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2023年7月10日 (月)

2023年 北九州旅行 その17 ED76やEF81に代わって九州地区の貨物輸送を担うはずのEF510-300番台

老朽化した国鉄型電機ED76EF81に代わり、2023年3月のダイヤ改正から日豊本線の貨物列車運用に本格投入されたのが「ECO-POWER レッドサンダー」の愛称を継承するEF510-300番台で、その量産先行車-301号機2021年12月16日に川崎車両で竣工後、門司機関区に配置されました。

JR貨物にとってED76やEF81に代わる新型交流電機の投入はJR九州の関門区間用後継電車同様に喫緊の課題でありましたが、これが交直流機EF510の300番台という形になるとは思いませんでした。九州の300番台と言えばED76の元となった九州版ED75が300番台であり、関門用ステンレスボディのEF81も300番台でしたから、その流れもあって300番台にしたのだなと思いました。

EF510形は2002年からJR貨物に導入された基本番台23両と2009年からJR東日本が寝台特急「北斗星」「カシオペア」牽引用に導入した500番台15両(寝台列車の廃止、JR貨物の受託運用解消で2015年から2016年にJR貨物へ売却)が富山機関区に配置され活躍しており、300番台は九州地区用として、新たに交流回生ブレーキを装備し、塗色もシルバーを基調に赤のラインと愛称ロゴを入れ、ヘッドライトはLED方式となって、番台区分されました。今年度から数年間に17両の配備が予定されていました。

今回の北九州旅行におけるメインテーマのひとつがEF510-301号機、門司機関区A31運用(北九州ターミナル発延岡行4075レ)の撮影でした。

EF510-301号機はダイヤ改正前の2月16日から動きを見せており、

2/16 ED76 1020号機の次位で4071レ牽引
2/23 ED76 1022号機の次位で4076レ牽引
2/24 ED76 1022号機の次位で4076レ牽引
2/25,3/2,3/4,3/5,3/9,3/14 門司A36(4075レ~4074レ)牽引

ダイヤ改正後は
3/18, 3/19, 3/21, 3/23, 3/25, 3/26, 4/1, 4/2, 4/8, 4/9, 4/11, 4/13 と門司A31~A31B(4075レ~4074レ)運用に就いていました。

この間の運用の入り方を見ても何か”恐る恐る”といった感じで4月13日の運用でトラブルが発生したのか、連休を挟んで音なしの状態でした。私もこの頃、果たして自分が撮影に行くころ運用に就いているのか心配でした。

Ef510301-4075-230601 Ef510301-4075-230601-4

2023/6/1 西小倉 4075レ (自分としても決して満足のいく写真ではないのですが)

5月23日、40日振りに運用に復帰、5/25, 5/27, 5/28, 5/30と運用に就き、6月1日に西小倉で同機の牽引する4075レを撮影することが出来ました。しかし、次の運用に就いた6月6日、4075レ牽引中に西大分駅でエアー系の故障で自走不能に陥り、ED76 81号機の救援を仰ぐ事態に(情報)。

それ以降、7月になっても運用に復帰せずED76やEF81による代走が続いている状態のようです。

EF510の基本番台や500番台に較べ300番台が異なる点は交流回生ブレーキ(PWM方式電圧形インバータ装置による電圧・周波数制御による)を装備した点でトラブルが発生するとしたらこの新装備によるインバータのトラブルかと思われましたが、一体どういうことなのでしょうか?システム全体の問題なのか、たまたま301号機個体の問題なのか、故障に関する情報が全く出てこないので果たして今後の増備は予定通り進むのか、心配される今日この頃です。

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コメント

B767−281様 こんにちは。EF510−300番台、なるほどそういうわけで300番台なのですね。新機能によって安定しないこと、ちょっと異なりますがEF200を思い出します。鳴物入りで開発して就役するに当たっては細心の注意をはらっているはずなのにこういったトラブルが発生するとは鉄道車両でも航空機でも設計は難しいものだと改めて思います。さて武蔵野線では最近でもEF65−1000番台の姿をよく見かけますが、やはり単純な設計のものは安定しているのだな、と妙に感心してしまいます。西日本の115系や東日本でも185系が未だ頑張っているのも抵抗制御でMT54モーター装備ということだと思います。

細井忠邦さま、こんにちは。

EF510の場合、基本番台導入の際にも500番台がJR東日本で運用開始した際にも今回のようなトラブルは私自身、あまり記憶に残っていません。300番台として初めて導入された交流回生ブレーキ機構がすべてを壊してしまっているとも思われませんし、投入された日豊本線貨物が同機にとって過酷な運用条件とも思えません、まさに一体どうしてしまったのかと思いたくなるようなトラブルに感じます。
武蔵野線貨物にしても以前は吹田のEF66の運用が結構ありましたが、この3月の改正では彼女らが首都圏に来る運用が激減しました。新鶴見のEF65PFも今年が最後などとよく言われています。気が付かないうちに車両もどんどん入れ替わって行く今日この頃ですね。

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