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2023年7月31日 (月)

2023年 北九州旅行 その24 黙々と任に就くJR九州のDE10達

ローカル線の貨客車牽引や入換用途を主目的に1966年から1978年にかけ708両が製造されたDE10形ディーゼル機関車は

基本番台 SG装備 158両(1~158) 1~4 試作機 12~19 入換専用機(SGは非搭載、準備工事のみ)1966年~1970年
500番台 SG非搭載 74両(501~574)1968年~1970年
900番台 重入換用試作機 901 1967年
1000番台 SG搭載 燃料噴射ポンプや予燃焼室の形状を改良して出力を向上したDML61ZB形 (1,350 PS / 1,550 rpm) を搭載 210両(1001~1210) 1969年~1973年
1500番台 SG非搭載 DML61ZB形搭載 265両(1501~1765)1970年~1978年

日本各地のローカル線で蒸気機関車を置き換え、動力近代化に貢献し、国鉄民営化の際には約半数の361両が旅客6社、貨物会社に承継されました。

JR東日本に承継され除雪用として活躍していたDE15が除雪用モーターカーの導入でJR貨物に売却され、DE15形1000番台を種車にしたものがDE10 3000番台、DE15形1500・2500・2550番台を種車にしたものがDE10 3500番台となりました。

JR九州には19両が承継され、2020年4月時点で熊本車両センターに7両、鹿児島車両センターに1両の計8両が在籍します。
熊本配置機 1195,1206,1207,1209,1638,1753,1756
鹿児島配置機 1755

De10-1195-230601 2023/6/1 博多 熊本車両センターから遠賀川に向かう1195号機

De10-1195-230601_20230730103001 2023/6/1 遠賀川 1195号機 レールチキを連結

De10-1638-100320 2010/3/20 熊本 1638号機 SL人吉の客車、58654号機を牽引して入線

De10-1638-100829-2 2010/8/29 遠賀川 1638号機

De10-1638-100830-2 2010/8/30 香椎 1638号機

Dsc09895 2017/10/14 博多 1753号機 「ななつ星 in 九州」客車を竹下からエスコート

De10-1756-020322 2002/3/22 長崎 1756号機 BT客車の入換え

JR九州所属のDE10形は現在、すべて1195号機のように黒色に塗装されています。

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2023年7月28日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その25 JT9D-7Qエンジン搭載の旅客型最終機 JA8155

cn22746,ln548として1981年11月17日に初飛行、同年12月16日JA8155として登録されたB747-246BはJALに納入されたP&W JT9D-7Qエンジン搭載タイプとしては最後の旅客型となりました。7Qエンジンの威力でアメリカ、オセアニア、中国線などに活躍、1992年2月にJAAに移籍しました。JAAに移籍の際にオセアニア線就航時代に搭載していた上空大気の採取機器をJA8131に積み替えています。

国土交通省の航空事故報告書によると1983年9月11日、ロサンゼルス空港から新東京国際空港に向かう定期便(便名記載なし)旅客329名(幼児6名含む)、乗組員24名(運航乗務員5名、客室乗務員19名)搭乗でJST5時18分に同空港を離陸、新東京国際空港の東330kmの公海上空にて、15時20分頃、43歳の男性乗客が発作を起こし、機内で酸素吸入、心臓マッサージ、人工呼吸等の措置が施されました。機体は16時08分に新東京国際空港に着陸、16時12分に駐機、16時25分に救急車が到着、救急隊員が搭乗し、心臓マッサージ・人工呼吸が行われましたが、20時14分に同機に到着した警察医により、死亡が確認されました。死因は心不全、死亡推定時刻は15時30分頃とされました。

1987年10月20日、新東京国際空港からオーストラリア・シドに-国際空港に向かう定期便(便名記載なし)にて21時50分頃、硫黄島の南東約200kmの公海上にて女性旅客(65歳)が食事中に食物を喉に詰まらせ死亡する事故がありました。

Ja8155-jal-b747246b-cn-22746-ln-548-9605 1996/5/19 NRT

Ja8155-jal-b747246b-cn-22746-ln-548-9612 1996/12/23 NRT

2006年11月29日Kalitta Airに売却され、レジはN743CKになり、2008年7月にはStore状態に、2009年には解体されました。

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2023年7月27日 (木)

2023年 北九州旅行 その23 クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」とDD200-701号機

再び、5月から6月にかけての北九州(九州北部)旅行の話題です。

クルーズトレイン「ななつ星in九州」は博多駅でもみかけましたが、2017年10月に見かけた際、竹下~博多間の客車のエスコート役がDE10からDD200-701に交代していたのが今回の変化でした。

DD200形は2022年11月2日の記事にもあるようにJR貨物が2017年からDE10、DE11の置き換え用として導入したディーゼル・エレクトリック方式の機関車で、川崎車両が製造を担当し、2023年4月時点で愛知機関区に試作機901号機、量産形1~25号機が配置されていますが、水島臨海鉄道が同線内から岡山貨物ターミナル乗り入れ用に600番台1両、京葉臨海鉄道が800番台1両、そしてJR九州が2021年6月700番台1両(熊クマに配置)導入しました。

Dd200701-230601-2 2023/6/1 竹下から「ななつ星in九州」客車を牽引してきたDD200-701号機が客車を切り離し、移動

230601-3
JR九州では導入から1年後の2022年6月に「ななつ星in九州」の竹下~博多間回送列車の牽引を同機に任せました。

Dd200701-230601-3edit

Dd200701-230601-4 Dd200701-230601-5 落成時、前照灯はシールドビームタイプでしたが、2022年からはLEDタイプに交換されました。

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2023年7月26日 (水)

西武鉄道 40161Fを撮影

今年度の新規増備第1編成として6月28日に川崎車両で竣工、30日にかけ甲種回送された40000系ロングシート固定タイプ40161Fは小手指車両基地に到着後、7月13日小手指~新木場間で、翌14日には小手指~仏子間で性能確認試運転が実施され営業運転に就きました。

連日の猛暑で出歩く気がなかなか起こらない今日この頃ですが、7月24日、石神井公園駅で朝の通勤時間帯に撮影を試みました。この日は早朝、山手線大崎駅の信号装置トラブルで山手線内回り、外回りが始発から4時間半に渡り運転が出来ないトラブル等がありましたが、西武池袋線は順調に運行していました。

これまでの経験からは7時半位から9時位までの間に来てくれるだろうと思っていましたが、

7:38 2101レ 40154F
7:43 4501レ 40153F
7:48 2103レ 40155F
7:55 6402レ 40156F
8:04 4205レ 40101F
8:09 4853レ 40151F
8:18 3110レ 40152F
8:39 6454レ 40153F
8:43 2113レ 40102F
8:52 504レ   40104F  (S-Train 40000系L/C限定)
9:00  3112レ  40106F              40000系はコンスタントにやってきますが、なかなかお目当ての編成は来ません。

結局、当日は12M運用に入っており、

 ┌小竹向0539←0501小手指─○
650212M
 └小竹向0548→0626小手指┐ 
650112M
 ┌新木場0809←0640小手指┘ 
650812M
 └新木場0828→0942所 沢─△
645112M

石神井公園での遭遇を諦め、所沢まで戻った時点で漸く撮影することが出来ました。

40000-40161-230724

40000-40161-230724-2

40000-40161-230724-39:42 新木場からの6451レとして4番線に到着

40000-40061-230724-4 40000-40061-230724-5 9:46 客扱い終了後、小手指基地へ回送 午前中の運用は終了

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2023年7月25日 (火)

西武鉄道 小平駅における拝島線の折り返し 電留線に入らず渡り線を使うやり方

西武鉄道では早朝、昼間の閑散時間帯、深夜に、拝島や玉川上水と小平間の折り返しの列車が設定されています。列車番号は小平~拝島が5400番台、小平~玉川上水が5470番台となっています。

拝島線から上り、小平で折り返す運用は通常、3番線に到着後、花小金井方の電留線に入線後、乗務員が編成内部を移動し、1番線に入線する方法が採られています(その実例、2027編成の場合)。

20000-20101-230328-2

2023/3/28 小平 20101F 
5410レとして小平に到着、すでに表示は回送となっています。

20000-20101-230724

20000-20001-230724-2

2023/7/24 この日も同じ20101Fが5410Fに投入されており、10:08頃、上り特急の通過後、本線を上って行きました。

ただ、花小金井方の電留線は10両編成には対応していないため、朝9時59分に到着する拝島からの5410レなどは電留線には入らず本線を上石神井まで回送され、一旦、上石神井で入区、下り方面に折り返すようです。

230721 2023/7/21 小平駅 拝島線分岐直後にある渡り線
線路の表面が列車の頻繁な通過で摩耗しているのは下記の記述のような理由からです。

一方、小平駅のWikipediaの記事では「拝島線上り線から下り線への片渡り線もあり、早朝深夜の当駅発着の10両編成の列車がここを通過して1番ホームへ直接進入する。」とあります。

7月21日、前日の記事の6104編成(15:40に到着予定)を撮影するために踏み切りから狙っていると、

30000-38810-230721 15:30 玉川上水発西武新宿行 5266レ 38110F
同編成は7月20日に検査を終えて武蔵丘検修場を出場したばかりでピカピカでした(関連記事)。

この列車は小平駅で5分停車し、15:35発の予定ですが、まだ3番線に停車している状態のときに拝島線方面からやってくる上り列車があり、もしかして追突!と思った瞬間

20000-20107-230721
20000-20107-230721-2 20000-20007-230721 20107F

10両編成の20107Fが渡り線を通過、1番線に入線して行きました。同編成はその後、15:38頃、拝島方面に出発して行きました。

時刻表で確認すると上り列車は「各停 小平」と表示されていますが、回送列車のようで、下り列車は5423レのようでした。

早朝・深夜に限らず、昼の時間帯にも渡り線を使用した上り列車の1番線入線がこの時間帯に行われているのかどうか、調べてみるのも面白そうです。

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2023年7月24日 (月)

西武鉄道 6000系 6104編成が池袋線から新宿線に配置転換

長らく池袋線で活躍していた6000系、6104編成が2023年7月14日、小手指車両基地から南入曽車両基地に配置換えとなり、翌7月15日からは新宿線で運用に入ったとのことで(情報12)、私も早速、21日に小平駅周辺で撮影して来ました。

同編成は1993年7月2日、東急車輛にて竣工、2001年12月14日には減パン工事、2007年5月1日には副都心線対応工事を受けています。

今回の異動は新宿線で活躍していた2000N系の廃止、池袋線への40000系(Longシート固定タイプ)の増備に伴う玉突き”人事”のためではないかと思われます。6000系に関してはこの3月に6108F,6103Fが新宿線に異動しており、新宿線で活躍する6000系は5編成となりました。

6000-6004-120428 2012/4/28 秋津 快速渋谷行

6000-6004-160423 2016/4/23 多摩川
6000-6004-230721-2


6000-6104-230721-2

2023/7/21 小平~萩山

6000-6004-230721 2023/7/21 小平

今年度は40000系が4編成、増備されると聞いており、7月21日から23日にかけ40162Fが甲種回送されているようですが、これに伴い、さらに6000系の新宿線転属が進むのでしょうか。

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2023年7月21日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その24 晩年はJAA機として活躍したJA8154

cn22745,ln547として1981年11月4日に初飛行した機体は同年11月18日JA8154として登録されました。1983年11月にはニアルコアビエーションに売却され、JALへリース、JAAにもリースされ、アジア、太平洋、欧州などJAL国際線主力路線で活躍しました。

Ja8154-jal-b747246b-cn22745-ln547-920924

1992/9/24 NRT

Ja8154-jal-b747246b-cn22745-ln547-971228

1997/12/28 NRT

1998年12月12日JA8128がJAAカラーからJALカラーになったのと入れ替わり、JAAカラーになりました。

Ja8154-jaa-b747246b-cn22745-ln547-991104

1999/11/4 NRT
新鶴丸カラー、ホワイトベースでJALとJAAのフルカラーを纏ったコブの短いジャンボはこのJA8154だけだそうです。

 2006年3月31日、Kalitta Airに売却され、N742CKとなり、晩年は部品取り状態となり、既に解体されたとのことです。

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2023年7月20日 (木)

西武鉄道 20000系 「スタジオツアー東京エクスプレス」ラッピング編成、第3編成を撮影

西武池袋線に20000系ラッピングトレイン、「スタジオツアー東京エクスプレス」編成3本が登場して約2か月が経過しようとしています。2本は5月31日の記事にあるように撮影しましたが、後1本はなかなか撮りに行く機会がありませんでした。7月18日火曜日、気温38度の猛暑日でしたが、主に豊島園~池袋間のシャトル輸送に従事しているところを撮影してきました。


20000-20158-120506


2012/5/6 小平 
20000系は「シンプル・クリーン」をコンセプトに6000系をベースとして、さらなる省エネ、省メンテナンス、快適性を追求して日立製作所のAトレインブランドで1999年から2005年にかけ、製造された車両で8連タイプが8本、10連タイプが8本製造され、20158Fは7次車にあたり、2005年7月1日に竣工しました。2012年頃までは新宿線に配置されていましたが、2013年からは池袋線に活躍の場を移しており、

20000-20058-180204 20000-20158-180204


2018/2/4 秋津  2代目銀河鉄道999 ラッピング

2016年10月8日から2019年3月28日にかけて、20158編成は2代目銀河鉄道999ラッピング編成となっていました。

20000-20058-230718 2023/7/18 練馬 保谷発池袋行 5722レ


20000-20158-230718 2023/7/18 東長崎 

20000-20158-230718-22 2023/7/18 椎名町

20000-20058-230718_20230719083601 2023/7/18 江古田

20000-20158-20152-230718 2023/7/18 江古田

同日は20152Fも豊島園線運用に入っており、江古田ではラッピング編成同士のすれ違いも見ることが出来ました。

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2023年7月19日 (水)

2023年 北九州旅行 その22 クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」とDF200-7000号機

JR九州は九州各地を巡る周遊型観光列車として「ななつ星 in 九州」を2013年10月15日にデビューさせました。2016年には熊本地震、2017年には九州北部豪雨、2020年には新型コロナウイルス病の流行などで再三のルート変更、運休がありましたが、今年10月で登場から10周年を迎えます。

私も同列車に関しては、2017年10月の九州旅行の際に博多駅で観察(乗車ではなく)する機会がありました(関連記事1,2,3,4,5)。

今回の北九州旅行でも、全く偶然に6月2日の早朝、小倉駅で5月30日から開始された「第2回:Lexusとのコラボツアー」(トヨタ自動車のLexusブランドとJR九州がコラボした12組24名定員、料金132万円からのツアーとのことです)に遭遇しました(詳細、関連記事はこちら、列車時刻はこちら)。

230602 2023/6/2 小倉駅 1番線 列車案内表示

6月2日の朝、小倉駅1番線(日豊本線方面)に行ってみると,5:48に団体専用列車の入線とあります、一体どんな列車がやってくるのかと待っていると

230602_20230718073301 門司方面からやってきたのは茶色い機関車が牽引する客車列車でした。

230602-3 過去に1度、博多駅で見たDF200-7000の牽引する「ななつ星 in 九州」ではありませんか。

230602-4 一体どういう運用でこんな時間帯に「ななつ星 in 九州」が小倉駅にいるのか、あのときはわかりませんでしたが、後で調べて5月30日から開始された「第2回:Lexusとのコラボツアー」と分かりました。

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2023年7月18日 (火)

2023年 北九州旅行 その21 鹿児島本線で頑張る国鉄型電機 EF81

門司機関区には2023年3月のダイヤ改正以降、10両のEF81形が配置されています。内訳は
          全検期限 
300番台 303号機  2028年3月
400番台 403号機  2024年2月
     404号機  2026年1月
     406号機  2024年12月
450番台 451号機  2028年7月
     452号機  2029年
     453号機  2023年9月
     454号機  2025年3月
     455号機  2025年6月
500番台 501号機  2027年1月

2022年3月31日にEF81 303号機が全検出場したのに続き、451,452号機も全検出場しましたが、同時期に製造された502,503号機は検査切れで除籍に、また700番台と改番されていた716,717号機も検査切れで除籍されました。

2023年3月のダイヤ改正以降、EF81はEF510-300番台代走のA31仕業の他にA41~A46の6仕業を担当しており、A41:8057レ(北九州タ~熊本操)、A42:1056レ(福岡タ~北九州タ)、A43:5055レ(北九州タ~福岡タ)、A45:4093レ(北九州タ~鹿児島)、A46:1087レ(北九州タ~福岡タ)、4081レ(福岡タ~田代鳥貨)と撮影可能時間帯に走る運用が多いのが特徴です。

Ef81-403-4081-230601-2 2023/6/1 千早 4081レ EF81 403号機 富山機関区配置時代のスノープラウ装着が特徴

Ef81-404-1087-230602 2023/6/2 小倉 1087レ EF81 404号機

Ef81-452-8057-230602 2023/6/2 小倉 8057レ 流れてしまっていますがヘッドライトが下方にあるのが特徴のEF81 452号機

Ef81-454-8085-230601-3 2023/6/1 博多 8085レ EF81 454号機

Ef81-455-5055-230531 2023/5/31 小倉 5055レ EF81 455号機

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2023年7月17日 (月)

2023年 北九州旅行 その20 鹿児島本線で頑張る国鉄型電機 ED76 

2023年3月のダイヤ改正後、門司機関区に引き続き配置されるED76形は基本番台が81,83の2両、1000番台が1015、1016、1017、1018、1019、1020、1021、1022の8両となっています。
前回の全般検査からの年数で全検切れが迫り、休車措置がとられなければ運用終了となりますが、一番早いのが83号機の2023年11月、最も先なのが1016号機の2029年3月となっています。ただ、1016号機は2019年8月19日に運用中に故障し、2020年6月には小倉工場に入場、廃車かと思われましたが、車籍は残されました。ただ現在も運用には入っておらずEF81の運用離脱車同様に留置線に留め置かれているようです。

2023年3月のダイヤ改正ではED76はA51~A58の8仕業を担当しており(それ以外に本来EF510-300が担当するはずのA31仕業もありますが)鹿児島本線下り、1091レ、5075レ、4083レ、1063レ、4099レなどが撮影可能時間帯に走行しています。

Ed76-83-1091-230601-2

2023/6/1 遠賀川 1091レ ED76 83号機

Ed76-1017-2088-230603 2023/6/3 小倉 2083レ ED76 1017号機単機

Ed76-1018-1091-230531 2023/5/31 小倉 1091レ ED76 1018号機

Ed76-1018-4083-230601-4 2023/6/1 博多 4083レ ED76 1018号機

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2023年7月14日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その23 JAL B747で唯一出戻りを経験したJA8151

cn22477/ln494として製造、1980年11月26日に初飛行したB747-246Fはノーズ・カードドアとサイド・カードドアを備えた747フレイター4機目として1981年4月16日JA8151として登録されました。1990年代半ば、JALは国際線貨物便の海外運航委託を拡大、フリートのスリム化を図り、3機のフレイターがJALを離れることに、そのためJA8151としての在籍期間は比較的短く、1994年8月25日にUTファイナンス、UPキャピタルを経て、Southern Air Transportに売却、レジはN740SJとなりました。

Ja8151-jal-b747246f-cn22477-ln494-920115

1992/1/15 NRT UnitedのDC-10の陰に隠れているのがJA8151です。JA8151としての引退が早かったためこの写真しかありませんでした。

N740sj-southern-air-transport-b747246f-c 1996/11/24 NRT この機体が元JA8151だと知ったのはつい最近のことです。

Ja8937-jal-b747246f-cn22477-ln494-000000

撮影年月日不詳 NRT

Ja8937-jal-b747246f-cn22477-ln494-010825 2001/8/25 NRT JA8937がJA8151の出戻りであることを知ったのもこれらの写真を撮った随分後のことでした。

Southern Air TransportはCIAのフロント企業でJALの747フレイターでは旧JA8144も在籍した会社です。しかし、1998年秋に同社が運航停止となったため、1991年1月8日、再びJALフレイターとなりました。登録所有者名の関係で同じ機体でも別のレジとなり、今回のレジはJA8937でした。出戻りを経験した機体としては唯一のケースで2008年1月までサービスを続け、同年3月21日、Orient Thai Airlinesに売却、HS-ORBとなりました。同社のオペは2008年7月に停止、同年10月30日にはガーナのMK Airlinesに売却、レジはG-MKJAに、さらに2011年2月25日にはパキスタンのVison Air Internationalに売却、レジはAP-BIVに、2015年10月23日にはジョージアのThe Cargo Airlinesに売却、レジはAL-KABに、そして2016年11月30日にはモルドバのFly ProのフリートメンバーとしてER-BAUのレジで登録、現在も解体されず保管中とのことです。

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2023年7月13日 (木)

西武鉄道 2000N系 4連 2513Fが横瀬基地に廃車回送

廃車の流れが止まらない西武2000N系ですが、今年6月9日の2509Fに続き、7月11日に2513Fが廃車回送されました(情報はこちら)。

2513Fは2000系第7次車として2509F~2529F4連グループ11本、2453F,2455Fの2連グループ2本、2045F、2053Fの6連グループ2本、2057Fの8連1本と同時期に竣工し、4連と2連は東急車輛製、6連と8連が西武所沢工場製でした。
1988年6月2日に竣工、1992年12月15日に減パン工事を受けていますが、更新修繕等は受けていませんでした。

2000n-4-2513-160703-21 2016/7/3 西武球場前
2513Fと言えば割と最近まで小手指区に配置されていた編成で、2501F,2503Fとともに狭山線の運用に入っており、たまに4連2本併結で池袋線本線を走行することもありました。

2000n-4-2614-160710-21

2016/7/10 所沢~西所沢

2000n-4-2614-210213

2021/2/13 2020年春ごろ、新宿線配置となりました。

2000n-4-2513-210718

2021/7/18 東伏見

2000n-4-2513-220608 2022/6/8 久米川~小平

2000N系4連の廃車に関して

2501F 2022/7廃車
2503F 2022/6廃車
2505F 2022/12廃車
2509F 2023/6廃車
2511F 2023/3廃車
2513F 2023/7廃車
2515F 2023/3廃車
2519F 2022/2廃車
2521F  2022/3廃車

 

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2023年7月12日 (水)

2023年 北九州旅行 その19 日豊本線貨物4075レを牽引する国鉄型電機 part2 ED76 1020号機

北九州旅行の最終日6月3日の朝、4075レの牽引機もしかしたらEF510-301号機6月1日に続いて隔日で来るかと期待しましたが、来たのはED76 1020号機でした。

Ed76-1020-4075-230603

Ed76-1020-4075-230603-2

2023/6/3 小倉

門司機関区では2023年3月ダイヤ改正前までは日豊本線貨物列車2往復のうち、4075レ~4074レのA36仕業はEF81、4071レ~4076レのA55仕業はED76の担当でした。ダイヤ改正で4075レ~4074レはA31仕業となり、EF510-300番台担当となり、A55仕業はそのまま、ED76担当で残されました。3月改正前にもED76がA36仕業を代走することはしばしばあったようですが、ダイヤ改正以降、EF510-301号機のとrブル発生以降、かなりの頻度でED76がA31仕業を担当する日があるようです。

ED76 1020号機は日豊本線南宮崎〜鹿児島間の交流電化に備えて増備された昭和53年度第1次債務車で1979年8月に東芝で竣工しています。新製配置は鹿児島機関区でした。1000番台の第3ロットで主電動機の MT52A → MT52B 化、台車鋼板の変更、計器用変圧器の非PCB化、運転室側窓のアルミユニットサッシ化、ナンバープレートのステンレスエッチング文字化など一部の仕様が変更されています。

それではこれまで撮影した同機の写真を

Ed76-1020-ret
撮影時期不詳 門司 「あさかぜ」牽引機交代

Ed76-1020-081208-2

2008/12/8 八幡

Ed76-1020-100317

2010/3/17 八代

Ed76-1020-121222

2012/12/22 西小倉

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2023年7月11日 (火)

2023年 北九州旅行 その18 日豊本線貨物4075レを牽引する国鉄型電機 part1 EF81 303号機

朝6:47に北九州貨物ターミナルを出発し、西大分で入換に従事、12:56に延岡まで走る日豊本線貨物列車4075レは連日とは行かないまでも隔日には門司区の新鋭EF510-301号機が投入されていた筈ですが、昨日の記事にあるように2023年2月の投入以来、トラブルの発生で門司区の歴代の強者たち、EF81, ED76の代走が続いています。

ある意味、EF510-301号機のトラブルがEF81やED76の活躍の機会延長に貢献したともいえる皮肉な現状かもしれませんが、私も今回の北九州旅行で、6月2日、3日朝、今日は一体どんな機関車が4075レの先頭に立って現れるかと待ったものでした。

Ef81-303-4075-230602 2023/6/2 小倉

この日、4075レを牽引したのは4両のEF81 300番台のなかで2022年3月31日、唯一全般検査を通過し、生き残った機関車で、次の全検は2028年3月に予定されるため、まだ当分、活躍を見ることが出来る機関車となりました。といっても同機は全検通過後、2023年2月までは運用に入っていましたが、この3月からは運用を外れ、門司機関区に留置される姿が目撃されていました。5月24日に久々に運用に復帰したところでした。6月14日以降の同機の運用、回送に関してはこちらのサイトに情報がありますが、まさにEF510-301の不在をカバーするかの如く、日豊本線、鹿児島本線の貨物運用にほぼ連日のように就いていることが分かります。

同機は昭和48年度第一次債務で発注され、1974年4月25日、日立製作所にて竣工しました。EF81 300番台は関門区間専用として製造されたため、EF81基本番台が搭載する電気暖房装置(EG)を搭載しておらず、その代わりに死重を搭載しているのが特徴です。

過去に撮影したEF81 303号機の写真を載せます。

国鉄時代

Ef81-303-850418
Ef81-303-_2
1985/4/18 門司 関門間の寝台特急「あさかぜ」の牽引機として

Ef81-303
Ef81-303-_2_20230710163201
Ef81-303-_3
Ef81-303-_4

1985/4/18 門司 関門間の寝台特急「富士」の牽引機として

JR貨物時代

Ef81-303-020315-2
2002/3/15 小倉 EF81 450番台と重連で福岡ターミナルまでのコンテナ貨物を牽引

Ef81-303-100319

2010/3/19 香椎

Ef81-303-100319_20230710163901

2010/3/19 海老津

Ef81-303304-100827

2010/8/27 千早~福岡貨物ターミナル EF81 304号機と重連でコンテナ貨物を牽引

Ef81-303-121222

2012/12/22 西小倉 

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2023年7月10日 (月)

2023年 北九州旅行 その17 ED76やEF81に代わって九州地区の貨物輸送を担うはずのEF510-300番台

老朽化した国鉄型電機ED76EF81に代わり、2023年3月のダイヤ改正から日豊本線の貨物列車運用に本格投入されたのが「ECO-POWER レッドサンダー」の愛称を継承するEF510-300番台で、その量産先行車-301号機2021年12月16日に川崎車両で竣工後、門司機関区に配置されました。

JR貨物にとってED76やEF81に代わる新型交流電機の投入はJR九州の関門区間用後継電車同様に喫緊の課題でありましたが、これが交直流機EF510の300番台という形になるとは思いませんでした。九州の300番台と言えばED76の元となった九州版ED75が300番台であり、関門用ステンレスボディのEF81も300番台でしたから、その流れもあって300番台にしたのだなと思いました。

EF510形は2002年からJR貨物に導入された基本番台23両と2009年からJR東日本が寝台特急「北斗星」「カシオペア」牽引用に導入した500番台15両(寝台列車の廃止、JR貨物の受託運用解消で2015年から2016年にJR貨物へ売却)が富山機関区に配置され活躍しており、300番台は九州地区用として、新たに交流回生ブレーキを装備し、塗色もシルバーを基調に赤のラインと愛称ロゴを入れ、ヘッドライトはLED方式となって、番台区分されました。今年度から数年間に17両の配備が予定されていました。

今回の北九州旅行におけるメインテーマのひとつがEF510-301号機、門司機関区A31運用(北九州ターミナル発延岡行4075レ)の撮影でした。

EF510-301号機はダイヤ改正前の2月16日から動きを見せており、

2/16 ED76 1020号機の次位で4071レ牽引
2/23 ED76 1022号機の次位で4076レ牽引
2/24 ED76 1022号機の次位で4076レ牽引
2/25,3/2,3/4,3/5,3/9,3/14 門司A36(4075レ~4074レ)牽引

ダイヤ改正後は
3/18, 3/19, 3/21, 3/23, 3/25, 3/26, 4/1, 4/2, 4/8, 4/9, 4/11, 4/13 と門司A31~A31B(4075レ~4074レ)運用に就いていました。

この間の運用の入り方を見ても何か”恐る恐る”といった感じで4月13日の運用でトラブルが発生したのか、連休を挟んで音なしの状態でした。私もこの頃、果たして自分が撮影に行くころ運用に就いているのか心配でした。

Ef510301-4075-230601 Ef510301-4075-230601-4

2023/6/1 西小倉 4075レ (自分としても決して満足のいく写真ではないのですが)

5月23日、40日振りに運用に復帰、5/25, 5/27, 5/28, 5/30と運用に就き、6月1日に西小倉で同機の牽引する4075レを撮影することが出来ました。しかし、次の運用に就いた6月6日、4075レ牽引中に西大分駅でエアー系の故障で自走不能に陥り、ED76 81号機の救援を仰ぐ事態に(情報)。

それ以降、7月になっても運用に復帰せずED76やEF81による代走が続いている状態のようです。

EF510の基本番台や500番台に較べ300番台が異なる点は交流回生ブレーキ(PWM方式電圧形インバータ装置による電圧・周波数制御による)を装備した点でトラブルが発生するとしたらこの新装備によるインバータのトラブルかと思われましたが、一体どういうことなのでしょうか?システム全体の問題なのか、たまたま301号機個体の問題なのか、故障に関する情報が全く出てこないので果たして今後の増備は予定通り進むのか、心配される今日この頃です。

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2023年7月 7日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その22 ハワイ線他リゾート専用機として生涯活躍したJA8150

前回のJA8149同様、1980年12月13日に初飛行したcn22479ln496のB747-246B、JA8150として登録された機体も終生、ハワイ線他リゾート専用機として活躍しました。初飛行からJAレジ登録(1981年3月20日)まで期間があるのもJA8149とよく似ています。

Ja8150-jal-b747246b-cn-22479-ln-496-9203 1992/3/22 NRT 旧鶴丸塗装時代 アロハエクスプレスのシンボルであるハイビスカスのマークが添えられていました

1993年9月に菱信リースに売却され、JALにリースされました。1999年11月にはリース元がダイヤモンドリースに変更、2000年10月31日、JALウエイズ機となり、スーパーリゾートエクスプイレス黄色塗装を纏い、ホノルル線、オセアニア線に就航しました。

Ja8150-jal-b747246b-cn-22479-ln-496-9611 1996/11/16 NRT

Ja8150-jal-b747246b-cn-22479-ln-496-0008 2000/8/19 NRT

Ja8150-boeing-747246b-22479-496-22479-49 2002/6/25 NRT

2007年11月、ストア状態となり、2008年1月3日、オリエント・タイ航空に売却、レジはHS-UTRとなりました。2008年7月には運航を停止、現在は解体済みです。

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2023年7月 6日 (木)

2023年 北九州旅行 その16 現在の関門のヌシ EH500 仙台からの転属組 part3 66号機 

昨日の記事にあるようにEH500-73号機に続き、66号機が3機目の仙台から門司に転属したEH500となりました。

同機は2009年9月、東芝府中工場で竣工しています。

Eh50066-101024 2010/10/24 新青森~青森(千刈踏切)

Eh50066-130330-2 2013/3/30 藤代 安中貨物

仙台配置での約11年間の活躍の後、門司への転属となり、2020年10月30日、東芝府中工場に入場、保安装置の変更、ソフトウエアの更新などを行い、2021年2月22日、同工場を出場、北府中~新座タ~新鶴見(信)と回送された後、門司まで武蔵野、高崎、上越、日本海縦貫、東海道、山陽経由で回送となりました。

Eh50066-69-230531

2023/5/31 小倉 69レ

Eh50066-2075-230601-2 2023/6/1 遠賀川 2075レ

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2023年7月 5日 (水)

2023年 北九州旅行 その15 現在の関門のヌシ EH500 仙台からの転属組 part2 73号機 

昨日の65号機に続き、仙台から門司に転属となったのは73号機でした。

同機は2011年8月、東芝府中工場で竣工、仙台総合鉄道部に新製配置されました。

Eh50073-120630-2

2012/6/30 大宮

Eh50073-130420 2013/4/20 荒川沖~土浦

Eh50073-160527-3

2016/5/27 新川崎 方向転換状態

約9年の仙台配置後の2020年8月、門司転属となり、8月19日に改造のため、東芝府中工場に入場、11月11日、門司区の区名札を付け、出場しました。同機が入場中の10月30日には66号機も同工場に仙台の区名札を外して入場しています。
 73号機は65号機の場合とは異なり、北府中から大宮を経ることなく、直接、門司に回送となりました。ただ、73号機は北府中から門司に送られた際に1エンドが本州向きとは逆向きであったため、2021年4月4日から6日にかけ、2070レ~3099レ~3080レと青森(操)まで行き、東北本線を南下し、方向転換したそうです。九州内でも鹿児島本線~鹿児島中央~日豊本線と走れば方向転換可能ですが、普段、JR貨物が入線していない線区に軸重の重たい機関車を入線させてもらう交渉をするよりは手っ取り早く方向転換する方法を採ったのでしょうか?

Eh50073-2072-230531-4

Eh50073-2072-230531-10

2023/5/31 門司 2072レ 

Eh50073-1091-230531-4_20230704094501

2023/5/31 門司 1091レ

仙台時代の名残でナンバーの白文字は変わっていません。

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2023年7月 4日 (火)

2023年 北九州旅行 その14 現在の関門のヌシ EH500 仙台からの転属組 part1 65号機 

EH500形電機は試作機901号機と1号機から81号機までの82両が製造され、12両は門司機関区に新製配置されましたが、それ以外の70両は仙台総合鉄道部に新製配置され、北は五稜郭、南は首都圏までの貨物輸送を担当していました。

2016年3月、北海道新幹線新青森~新函館北斗間が開業し、青函トンネルが新幹線対応の交流25kVに昇圧されると、津軽海峡線の運用は交流複電圧方式のEH800形に譲り、運用の北限は青森(東青森もしくは青森信)までとなりました。このため仙台配置の70両に運用の余裕が生じ、秋田貨物駅や相模貨物駅への乗り入れが始まり、また日本海縦貫線での運用も始まるようです。そして2019年4月の65号機を嚆矢に、66,73号機が門司機関区に転属し、新製配置組12両と共に関門の主としての活躍が始まりました。

65号機は2009年7月に東芝府中工場で竣工し、仙台総合鉄道部に新製配置されました。

Eh50065-0908092009/8/9 郡山 新製配置直後、東北本線上り貨物列車を牽く65号機

Eh50065-110703 2011/7/3 与野~北浦和 武蔵野線運用などに入るた方向転換したスタイルで東北本線貨物を牽く65号機

Eh50065-131216-12013/12/16 荒川沖~ひたち野うしく間 常磐線にて安中貨物を牽く65号機
同区間は交流区間ですが、藤代駅通過のためパンタは水戸駅から直流モードに

約10年間、北海道~東北~首都圏の貨物牽引を担当した後、2019年3月4日、転用改造(パンタ台碍子・引き通し線碍子に塩害対策(碍子を白からエメラルドグリーンに変更)、保安装置がATS-PF・PsおよびATC-Lから、ATS-DFに変更、九州仕様のソフトウェアに変更etc)施工のため入場していた東芝府中工場から出場し、翌3月5日には最終検査のため大宮車両所に入場、4月1日、同所を出場、門司機関区に向けて回送されました。同年4月10日には遠賀川~北九州ターミナル~幡生操車場間で本線試運転も実施されました。

Eh5006665-762-230531-3 2023/5/31 門司 同じく仙台から転属した66号機と単機重連(単重762レ)で下関へ

Eh50065-1051-230531 2023/5/31 小倉 1051レを牽引

Eh50065-1065-230601-3 2023/6/1 千早 1065レを牽引

今後、仙台から門司へどれくらいの機関車が転属するか、九州内のED76, EF81の残存状況によると思いますが、転属になるとしたら、64以前の番号を遡る、あるいは74以降の番号を下ると思われますので、当該番号のEH500の関東以北での活躍は早めに記録しておいた方が宜しいですね。

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2023年7月 3日 (月)

2023年 北九州旅行 その13 現在の関門のヌシ EH500 門司機関区第Ⅱ期新製配置組 part6 72号機 

門司機関区には幡生操車場と北九州ターミナル間の接続、さらには福岡ターミナルまでの1300tコンテナ貨物牽引用にEH500形2007年に6両、2010年から2011年にかけて6両新製配置されました。72号機は新製配置組の最後として2011年1月に東芝府中工場で竣工し、配置されました。

Eh50072-121221-2

2012/12/21 門司

Eh50072-230603-2

2023/6/3 幡生

九州側からの貨物列車を牽引してから、あるいは単機で門司機関区から回送されてか、幡生操車場に到着し、幡生駅近くまで引き上げてきた72号機

現在の幡生操車場の配線図(こちらの情報)の上り機待1番線に入線したEH500-72号機を幡生駅山陽上りホームから捕らえた写真

門司機関区のEH500には保安装置としてATS-SFは搭載されていましたが、ATS-DFは搭載されていませんでしたが、2015年頃から仙台総合鉄道部のEH500と同様に搭載されるよう改造がなされました。

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