2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 56 車両編 6800系 6500系同様に増備の途中でモデルチェンジ
6500系が界磁チョッパ方式で1台の制御器が8基の主電動機を制御する1C8M方式だったのに対して、6800系は2両編成で主電動機は4基のため、1C4M方式となりました。
1989年、6500系の6次車、6800系の3次車から車体構造が変更され、所謂、「金魚鉢」スタイルとなりました。このときの増備は15本という大量増備でもありました。
1990年の増備から6800系のシートはオールロングシートになりました。1992年の増備は6500系、6800系にとって最後の増備、6500系第8次車、6800系第6次車となり、6500系もオールロングシートでの登場となりました。1995年6月、クロスシートだった6804Fがロングシート化改造を受けました。以来、クロスシートのロングシート化改造は他の6800系編成では行われていないようです。現時点で痕跡は残っていませんが2001年ごろまでに6500系、6800系では側扉の上半分と1・2次車の前面窓上部をダークグレイに塗装変更したことがありました。これは1993年に登場した3500系に倣ったものでしたが、2005年頃までにスカーレット1色に塗り替えられ、消滅しました。
2022/8/3 栄生 6800系 編成番号不詳 1・2次車 「鉄仮面」スタイル
2009/3/23 金山 編成番号不詳 3次車以降 側窓は連続窓風になりました。
2011年3月26日のダイヤ改正で尾西線(津島~名鉄一宮間、名鉄一宮~玉ノ井間)と豊川線投入用に6800系、6828F~6839Fがワンマン対応改造を受けました。改造内容は扉開閉回路の間接制御化、自動放送装置の新設、足踏みデッドマンの設置等でした。
2022/8/3 須ヶ口 6837F ワンマン仕様2連が名古屋本線を行く
2017/8/4 豊川稲荷 6831F 豊川線で活躍するワンマン仕様車
2022/8/3 津島~町方 尾西線から津島線、名古屋本線へ
2017/8/4 6834 運転台 ワンマン対応仕様
6800系のワンマン対応車は各駅に精算システムが準備されているため、車内では運賃清算を行わないため、6000系のワンマン対応車に較べると普通の車両との違いが目立ちません。
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