2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 71 車両編 1000系の機器を流用して誕生した5000系(2代)その1
名鉄車両編の最初に1000系を紹介した際に、1000系は元々、4連の両側に展望席を設けた編成が21本製造されましたが、3次車の製造が一段落した1990年10月に1011Fから1016Fを2分割、展望席を含む側を豊橋側に揃え、新製した1200系4連と併結し、一部特別車特急とすることにしました。残された15編成は全車特別車編成として引き続き活躍しましたが、2008年の特急政策の変更:「ミュースカイ」を除く全ての特急の一部特別車化により、2007年6月から廃車が始まり、2008年12月26日を以って全車が運用離脱しました。
このときに主要機器、台車等を流用し、新規に3300系や3150系と同様の日車式ブロック工法で作製した19m級片側3扉オールステンレス車体と組み合わせて製造されたのが5000系(2代)でした。名鉄5000系といえばカルダン駆動方式を本格採用した1955年に登場した正面2枚窓スタイルの車両が1986年まで活躍していましたが、早くも2代目の登場となりました。
主要諸元
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
編成定員 522(座席192)人
車両定員 先頭車125(座席44)人 中間車136(座席52)人
自重 ク5000形33.6(31.2)t モ5050形37.0(36.4)t モ5150形37.0(36.0)t ク5100形30.5(28.3)t
括弧内は5010 - 5014編成の数値
全長 先頭車 18,900 mm 中間車 18,830 mm
全幅 2,744 mm 外板間 2,730 mm
全高 先頭車 3,979 mm (冷房装置上面)中間車 4,110 mm (パンタグラフ折畳)屋根高 3,600 mm
主電動機 直流複巻電動機 TDK8225-A
主電動機出力 150 kW × 4 / 両
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式(TD継手)
歯車比 82:17(4.82)
編成出力 1,200 kW
制御方式 界磁チョッパ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ 保安ブレーキ 耐雪ブレーキ 増圧ブレーキ
保安装置 M式ATS
先頭車前面は普通鋼製です。
名鉄5000系(2代) 編成と型式、製造次数
1000系15編成のうち、1001Fは種車とはなっていません。5009Fまでに1010Fの機器類が使用され、1017Fから1021Fまでが5010F以降の番号となっています。ただ5000系の製造次数としては2次3次が混じっています。これは種車の製造次数によって台車や一部の機器が異なるためです。
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