2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 35 碧南~知立~猿投 三河線 海線から山線へ
三河線、海線で碧南に到着後は折り返します。
2022/8/4 駅名標
碧南市は東側は矢作川の河口、西側は細く深く内陸部まで入った衣浦湾に挟まれており、同湾には衣浦トンネル(全長1.7km)が横切っており、県道265号線で半田市と結ばれています。このトンネルは海底に溝を掘り、トンネルエレメント(沈埋函)を沈める沈埋式工法で開通した国内では3例目(1例目は1944年開通の大阪市の安治川トンネル、2例目は1964年開通の首都高速1号線の羽田トンネル)で前2例がいずれも河底に設置されたのに対し、衣浦トンネルは初の海底トンネルとなりました。1973年8月1日に開通しましたが、交通量の増大で北側に新衣浦トンネルが設置され2003年3月19日に開通しました。
午前中に河和線知多半田駅を通りましたが、碧南駅は意外とそのそばであったことが後で分かりました。
碧南駅にも1編成4連の6000系がいましたが、三河線では2連以外に4連の6000系も活躍しています。
知立駅に戻った6000系は海線碧南方面へは行かず、山線猿投行となる運用でした。
山線には知立~猿投間は両端駅を含め12駅あり、平戸橋以外の駅で列車交換が可能で土橋駅と豊田駅以外は島式ホーム1面2線方式となっています。三河知立駅は現在の知立駅が誕生する前の知立駅で愛知電気鉄道との接続駅でもありました。ここには電留線があり、土橋駅と終点猿投駅にも電留線があり、猿投駅には検車支区が併設されています。
三河知立駅を出ると複線区間となりますが、連続立体交差化の高架線は複線で用意されていますが軌道は単線になります。知立駅付近の連続立体化と合わせ、三河知立駅は移転する予定だそうです。
前述の通り、海線と山線では路線記号も別々になっており、前者がMUなのに対し、後者はMYとなっています。若林駅や竹村駅で列車交換する場合は島式ホームを挟んで右側通行方式で列車は入線します。これは構内踏切の位置関係やかつてのタブレット閉塞方式時代の名残と言われています。
豊田市~梅坪間は豊田線の列車も走行する関係から複線となっており、 雨模様になってきましたが、梅坪で三河線は右に分岐します。
14:50に知立を出発して34分後の15:24に終点、猿投に到着します。
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