西武鉄道 2000系 2405F+2505Fの廃車
最近、名鉄の話題にかかりきりで地元、西武鉄道の話題から遠ざかっていますが、まずは昨年12月20日に2000系2連の2405Fと2000N系4連の2505Fが横瀬基地に廃車回送された話題です(ニュースソース)。
2016/5/6 小平
2016/5/30 井荻
2021/7/20 小平~久米川
2021/11/11 萩山~小平
2405Fは新宿線の各停8連化の際に増結用2連が必要となり、2000系の第4次車として2401F~2415Fが新造されました。1983年4月7日に所沢車輛工場で竣工、2000年11月6日にはCPがAK-3からHS10に換装、2004年6月22日に更新修繕を受け、パンタグラフのシングルアーム化改造や車椅子スペースの設置等のバリアフリー化工事を受けています。同期の2連8編成のうち、クハ2410,2412,2414,2416は第3次車として製造された2031F, 2033F初代6連の編成解体で浮いた4両のクハの半数を方向転換、改番して対応しました。1986年3月23日の田無追突事故で2415Fは早々と廃車になりました。
2001/12/31 萩山 多摩湖線運用投入時
2017/1/21 本川越 国分寺線運用投入時
2016/5/5 井荻 4連併結で新宿線本線各停運用
2021/7/19 萩山~小平
1987年度末の1988年3月、2000N系の第一陣として4両編成4本、2両編成1本、6両編成1本が2000系第6次車として登場しましたが,2505Fはその一員で1988年3月31日に東急車輛で竣工しました。1993年1月18日には減パン工事、2003年4月18日にはMG,CPの換装工事を受けています。
さらにその1週間前の2022年12月13日に武蔵丘車両検修場に入場した2000N系8連の2069F(ニュースソース)ですが、情報によると「西武鉄道110周年記念トレイン」に塗装されているようで、1月24日から西武池袋線にデビューするようです。西武鉄道の前身、武蔵野鉄道が1928年6月に川崎造船所に発注した2扉クロスシート車、全鋼製車体の制御電動車デハ5560形、制御車サハ5660形をモチーフにしたものとなるようです。デハ5560形5561・5562、サハ5660形5661・5662は後年モハ241・242、クハ1241・1242に改番され、モハは1959年4月、クハは1958年7月まで活躍しました。廃車後は近江鉄道に譲渡されました。
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B767−281様 こんばんは。寒いですね。でも水曜日はもっと寒くなるそうでキツイですね。さて2069Fデスが、巷にいろいろな情報が飛び交っていますが、どうやら茶色だそうで楽しみです。一瞬前に京急とコラボして赤に白線の9000系が走っていましたが、(真っ赤で多摩湖線に一部が健在)今度は阪急とコラボなどと思ってしまいました。名鉄の車両編も楽しみに拝見させていただいております。
投稿: 細井忠邦 | 2023年1月23日 (月) 16時54分
細井忠邦さま、おはようございます。
一年で最も寒い時期ですから、やむを得ないとしても、春が待ち遠しいのがこの時期ですね。日の出の遅さも気になりますね。
西武鉄道110年記念号、本日デビューのようですが、果たしてどんな茶色になるのか楽しみですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2023年1月24日 (火) 04時01分