西武鉄道 小平駅における拝島線の折り返し 電留線に入らず渡り線を使うやり方
西武鉄道では早朝、昼間の閑散時間帯、深夜に、拝島や玉川上水と小平間の折り返しの列車が設定されています。列車番号は小平~拝島が5400番台、小平~玉川上水が5470番台となっています。
拝島線から上り、小平で折り返す運用は通常、3番線に到着後、花小金井方の電留線に入線後、乗務員が編成内部を移動し、1番線に入線する方法が採られています(その実例、2027編成の場合)。
2023/3/28 小平 20101F
5410レとして小平に到着、すでに表示は回送となっています。
2023/7/24 この日も同じ20101Fが5410Fに投入されており、10:08頃、上り特急の通過後、本線を上って行きました。
ただ、花小金井方の電留線は10両編成には対応していないため、朝9時59分に到着する拝島からの5410レなどは電留線には入らず本線を上石神井まで回送され、一旦、上石神井で入区、下り方面に折り返すようです。
2023/7/21 小平駅 拝島線分岐直後にある渡り線
線路の表面が列車の頻繁な通過で摩耗しているのは下記の記述のような理由からです。
一方、小平駅のWikipediaの記事では「拝島線上り線から下り線への片渡り線もあり、早朝深夜の当駅発着の10両編成の列車がここを通過して1番ホームへ直接進入する。」とあります。
7月21日、前日の記事の6104編成(15:40に到着予定)を撮影するために踏み切りから狙っていると、
15:30 玉川上水発西武新宿行 5266レ 38110F
同編成は7月20日に検査を終えて武蔵丘検修場を出場したばかりでピカピカでした(関連記事)。
この列車は小平駅で5分停車し、15:35発の予定ですが、まだ3番線に停車している状態のときに拝島線方面からやってくる上り列車があり、もしかして追突!と思った瞬間
20107F
10両編成の20107Fが渡り線を通過、1番線に入線して行きました。同編成はその後、15:38頃、拝島方面に出発して行きました。
時刻表で確認すると上り列車は「各停 小平」と表示されていますが、回送列車のようで、下り列車は5423レのようでした。
早朝・深夜に限らず、昼の時間帯にも渡り線を使用した上り列車の1番線入線がこの時間帯に行われているのかどうか、調べてみるのも面白そうです。
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