2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 51 車両編 6000系 その2 4連の活躍
6000系は1976年から製造が始まり、4連は1983年まで、2連は1985年まで製造が続き、それぞれ26本ずつの計156両が製造されました。瀬戸線への転属、老朽化廃車の開始などで昨年8月時点では4連11本、2連18本の計80両の所帯となっています。2連は全てワンマン対応改造が施工され、4連は6007F、6008F以外、ワンマン対応改造されました。また更新修繕にあたる、重整備は6013F以前の若番の2連以外の2連に対して行われました。
2022年夏の旅で撮影した6000系4連の写真を紹介します。
1)本線系運用
2022/8/3 6028F 須ヶ口
名鉄岐阜5:19、準急 知多半田行 三河線や蒲郡線、広見線ではまだまだ運用されると思いますが、本線系での優等列車の運用はどんどん少なくなっているようです。この列車は名鉄岐阜から知多半田まで名古屋本線~常滑線~河和線を2時間走ります。
6028Fは6次車ですが、5次車から側面窓は連続窓から開閉可能な一段上昇窓に変更されました。これは冷房の使用期間を短縮するための省エネ対策でした。5次車から冷房装置も冷房能力10,500 kcal/hのRPU-3004A形を2台搭載に変更され、新たに熱交換型換気装置(ロスナイ)を設置することによって熱損失の防止が図られました。
2022/8/3 日比野~佐屋 編成番号不詳
こちらは豊明5:40発、普通弥富行で名古屋本線~津島線~尾西線を1時間20分かけて走り、弥富に到着します。
2022/8/4 米津 編成番号不詳
こちらは11:36 弥富発 急行吉良吉田行で尾西線~津島線~名古屋本線~西尾線を1時間50分走ります。
2022年8月の時点ではこういった本線系の運用をしばしば見かけることがありました。ただ9500系の新造車両の運用開始で今後は6000系の本線系運用はどんどん減ってゆくと思われます。
2)支線系(三河線)の運用
2022/8/4 碧南 6003F
三河線用にワンマン対応改造を施行された編成 碧南駅で休んでいました。
本線で活躍する後期の編成に較べ、3次車までの編成は前面行き先表示器が小さいのも形態的特徴です。
22022/8/4 知立 6004F
知立駅14:47発、碧南行 碧南着15:22 三河線の運用は2連が主のようですが、中には4連の運用もありました。
側面の客用扉の窓は3次車までは小さく、4次車から大型化されました。
2022/8/4 猿投 検車支区で休む6005F
昨日の記事にあるように6000系4連のうち6001F~6005F,6015F~6017Fの8編成が三河線用ワンマン改造を受けています。
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