EF210-901号機を大船にて1068レで撮影
EF210-901号機に関しては最終全検と言われる第3全検を2022年3月17日に受け、新塗装になって活躍を開始しましたが、なかなか撮影のチャンスがありませんでした。昨日の記事にあるように4月6日木曜日に5082レで越谷タまで来たときは遅れで撮影機会を逃がしてしまいました。その後の運用を調べると、4月9日、日曜日1068レで東京タに来ることが予測されたので大船で撮影することにしました。
2023/4/9 大船 EF210-901 1068レ
901号機の場合、量産機と違って側面のナンバーは運転席後方の下側についており、ちょうど白帯と重なる位置にあるため、白帯はナンバーと重ならないように切れていますが、白帯の中心線とナンバーの中心線はズレています。
形態的にもスカート右側の元空気ダメ管が無かったり、KE72ジャンパ連結器がスカート前面から突出していたり、乗務員室扉の幅が量産機より広かったり、屋根昇降ステップの位置、運転台屋根側面の欠取りの形態、信号炎管の位置、誘導員手摺の位置に違いが見られます。
この機会にこれまでの901号機の足跡を見てゆきましょう。
2003/3/28 新大阪
EF210の基本番台は登場当初は側面のルーバー(通風孔)の縦幅が小さいタイプで登場し、後に拡大されましたが、901号機はルーバー自身がありませんでした。塗装に関しても量産機と較べると黒と青の側面塗装のパターンが異なっていました。それ以外にも主電動機はFMT3形(565kW)、歯車比は1:4.44、軸距は2600mm、中間台車FD5,両端台車FD6と量産車とは異なっていました。
2005/8/23 千里丘
2005年3月29日の第1全検の際にルーバーの改造が行われ、100番台同様に基本番台全機の側面に大型の通風孔が設けられました。さらに量産化改造が実施され、主電動機はFMT4、歯車比1:5.13に変更されました。全検後、5か月ですが、この頃は塗装の劣化は目立ちません。
2008/9/6 清洲
この頃になるとなぜか901号機だけは前面塗装の剥離が顕著になってきました。
2011/5/8 八丁畷
他の基本番台や100番台に較べ、なんで901号機だけがこんな状態にと思えるほどでした。
2012/6/30 大宮
これが旧塗装時代最後の撮影です。2013年5月1日には第2全検を終えているのでその後は塗装に問題は無かったのかと思います。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 4月6日木曜日 臨8097レにて全検明け、新塗装のEF210-125を撮影、901号機 5082レの撮影は失敗 | トップページ | EF210-1号機を西国分寺にて5082レで撮影 »
「電機EF210」カテゴリの記事
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その1 安治川口駅(2024.11.12)
- EF210 基本番台 久々の全般検査で17号機が新塗色に(2024.06.13)
- 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その6 ささじまライブ駅で撮影した列車 EF210+EF510 異種単機重連とその後(2024.01.30)
- 今年度新製のEF210-300番台が本格稼働開始か?(2024.01.22)
- 2023年 北九州旅行 その53 本州最西端の貨物駅に向かう貨物列車(2023.10.02)
« 4月6日木曜日 臨8097レにて全検明け、新塗装のEF210-125を撮影、901号機 5082レの撮影は失敗 | トップページ | EF210-1号機を西国分寺にて5082レで撮影 »
コメント