2023年 北九州旅行 その24 黙々と任に就くJR九州のDE10達
ローカル線の貨客車牽引や入換用途を主目的に1966年から1978年にかけ708両が製造されたDE10形ディーゼル機関車は
基本番台 SG装備 158両(1~158) 1~4 試作機 12~19 入換専用機(SGは非搭載、準備工事のみ)1966年~1970年
500番台 SG非搭載 74両(501~574)1968年~1970年
900番台 重入換用試作機 901 1967年
1000番台 SG搭載 燃料噴射ポンプや予燃焼室の形状を改良して出力を向上したDML61ZB形 (1,350 PS / 1,550 rpm) を搭載 210両(1001~1210) 1969年~1973年
1500番台 SG非搭載 DML61ZB形搭載 265両(1501~1765)1970年~1978年
日本各地のローカル線で蒸気機関車を置き換え、動力近代化に貢献し、国鉄民営化の際には約半数の361両が旅客6社、貨物会社に承継されました。
JR東日本に承継され除雪用として活躍していたDE15が除雪用モーターカーの導入でJR貨物に売却され、DE15形1000番台を種車にしたものがDE10 3000番台、DE15形1500・2500・2550番台を種車にしたものがDE10 3500番台となりました。
JR九州には19両が承継され、2020年4月時点で熊本車両センターに7両、鹿児島車両センターに1両の計8両が在籍します。
熊本配置機 1195,1206,1207,1209,1638,1753,1756
鹿児島配置機 1755
2023/6/1 博多 熊本車両センターから遠賀川に向かう1195号機
2023/6/1 遠賀川 1195号機 レールチキを連結
2010/3/20 熊本 1638号機 SL人吉の客車、58654号機を牽引して入線
2010/8/29 遠賀川 1638号機
2010/8/30 香椎 1638号機
2017/10/14 博多 1753号機 「ななつ星 in 九州」客車を竹下からエスコート
2002/3/22 長崎 1756号機 BT客車の入換え
JR九州所属のDE10形は現在、すべて1195号機のように黒色に塗装されています。
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