世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その10 SR-46と並行して発注された国際線用747、JA8127
cn21031/ln255のJA8127は1975年5月16日に登録されました。JT9D-7AWを装備した-246Bで1990年10月までJALのフリートでしたが、その後、1993年10月まではジャパン・エア・チャーター(JAZ)籍となっています。この間の1991年10月30日、成田発アンカレッジ経由、北回りヨーロッパ線の最終、デュッセルドルフ経由パリ行きJL473便として運航されたのがこの機体でした。1993年5月2日から2003年1月15日まではJAL籍となり、抹消後はオリエント・タイ航空に売却、HS-UTIとなり、2005年10月にはバンコクでストア状態に、2009年4月に解体されました。
ネットに残る事故報告書としては1975年9月22日、JL72便(乗客338名、乗員21名)として東京国際空港を22時58分に離陸後、巡航高度35000ftで飛行中、9月23日午前3時50分頃、9か月の幼児の容体が急変し、機内で亡くなる事故がありました。死亡原因は慢性腎臓病による尿毒症でした。さらにもう一件、1976年10月10日、JL11便(乗客174名、乗員23名)としてバンクーバー国際空港から東京国際空港に向かっている際に、アラスカ西方の公海上空の高度35000ftを飛行中、58歳男性が心筋梗塞で亡くなる事故がありました。
1996/11/16 NRT
1997/9/20 NRT
1996/8/13 HND ドメス運用
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