2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 55 車両編 6800系 6500系の2連版として1987年に登場
6000系は4連と2連が製造され4連は1983年2月製造の8次車で終了、以降1984年2月からは6500系となりましたが、2連は1985年6月製造の第10次車まで製造が続きました。2連が保守の軽減、省エネルギー化で6800系となって登場したのは1987年12月からでした。系列名は瀬戸線用に1978年に6600系(ク6600+モ6700)が登場していたので、それに続く6800系(ク6800+モ6900)となりました。
主要諸元
最高速度 100 km/h,110 km/h :1996年以降
起動加速度 2.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
全長 18,900 mm
全幅 2,730 mm
全高 3,880 mm(集電装置なし)4,200 mm(集電装置あり)
車体 普通鋼
台車
住友金属工業 FS521B(電動台車) FS098B(付随台車)
主電動機 東洋電機製造 TDK-8050A
主電動機出力 150 kW× 4基 / 両
(TDK-8050A…直巻整流子電動機・端子電圧750 V・定格回転数2,000 rpm)
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 84:15=5.6
制御方式 界磁添加励磁制御
制御装置 回生ブレーキ付界磁添加励磁制御 CB-16C-40A
制動装置 回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(HSC-R)
保安装置 M式ATS
6800系の特徴は6500系のように界磁チョッパ制御による回生ブレーキ搭載ではなく、界磁添加励磁制御(国鉄205系と同様の)による回生ブレーキ方式としたことでした。車体等は6500系と同じで1次車は6500系5次車と同じ鉄仮面フェースで、3次車からは6500系6次車以降と同じ「金魚鉢」フェースで登場しました。4次車まではクロスシートでしたが、5次車からはオールロングシートになりました。
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