルムードが漂う路線でもあります。
犬山を出発し、次の駅羽黒との間に五郎丸信号所があり、犬山に向かう編成との交換が行われます。この信号所は小牧~犬山間、15分間隔運行のため、2002年3月に開設されました。ちなみに対向編成は名古屋市交通局の7000形です。0.8㎞の上飯田線~小牧線乗り入れ用に名古屋市交通局が2編成製造しました。
1931年2月11日、名岐鉄道が城北線として上飯田~新小牧(現在の小牧)間を開業しました。同年4月29日には犬山まで延伸し、大曾根線と改称しました。電化に関しては上飯田~新小牧間が1942年7月1日、新小牧~犬山間が1947年11月24日となっています。
小牧を過ぎると複線となり、路線の雰囲気が大きく変わります。
小牧線は元々、名古屋電気鉄道が犬山線の培養線として岩倉~小牧間を結んだ路線(1920年9月23日に開業)に付けられた名称でした。大曾根線が開業すると上飯田から名古屋市電(御成通線)への連絡で客足を奪われ、終点の小牧駅を大曾根線の新小牧駅とし、新小牧駅は小牧駅に改称されました。1948年5月16日、小牧線(岩倉~小牧間)は岩倉支線と改称されました。1955年1月22日、架線電圧を600Vから1500Vに昇圧しましたが、営業成績は伸びず、1964年4月26日、廃止となりました。
味鋺(あじま)を過ぎると地下線に入ります。地下化のため、それまでの地上区間,2.0kmは廃止されました。
一方、大曾根線も岩倉支線の廃止の7年後の1971年2月1日、名古屋市電が廃止されたことで名古屋中心部への鉄道連絡を失ってしまいました。それが地下鉄上飯田線との相互直通運転で復活したのは2003年3月27日のことでした。
駅名標
上飯田~平安通間は名古屋市交通局上飯田線となっていますが、0.8kmの我が国最短の路線です。施設は上飯田連絡線株式会社(第三セクター)の所有(第三種鉄道事業者)となっており、味鋺~上飯田間も同社が第二種鉄道事業者として所有しています。
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B767−281様 今晩は。この名鉄300系も名古屋市交通局7000形も何か東急の3000系に似ていますね。その昔3700形でしたか?東急の車両が名鉄に応援に入ったことがありましたが、勝手な想像ですが何か因縁を感じます。全く無関係ですが、敵機基地攻撃能力とか言って軍事費をやたらと増やす今の政権、許し難いです。それに乗っかっていくKめい党、平和の党の看板はどこへ行ったのでしょうか。
投稿: 細井忠邦 | 2022年12月 8日 (木) 21時02分
細井忠邦さま、おはようございます。
私は名鉄の車両に関しては全くと言っていいほど知識がなかったので今回、調べてみると東急3700系(1948年導入)が1975年から1986年にかけ、全車名鉄に譲渡されているのですね。名鉄では3880系と名乗ったとのことですね。当時、パノラマカーなどの2扉クロスシートが中心の時代に通勤ラッシュに対応できる車両として導入された様ですね。
防衛費増に対応するために増税するって、今年はロシアのウクライナ侵攻で数々の物品の値上がり、さらに円安での物価上昇が起こっているタイミングで増税なんてまさに何考えているのかという話ですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2022年12月 9日 (金) 04時43分