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2023年8月31日 (木)

速報版 関西の旅 2日目 新大阪駅の285系、千里丘での貨物撮影、289系ラッビング編成、大阪駅うめきた口、安治川口、おおさか東線他

関西の旅、2日目はJR編です。ホテルは新大阪駅そばなので、京都方面の初発(5:04)に合わせて入場するとなんと285系「サンライズ出雲・瀬戸」編成が「特急新大阪」の表示を出して停まっています。上り「サンライズ出雲・瀬戸」は通常なら静岡を過ぎ、富士辺りを走っている時間ですが、乗客はそのまま乗っています。後で調べてみると、この列車、新大阪で打ち切りになったようで、乗客は新幹線が動き出すまでは乗車状態だったようです。後に6:16頃、千里丘を猛スピードで回送され東海道を上って行きました。

Dsc06243 Dsc06241 2023/8/30 新大阪駅 4番線に停車中(運転打ち切りのため)の285系 サンライズ出雲・瀬戸

8月末の大阪地方の日の出時刻は5時28分ですので、新大阪発5:04の京都行きが千里丘に着く5:13はまだ夜が明けていません。それでも夜通しかけて東海道を下ってきた貨物列車は続々到着する時間帯で、5:15通過の5051レ(EF210-6)に始まり、7:28の81レ(EF66 122)まで24本の貨物列車がほぼダイヤ通りに通過、あるいは吹貨東で機関車を逆方向に着け、大阪貨物ターミナルに向かって行きました。

7:28の81レの後は9時台まで貨物は無いので引き上げようとすると、下り外側線を金色にラッピングされた683系改造の289系が通過して行きました。下り電車で追うと、新大阪駅発の福知山線経由城崎温泉行の特急「こうのとり1号」として1番線に入線していました。調べてみると2020年8月にデビューした「明智光秀の足跡を辿って」というラッピング車両で、289系FG401編成(吹田総合車両所福知山支所)でした。この編成、夕方の「こうのとり17号」にも入っていました。

Dsc06323_20230830201701 Dsc06325 Dsc06327_20230830201801 2023/8/30 新大阪 「こうのとり1号」同駅発8:09に入ったFG401編成

Dsc06539 2023/8/30 夕刻の「こうのとり17号」にも同編成が

今年3月のダイヤ改正で大阪駅のうめきた口がオープンし、それまで地上を走っていた梅田貨物線が地下化され、一部の貨物列車にはEF210-300番台が瀬野八同様に補機として後押しするということで話題になりましたが、それを見に、新大阪から大阪(地下)までの区間をおおさか東線の延長路線として乗車しました。もちろん先頭車から前面展望を楽しみました。うめきた口に新たに設けられた顔認証改札口(通称、顔パスゲート)なるものも見てみました。従来の大阪駅のホームとは最も西側(塚口・福島寄り)の連絡通路で結ばれていました。

Dsc06364 2023/8/30 大阪駅うめきた地下口に設置された「顔パスゲート」

大阪駅からは環状線内回りで西九条へ、さらに安治川口へ向かいました。この電車、東京でいえば京葉線の舞浜辺りと同様にUSJへ向かう乗客で大混雑でした。安治川口駅ではEF210-17,EF210-335、さらに入れ換え用のHD300-19号機が居ました。

Dsc06382 2023/8/30 安治川口貨物駅で入れ換え中のHD300-19号機

「貨物チャンネル」を見ると、未撮のEF210-321号機が56レで名古屋に向かっていることが分かりました。東海道を新快速で追えばどこかで追い越せるかも知れないと思い、安治川口から西九条、大阪へと向かいました。一方でEF210基本番台新塗装で唯一未撮の-4号機が1071レで東海道を下ってきていることも分かりました。京都へ向かう車内で、-321号機に追いつき、かつ-4号機を撮影できるポイントを考えましたが、56レは途中、長時間停車せずに名古屋ターミナルに向かうため、新快速で追っても追いつけないことが分かり、山科で-4号機を迎え撃つことにしました。-4号機はその後、新大阪でも撮影できました。

Dsc06417 2023/8/30 山科 湖西線運用に入っている223系2500番台(クハ223-2517) 221系との併結運用

Dsc06428_20230830202801 2023/8/30 京都 京都到着後は221系と分離し、単独で近江舞子まで行くようです。

山科では待っている間に湖西線の車両を何本か見ましたが、関空快速、紀州路快速等でかつて活躍していたE233系2500番台が塗装もそのままに湖西線で活躍しているのに遭遇しました。

新大阪からおおさか東線で久宝寺、さらに百済貨物駅に近い平野駅に向かいました。関西本線では今では懐かしいという言葉も通じるウグイス色の201系6連が活躍していました。また221系の転落防止幌の無い編成も数多く活躍していました(奈良支所の6連、8連は設置なし)。平野駅は天王寺方面の通過列車用の線路があるため、上り下りのホーム間隔が広く、かつ北側には百済貨物駅と正覚寺信号所(おおさか東線と分岐・合流)を結ぶ片町線貨物支線(城東貨物南連絡線)が単線で通っており、なかなか興味深い駅です。13:30頃から15:20頃までEF510牽引の5087レ、EF65牽引の配1792レを撮影しようと待機しましたが、現れませんでした。

Dsc06494 2023/8/30 平野 関西線(大和路線)では多くのウグイス色201系編成が活躍していました。

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2023年8月30日 (水)

速報版 関西の旅 1日目 阪急電鉄8200系、京福電気鉄道嵐電、大阪メトロ中央線400系,30000A系

7月末の名古屋に続き、今回は関西に来てしまいました。
大阪に来たのは2019年10月以来なので、ほぼ4年ぶりとなります。
例によって、新宿バスタを22:10に出発する深夜高速バスで、大阪駅北口に2011年に開設された西日本JRバスターミナルにほぼ定刻に到着しました。

今回の目的の第一は前回、阪急各路線を回り、現在活躍中の系列を記録した中で唯一、記録できなかった8200系を記録することでした。8200系は8000系をベースに混雑時に座席を収納できる車両として1995年に2両編成2本が登場しました。阪急神戸線用の系列としては試作的要素強い車四両に付与される8200番台が与えられました。折しも阪神大震災の後からの運用開始で沿線人口の減少などで座席を収納せずに混雑に対処できること、ライバルのJR西日本は223系を投入し、好成績を収め始めたこと等から、製造は2編成で終了となり、座席収納運用も2007年に廃止となりました。その後は平日朝のラッシュ時にのみ、8連の通勤特急に増結される編成として活躍、2022年12月のダイヤ改正では10連の通勤特急が無くなり、一時は休車状態となりましたが、今年2月から10連の通勤特急が復活し、8200系の営業運転復帰となりました。前回、2018年10月には大阪梅田駅で続々到着する各線の列車を撮影していましたが、8200系の運用の特殊性を知らなかった為、撮り逃がしていました。

現行ダイヤでは神戸線の通勤特急は上り新開地発6:08から9:03までの17本、下りは大阪梅田発6:10から9:20までの22本で十三駅の1号線(大阪梅田より先端部)で上り電車をウオッチしました。その結果、十三時刻と先頭2連(梅田方番号)+8連(神戸方番号)は
7:03 8201+7138
7:19 8033+7102
7:34 8035+7109
7:50   8031+7107
8:06   6016+  ?
8:22   8201+7138
8:37   8033+7102
8:53   8035+7109
9:08   8031+7107  となっていました。8035Fというレア編成が入っていたためなのか、8200と7036,7037が来ませんでした。

Dsc06048 2023/8/29 十三 朝の通勤特急 8201F先頭


時刻表と対照してみると大阪梅田に7時台以降に到着する西宮北口、もしくは神戸三宮発の通勤特急が10連であることがわかりました。

十三で通勤特急を撮り終えた後は京都線で西院に向かい酷暑の中、嵐電を撮影しました。西院には車庫もあり、入庫している数両も撮影しました。


Dsc06123 2023/8/29 四条通り踏切 「もり」


Dsc06125


2023/8/29 四条通り踏切 モボ625

Dsc06129 2023/8/29 西院車庫にて


最後は大阪メトロ中央線に導入された奇抜なスタイルの400系と暫定的に導入された30000A系の撮影です。両車の詳細な説明はここでは省きますが、400系は宇宙船イメージさせるような奇抜なスタイルの車両で、既に4編成は導入されているようで、当日は1,3,4編成に遭遇しました。トンネルではない部分を走行する写真ということで最初は朝潮橋、途中から九条で撮影しました。


Dsc06224


2023/8/29 九条 大阪メトロ中央線 400系 01編成

Dsc06222 2023/8/29 九条 大阪メトロ中央線 30000A系 32652

と言った感じで8月31日まで滞在し、9月1日に帰る予定です。関西も関東同様に今年の夏はどえらい酷暑のようです。

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2023年8月29日 (火)

2023年 北九州旅行 その40 香椎線にも登場したBEC819系

DENCHA」の愛称を持つBEC819系キハ40系等で運行されている非電化路線で、都市部かつ比較的距離の短い線区向けに置き換え目的で開発された交流方式の蓄電池電車で、2013年度からの817系2000番台をベースとした改造試作車(817系V114編成を改造)による試験結果を踏まえ、2016年10月19日から筑豊本線(若松線)での営業運転が開始、2019年3月16日のダイヤ改正で新たに300番台、11編成が香椎線に投入されることになりました。2020年3月14日のダイヤ改正からは香椎線から鹿児島本線への直通運転も開始されました。

819-z5303-230601-3 2023/6/1 香椎 側面にDENCHAのロゴ等を描き、新技術車であることをアピールしているBEC819系

 私も2017年10月の福岡旅行の際に福北ゆたか線のBEC819系をレポートしましたが、今回は香椎駅で同線に投入されたBEC819系をレポートします。香椎線用のBEC819系300番台も配置は直方車両センターですが、運用の関係から南福岡車両区竹下車両派出常駐となっています。

2018年度には0番台、2編成(ZG006,ZG007)に対して安全確認カメラの取り付け、連結器の変更改造が行われ、車体番号、編成番号がそれぞれ+100となりました。

Bec819100

817-230601

2023/6/1 香椎 鹿児島本線の817系3000番台と併走しつつ、香椎駅に接近するBEC819系ZG106編成(本来、筑豊線用のはずの車両)

さらに2020年度からは300番台に対しても自動運転装置取り付けの改造が施工され、ZG301以下、8編成がZG5301編成となりました。

Bec8195300

データはこちらのサイトのものを参考にさせていただきました。

819-z305-230601-2

2023/6/1 香椎 未改造の300番台 ZG305編成

819-z5301-230601 2023/6/1 香椎 5300番台に改造済みの元300番台トップナンバー編成

819-z5311-230601-2 2023/6/1 香椎 5300番台に改造済みの元300番台ラストナンバー編成

明日から開催方面に旅行するため、レギュラーの記事は今週(今月)はこれが最後になります。可能であれば、関西から速報版をupするかもしれません。

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2023年8月28日 (月)

2023年 北九州旅行 その39 混雑対策のロングシート化で従来の番台に+500の番台が誕生した817系

JR九州の九州北部地区の近郊形車両、今回は817系です。本来は熊本、大分地区に投入されている815系も紹介すべきところですが、5~6月の旅行では遭遇機会がありませんでした。今年12月に熊本を訪問する機会があるので815系はその時にこれまでの写真と共に紹介する予定です。

817系に関しては2017年10月の福岡旅行の記事(2018/1/12)で紹介しましたが、2001年の篠栗線・筑豊本線の電化に伴う福北ゆたか線開業で登場した系列(0番台)で、同年10月6日に同線で営業運転に投入され、長崎本線・佐世保線にも同日、投入されました。

2003年8月、2005年2月には中間電動車の連結を考慮し、主変圧器の容量を上げた1000番台が直方運輸センターに投入され、2007年には前面・側面の表示器類の変更、ワンマン運転の際の収受方式を変更した1100番台が直方運輸センターに投入され、2012年、2013年には座席のロングシート化、外部塗装の変更(白色化)、主変換装置を1C4M1から1C2M2群構成に変更等を行った2000番台が直方運輸センターに投入され、さらに2012年から3連バージョンの3000番台が南福岡車両区に配置されました。

1100番台までは転換クロスシートで落成、2000,3000番台はロングシートで落成しましたが、2021年以降、0、1000、1100番台も混雑対策で一部ロングシート化が進められ、番台は500、1500,1600番台となりました。

817500
817系 0番台、500番台
811系、813系は専ら九州北部地区に投入されていましたが、815系は熊本地区、大分地区に、そして817系は鹿児島、長崎・佐世保地区に投入となり、さらに配置後、改造補に転属する車両も結構あります。

81715001600
817系1000番台、1100番台
1000番台に関しても0番台同様、各地区に配置され、配置後、改造後の動きがあります。

817-v1511-230601 2023/6/1 博多 817系 VG1511編成 福北ゆたか線運用

81720003000
817系 2000番台、3000番台
これらの番台は元来、ロングシートで導入されているため改造はありませんでした。

817-v2005-230601-2 2023/6/1 博多 817系 VG2005編成

817-v3003-230531-21 2023/5/31 門司 817系 VM3003+VM3004編成 併結の6連

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2023年8月25日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その29 機材導入の資金負担軽減のため米国籍で導入された N211JL

1983年後半頃と言えば、今でも鮮明に覚えていますが、JALでは長年主力機として活躍してきたDC-8の退役が進み、747DC-10の導入が加速された時期でした。この時期、新機材導入の資金負担を軽減するために採られたのがleveraged tax leaseによる新機材の導入でした。leverageを直訳すれば「梃子の作用」ですが、「少ない力を大きな力にする」、すなわち個々の負担する金額は少ないが、皆が出し合うことで大きなものを購入し、貸し出すというやり方です。
アメリカのリース会社ウイルミントン・トラスト社が貸し手(出資者)を募り、銀行、保険会社など多くの投資家から集めた資金で機材を購入、それをJALにリースし、25年間オペレーションした後に、減価償却され、機体はJALのものとなり、JAナンバーに再登録となりました。これまでにリース方式で導入されたDC-3,Martin 202, DC-4, DC-6B,DC-8, B727等とは異なり、リース元が機材を保有しないファイナンス・リース方式のため、機材は返却されることはなく、JALの機材となりました。

JALのB747シリーズの3機、N211JL, N212JL, N213JLがこの方式でフリートに加わり、1番機の貨物機B747-246FN211JLについては25年後の1997年12月JA811Jに登録されました。

N211jl-b747246f-cn22989-ln571-nrt 撮影年月日不詳 NRT

N211jl-b747246f-cn22989-ln571-961116-nrt 1996/11/16 NRT

cn22989/ln571として製造され、エンジンはJT9D-7Qが装備され、初飛行は1982年10月7日でした。

Ja811j-jal-b747246f-cn22989-ln571-981025

1998/10/25 NRT レジはJA811Jと8000番台レジではなく、現在のレジ方式で登録されました。

Ja811j-jal-b747246f-cn22989-ln571-981113 1998/11/13 NRT

Ja811j-b747246f-020205-bkk4 2002/2/5 バンコク・ドムアン空港 Nレジの頃は飛行できるルートにも制限がありましたが、JAレジになってからは世界各国の空港で見かけるようになりました。

1997年12月17日にJA811Jと登録されてからさらに2008年10月まで活躍し、保管状態になった後、同年11月20日Kallita Airに売却され、N746CKと登録、2016年8月まで活躍しました。まだ解体はされていないようです。

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2023年8月24日 (木)

2023年 北九州旅行 その38 輸送力向上工事とワンマン運転対応改造で編成番号が変化した813系

813系421系、423系、715系等の置き換えのため1994年から2009年にかけてJR九州初のVVVFインバータ制御方式の電車として85編成254両が近畿車輛、九州旅客鉄道小倉工場が担当し、製造されました。長期に渡り製造されたため、8番台、13次車に分けられますが、その詳細は2017年の九州旅行の際に
筑豊本線 直方車両センターの813系
赤い813系の話題 
その1 概要 
その2 0番台 part1 part2
その3 100番台 part1 part2
その4 200番台 
その5 300番台
その6 1000番台
その7 1100番台
その8 2100番台

と11回の記事で紹介しました。

1)200番台はRM228編成(直方車両セに転属)、RM231編成(衝突事故により廃車)以外は輸送力向上工事、あるいはワンマン対応工事で2200番台、もしくは3400番台に改造されました。

813-200

813系 200番台 一部の編成を除いて2200番台、もしくは3400番台に改造されました。

813-r2202-230531

2023/5/31 門司 RM2202編成 RM202編成から改造

813-r3408-230531 2023/5/31 小倉 RM3408編成 RM208編成から改造

813-r228-230601

2023/6/1 博多 RN228編成 直方セ所属のため、塗装が赤くなくかつ200番台の中で改造対象から外れている編成

2)300番台はRM303編成が3500番台となりました。
3) 1000番台はRM1002, RM1003編成が2015年3月1日付で直方車両セに転属となったため、RM1001編成にワンマン対応工事が施工され、3000番台となりました。

813-300-1000

813-r3503-230601

2023/6/1 千早 RM3503編成 RM303編成から改造

4)暫定的であった2100番台は1105,1106に戻されましたが、その後のワンマン運転対応工事により、+2000の3100番台となりました。

8131100

813系 1100番台 全編成が改造により、3100番台に
(編成番号の変遷、改造日に関するデータはこちらのサイトのデータを参考にしました。)

813-r3114-230601-2 2023/6/1 西小倉 RM3114編成 RM1114編成からの改造 顔が大きいのが特徴

輸送鵜力向上工事は2021年3月から、南福岡区所属の200・1000・1100番台の全車と300番台R303編成に対し、扉間の転換クロスシート5列のうち両端の2列を撤去、残った3列のうち扉側の2列を固定するもので、座席数は1両あたり16席減少し、撤去跡にはヒーターの配線を覆うカバーが設置されました。

ワンマン運転対応工事として、1000・1100番台は車体側面に安全確認カメラを設置し、200番台の一部とR303編成には安全確認カメラの設置・運転台へのドア開閉スイッチ・カメラモニターが設置され、駅収受式ワンマン運転に対応するための改造が施工されました。

いずれ813系も先日の811系のようにリニューアル工事の対象になると思います。その際に番号がどのようになるのか、811系のように複雑化するのでしょうか?

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2023年8月23日 (水)

2023年 北九州旅行 その37 リニューアル工事でVVVF化、さらに省電力化が進んだ 811系

昨日に続き、811系の話題です。
2016年、製造から33年が経過したことで機器の老朽化に対処するため、7月に小倉総合車両センター入場したPM4編成からリニューアル工事が開始されました。この点については2017年の記事の最後でも触れました。

制御方式: サイリスタ位相制御方式から、日立製SiC素子とIGBT素子のハイブリッドモジュール適用のVVVFインバータ制御方式に
主電動機:直流電動機から誘導電動機に
給電装置:菱形パンタグラフからシングルアーム式パンタグラフに
電気ブレーキ:発電ブレーキから回生ブレーキに
車内照明:LED化

この結果、従来車に較べて3割の消費電力減、415系に較べ49%の消費電力となりました。

デザインは「Old is New~伝統と革新の電車」をコンセプトにJR九州社内設計陣のアイデアを水戸岡鋭治が監修する方式とし、前面白色・側面ステンレス無塗装を維持しつつも、前面貫通扉および側面にはJR九州の近郊系・通勤形で定着したCTロゴを新規に配し、側面帯は、青一色に白線および、白抜き文字で"Commuter Train 811"と表記、従来811系では表記されていなかった英字社名も追加されました。

車内は座席が転換式クロスシートからロングシートに変更となり、座席生地は「博多織や小倉織などのような九州の伝統的な織物」をイメージしたデザインの青いモケットとなりました。優先席は赤のモケットとなっています。窓ガラスはスモークガラスに変更され、カーテンは廃止されました。

811202308_20230822084801

811系のリニューアル編成

2017年3月31日出場のPM1504 (元PM4)編成を皮切りに、基本番台編成からリニューアル工事が始まりましたが、2018年度内までに行われたリニューアル工事では、基本番台はすべて元番号+1500の改番が行われました(PM1504, PM1511, PM1512)。

811-p1504-230601

2023/6/1 遠賀川 最初にリニューアルを受けたPM1504編成

811-p1511-230602 2023/6/2 小倉 PM1511編成

811-p1512-230601-2 2023/6/1 遠賀川 PM1512編成

2018年10月12日出場のPM7609(元PM109)編成に対しては両先頭車に鉄道総合技術研究所が開発した線路周辺画像解析エンジンを採用してNECグループが開発した、線路の状態を自動判定する「列車巡視支援システム」が搭載され、これら両先頭車の番号はリニューアル番号(+1500)にさらに6000を加え、7600番台となりました。この編成は検測装置搭載改造車ということでRED EYEの愛称が与えられました。

さらに2019年3月27日に出場したPM8105(元PM105)編成にはサハ811形200番台のトイレスペースを機器室として活用し、日立製作所と日立ハイテクファインシステムズが開発協力し、国内初となる車上4Kカメラを設置した「電車線路モニタリング装置」が設置されました。同編成のクハ8105以外の3両には車椅子のスペースが追加され、このリニューアル方式が今後のリニューアルのデフォルト方式となったようで、リニューアル(車椅子スペースの追加設置)車両は元番号+2000という方式になったようです。PM8105編成にもRED EYEの愛称が与えられました。

811-p8105-230531 2023/5/31 小倉 

811-p8105-2306012023/6/1 西小倉

検測機器搭載編成であることを示すRED EYEのロゴを付け、CTの地色も赤となっているPM8105編成

PM8105編成以降、リニューアル工事を受け、検測機器を搭載しないで出場した編成はクハ以外は車椅子スペースが追加設置され、+2000、クハは+1500の改番を受け、編成番号は元番号に+2000となっています。

811-p2003-230601 2023/6/1 香椎 PM2003編成

811-p2009-230531
2023/5/31 小倉 PM2009編成

811-p2014-230531_20230822091101 2023/5/31 門司 PM2014編成

811-p2017-230531 2023/5/31 門司 PM2017編成

811-p2101-230531 2023/5/31 小倉 

811-p2101-2306012023/6/1 博多

PM2101編成

 

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2023年8月22日 (火)

2023年 北九州旅行 その36 リニューアル工事でオリジナルタイプが減少しつつある 811系

2017年10月の九州旅行の際に811系に関して、8回の記事で触れました(その1 概要、基本番台 part1, part2, part3, part4, 100番台 part1, part2, part3)。これらの記事にあるように811系は福岡大都市圏の快速列車の増発と421系の置き換えを目的に1989年から1993年にかけ、4両編成28本が製造されました。デビューは1989年7月でした。

1989年にPM1~PM4編成, 1990年にPM5~PM15編成, 1991年にPM16編成, 1992年にPM17編成まで製造され、1992年7月15日のダイヤ改正までにマイナーチェンジ車としてPM101~PM109編成、1993年3月18日のダイヤ改正までにPM110,PM111編成が製造されました。製造は近畿車輛、日立製作所、九州旅客鉄道小倉工場が担当しました。

PM2編成は2002年2月22日の列車衝突事故でクモハ・モハが大破、サハ・クハも廃車となりました。

811

811系 編成表 リニューアル前

未リニューアル車(PM1, PM5, PM6, PM7, PM8, PM15, PM102, PM103, PM104, PM106, PM107, PM110, PM111編成)

811-p6-230601 2023/6/1 千早 PM6編成

811-p7-230601 2023/6/1 門司 PM7編成
 
811-p8-230601 2023/6/1 香椎 PM8編成

811-p15-230531 2023/5/31 小倉 PM15編成

811-p105-230603  22023/6/3 小倉 PM105編成

811-p106-230601 2023/6/1 香椎 PM106編成

811-p107-230601 2023/6/1 博多 PM107編成

非リニューアル車として残る編成は現時点で基本番台が6本、100番台が7本の計13本となっており、リニューアル工事は当初、2024年度までと言われていましたが、コロナの影響で2028年度まで続くそうです。

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2023年8月21日 (月)

2023年 北九州旅行 その35 関門連絡に活躍する415系1500番台

JR九州所属の415系2022年9月のダイヤ改正で鹿児島本線久留米駅以南、日豊本線大分駅以南、筑豊本線、豊肥本線、長崎本線佐賀駅以西での運用は終了となり、現時点で営業運転に入っているのは大分車両センター所属の1500番台4両編成、14本のみとなりました。

4151500
大分車両センターに配置される415系1500番台の編成表

これら以外に鋼製のFo105,106,108,110~112, 117~120, 122~124, 126, 520編成に関してはまだ籍は残されているようですが、稼働はしていません。

415系1500番台の担当する運用は関門トンネルを通過する下関∼小倉間のシャトル運用を含む日豊本線系の8運用と2023年6月1日から開始された平日の鹿児島本線の臨時快速運用となっています。

4151500-fo1510-2305312023/5/31 門司 Fo1510編成

4151500-fo1511-230602 2023/6/2 小倉 Fo1511編成 8連運用

4151500-fo1512-230603 2023/6/3 下関 Fo1512編成

4151500-fo1513-230601 2023/6/1 西小倉 Fo1513編成 8連運用

4151500-fo1514-230531-5152 2023/5/31 門司 Fo1514編成

4151500-fo1515-2306012023/6/1 西小倉 Fo1515編成 8連運用


4151500-fo1518-230603 2023/6/3 小倉 Fo1518編成

4151500-fo1519-230601 2023/6/1 千早 Fo1519編成 8連運用

4151500-fo1520-230602-31 2023/6/2 小倉 Fo1520編成

415系1500番台の車齢は36年になり、引退の時はそう遠くは無いと思われます。果たして、後継はどういった車両が担う予定なのか?
関門トンネルという交直流接続区間を通して運転できる車両を現時点でJR九州は開発していない点が悩ましい点であります。

1)独自に交直流車両を開発する。開発費用がかかる割に量産数は少なく、時間もかかる。

2)同じ60Hz交流~直流に対応したJR西日本の521系のような車両を導入する。JR西日本との間でうまく交渉がまとまるか?

3)筑豊本線(若松線から全線)、香椎線に導入されたBEC819系を導入し、小倉の電留線で充電、小倉~下関間を走行する。
  蓄電池を搭載した車両が海底トンネルを通過する際の安全対策をクリアする必要がありますが、JR九州が開発してきた技術の拡大展開になる。

同じ区間を走るJR貨物の電気機関車が九州島内専用の機関車としてED76形の後継、交流専用機を開発せずに既存の交直両用機EF510形の300番台で対応しようとしていることを考えるとJR九州も独自に交直流車両を開発はせずに2)3)あたりで対応するのではないかと思われ、関門区間の短さを考慮すれば3)の方式がリーズナブルのように感じます。

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2023年8月18日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その28 エクゼクティブ・エキスプレスとしてニューヨーク線専用機として活躍したJA8162

前回のJA8161と同様に東京~ニューヨーク線専用機として導入されたのがcn22991/ln581JA8162です。実はJAナンバーの登録はこちらの方が10日早い、1983年6月6日でした。さらに言えば、1982年12月にはJAナンバーではなくアメリカ国籍のN211JL(後にJA811J)がB747-246FとしてJALのフリートに加わっています。

JA8162とJA8161の導入により、東京~ニューヨーク間はデイリーの運航体制が可能となりました。成田を毎日、正午に出発し、約12時間のフライトでニューヨークには同じ日の昼過ぎに到着、2時間弱のターンアラウンドで戻り、成田には翌日の16時前後に到着、翌日昼の出発に備えてステイタイムが確保されていました。就航当初はコンフィグレーションの特殊性(上級クラス席が多く、エコノミークラスが少ない)こともあり、他の短距離路線や国内線の間合い使用はあまりありませんでしたが、JA8169も加わり、1980年代後半になると年末年始や夏の繁忙期、成田~グアム線の臨時便、成田~伊丹の国内線にも投入されました。

B747-400フリートが拡大し、JA8161,JA8169の僚機2機は貨物機に改修されてもJA8162は旅客機として残り、2005年にはFMS(Flight Management System)を搭載、国内線機として活躍しました。ラストフライトは2007年3月でした。2007年4月にはトランスアエロ航空に売却され、N749UNと登録されました。現在も解体はされず、保管状態にあるようです。

Ja8162-jal-b747246b-cn22991-ln581-960519

1996/5/19 NRT

Ja8162-jal-b747246b-cn22991-ln581-971124 1997/11/24 NRT

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2023年8月17日 (木)

2023年 北九州旅行 その34 「かもめ」は新幹線に譲り、「リレーかもめ」、「みどり」、「かささぎ」、そして「ソニック」で活躍する885系 その2

885系のSM3編成は2003年7月18日金曜日21時45分頃、「かもめ46号」(2046M)として肥前島田~小江駅間を約120㎞/hで力行走行中、線路上に40cm大の岩塊(質量約130㎏)が落ちているのが見つかり、運転士は非常ブレーキをかけましたが、列車は岩塊と衝突、先頭車と2両目は脱線し、線路脇の盛土下に転落、3両目は台車が脱線した状態で停止しました。列車には乗務員2名、乗客76名が乗車しており、乗客36名と運転士が負傷しました。車体は1両、2両目が大破、3両目は前台車が脱線、損傷し、台枠に歪みが生じました。4両目は脱線はしませんでしたが、3両目との接触で妻面に陥没が生じました。

長崎本線鳥栖起点、94.153kmの線路右側切取のり面(斜面長6.4m)から線路上に寸法は約34×37×44㎝、質量130㎏の安山岩の岩塊が転がり落ち、それに1両目前台車の右側の軸箱及び側梁の下部がぶつかり、先頭車は右側に脱線、しばらく軌道と平行に走行し、正久寺第一踏切道を過ぎた付近より徐々に右に偏り始め、線路の右側に設置されている71号柱、70号柱及び69号柱を倒壊しながら進行、さらに線路の右側を斜めに降りるように進行し、先頭部が沿線の擁壁に衝突、この時点で速度は60~70km/hまで減速していました。衝突により、先頭部を支点として時計方向に回転するとともに、右を上にして横転しました。1両目が回転する過程で、1両目後部が左に振られたため、それにつなが
る2両目は左前方に進行し、連結部が分離して左側の水田に突入、その際、後部が3両目に押されたため、反時計方向に回転し、後部が持ち上げられた状態で停止した。それにつながる3両目は、前部が右方向へ持ち上げられ、前台車が脱線しました。

岩塊の転落はのり面のくぼみの状態を調べた結果、岩塊に密着し、支えていた周囲の土壌が長年に渡り、少しずつ浸食され、安定性が失われ、当日の降雨 (小長井駅に設置されている雨量計の記録)
19時 時雨量 3mm 連続雨量14mm
20時 時雨量 17mm 連続雨量 21 m
21時 時雨量 1mm 連続雨量 22mm  により、土壌が流出、最終的な落下に繋がったものと判断されました。

ちなみに当該区間は単線区間で21時31分頃、下り特急「かもめ43号」(2043M)が通過しており、その際には線路上に異常は認められておらず、落石はその後、発生したものと推定されました。  以上、国土交通省鉄道事故調査委員会「鉄道事故調査報告書」平成16年8月27日を参考にしました。
この事故でSM3編成は運用を離脱、大破した博多より3両は同年9月1日付で廃車となりました。

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2003/5/22 諫早 再掲ですが、諫早に到着するSM3編成

2004年3月23日、廃車となった3両に代わり、元番号に400を加えた3両が落成、損傷が少なかった3両と連結し、SM3編成とし、運用復帰しました。

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2007/12/16 西小倉 「ソニック36号」として西小倉を通過する”新”SM3編成の黄色帯時代
下り方先頭は1次車の3連パンタ、上り方先頭は2次車スタイルの2連パンタ

2011年1月、SM5編成が青帯に変更されたのを嚆矢に、2012年6月までに1次車(SM1~SM7)全編成が青帯に変更となりました。

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2023/5/31 小倉 ソニック41号で佐伯に向かうSM3編成 青いSM3編成は初撮影

885-sm3-34-230601 885-sm3-34-230601-2 2023/6/1 遠賀川 降りしきる雨の中、博多駅に向けて「ソニック34号」で驀進するSM3編成

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2023年8月16日 (水)

2023年 北九州旅行 その33 「かもめ」は新幹線に譲り、「リレーかもめ」、「みどり」、「かささぎ」、そして「ソニック」で活躍する885系 その1

2000年から2004年にかけ、6両編成11本と事故による代替新製車3両の計69両が製造された885系2000年3月に「かもめ」用としてデビュー、2001年には「ソニック」増発用に、2003年には2次車の6連化用に4両が新製されました。

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2023/6/1 博多 885系のエンブレム KAMOMEのマークは残されていますが、INTERCITY KYUSHU SINCE 2000からAROUND THE KYUSHU SINCE 2000に変わっています。

2022年9月23日のダイヤ改正で西九州新幹線(武雄温泉~長崎間:約66㎞)が開業すると在来線特急「かもめ」の名称は新幹線に譲り、「リレーかもめ」4往復(下り17・45・49・53号・83号/上り20・48・52・56号・84号:下り83号、上り84号は繁忙期のみ運転)、今回新設された「かささぎ」2往復(下り105・113号/上り104・110・252号 :上り252号は佐賀始発、土曜・休日のみの運転)、「みどり」(下り23・43・59・63・67号/上り6・10・14・34・54号 :14・43・54号は「みどり(リレーかもめ)」として運転)を担当するようになりました。

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2023/6/1 博多 SM7編成 「リレーかもめ17号」 行き先表示は武雄温泉での接続を織り込んで長崎行きに

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2023/6/1 博多 同じSM7編成による「かささぎ105号」 こちらは新幹線とは接続しない肥前鹿島行き885-sm1-23-230601

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2023/6/1 博多 「みどり23号」として佐世保まで運行されるSM1編成が入線

「ソニック」に関しては下り5・11・15・17・19・27・33・37・39・41・49・55・59・201号/上り6・10・12・14・22・28・32・34・36・44・50・54・56・202号 とかなりの本数を受け持っており、12・41号は佐伯駅発着、201・202号は中津駅発着。17・34号は臨時列車扱いで毎日運転となっています。

885-sm1-202-230602 885-sm1-202-230602-2 2023/6/2 小倉 SM1編成による中津発の「ソニック202号」

885-sm4-5-230601 885-sm4-5-230601-2 2023/6/1 香椎 初撮影の”青い”SM4編成による「ソニック5号」

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2023年8月15日 (火)

2023年 北九州旅行 その32 登場以来、「ソニック」で活躍を続ける883系

1994年から1997年にかけて、さらに2008年に登場した883系、今年5月の記事()で触れましたが、783系787系、そして885系のように新幹線の開業で職を追われることはなく、淡々と日豊本線特急「ソニック」での活躍を続けています。

883-ao1-230601 2023/6/1 博多 大分から到着した「ソニック18号」 AO-1編成

883-ao2-7-230601-2 2023/6/1 香椎 「ソニック7号」 AO-2編成

883-ao3-4-230601-2 2023/6/1 香椎 「ソニック4号」 AO-3編成

883-ao5-20-230601-2 2023/6/1 博多 783系CM-11編成と並ぶ「ソニック20号」 AO-5編成

883-ao17-21-230601-2 2023/6/1 博多 出発を待つ「ソニック21号」 AO-17編成

883-ao2-4-230602 2023/6/2 小倉 「ソニック4号」 AO-2編成

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2023年8月14日 (月)

西武鉄道 2000N系 8連 2077Fが横瀬基地に廃車回送

2023年8月7日2000N系8連2077F が横瀬基地へ廃車回送されたそうです(情報)。

同編成は2073F以下,2085Fまでの2000系第10次車として東急車輛にて1991年6月14日にて竣工、2002年4月2日に減パン工事、2009年12月24日には更新修繕を受けた編成でした。更新修繕の際にシングルアームパンタグラフへの交換もなされています。

2000n-8-2078-140504 2014/5/4 石神井公園~練馬高野台

2000n-8-2078-160610-21 2016/6/10 東長崎
 2000n-8-2077-170204-22017/2/4 飯能

2000n-8-2078-170708 2017/7/8 所沢

2000n-8-2078-230718 2023/7/18 練馬

リニューアル車であろうがなかろうが、検査期限を迎えた2000N系はさっさと廃車にするというのが最近の西武鉄道の方針のようです。

追記:2077Fに関しては全車廃車ではなく、2277・2278の中間電動車ユニットを廃車とし、6連化し、国分寺線用にするとのことです。同編成のうち、2277・2278を抜いた6連が8月14日に武蔵丘検修場に回送入場、10月2日に6連での試運転が行われ、10月3日より、国分寺線での営業運転が始まりました。

2000N系 8連廃車に関して

2057F 2023/1
2059F 2022/5
2061F 2023/2
2063F 2021/11
2077F 2023/8 (2277・2278の廃車)
2097F 2016/9

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2023年8月11日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その27 エクゼクティブ・エキスプレスとしてニューヨーク線専用機として活躍したJA8161

JA8149JA8150の「アロハ・エキスプレス」がリゾート線専用機であったのに対して、東京~ニューヨーク間のビジネス旅客専用機として導入されたのが「エクゼクティブ・エクスプレス」でした。

cn22990/ln579として製造、1983年6月16日に納入され、JA8161として登録されたB747-246BはそれまでパンナムがB747-SPで運航していた東京~ニューヨーク線をフルサイズのB747で運航可能にした機体でした。

1980年代初頭、東京~ニューヨーク間はJALはDC-10-40を使用し、アンカレジ経由で運航し、パンナムはそのために開発されたといっても過言ではない短胴タイプのB747-SP(Special Performance)を使用し、直行便を飛ばせていました。

B747-SPの計画が発表されたのは1973年9月で747型がデビューして3年程経った頃でした。当時、それまでの主力機だったB707DC-8とB747の中間に位置する機体として3発ワイドボディのDC-10の長距離タイプが開発され人気を集めだしていました。Boeing社はこれに対抗すべく胴体を縮め、座席数をDC-10と同クラスにし、さらに航続距離を増やした-100SPを送り出しました。

具体的には-100型をベースに胴体を主翼前後で14.20m短縮し、尾翼の位置が前来た分モーメントを修正するため、垂直尾翼、水平尾翼の先端を1.52m延長、方向舵はダブルヒンジ方式に、主翼は三段スロッテド・フラップからシンプルなシングル・スロッテド方式に変更、これらにより自重が軽くなった分を燃料の搭載にあて、リザーブタンク19万0625リットル追加としました。空気抵抗の減少、巡航高度の増加などで航続距離は1万1千280kmと-200Bの8330~9260kmを上回ることに成功しました。1号機は19757月4日に初飛行、1976年2月4日には型式証明の取得、キックオフカスタマーであったパンナムのロサンゼルス~東京線に4月25日、ニューヨーク~東京線に、翌26日就航しました。

このSP時代を早く終わらせたのがJA8161 JA8162 JA8169の3機からなる-246B、JT9D-7R4G2エンジン装備機でした。JT9D-7R4G2エンジンはプラット&ホイットニー社のJT9Dエンジンシリーズの最終型と言われるエンジンでB747-300型向けに開発されタイプでJALがこれまでB747に搭載してきたシリーズと較べると

Jt9d-engines
JALがB747に採用したJT9Dエンジン タイプ間の比較

-7R4G2ではエンジンの重量はさほど変化していないにも関わらず、推力は大幅に上昇しています。これは高圧タービンの動翼にPWA1480と言われる第一世代単結晶が使用されガス温度が上昇、耐久性が向上したためと言われています。

このエンジンのみならず燃料タンクの増設で成田~ニューヨーク間のフライトを安定的にこなせるようになったようですが、それでも国際線機長の書かれた記述によると成田からニューヨークに向けてフライトする場合、フライトプラン上はシカゴまでのフライトとして申請し、北米上空に達してからシカゴ行きをニューヨークまでに延長するやり方でフライトしていたとのことでした。

こういった機材の進歩で-SPのセールスポイントは失われ、製造は45機に留まりました。-7R4G2エンジンを装備した-200Bはノースウエスト航空(2機、N637US,N638US)とユナイテド航空(2機、N151UA, N152UA)でも導入しており、これらはいずれもJALのやり方に倣ってニューヨーク~東京直行便対応での導入でした。特にUAの場合、自社導入の-222Bはこのタイプだけでした。ちなみにN151UAは後にノースウエストに売却され貨物機になり、N645NWとなり、成田でもよく撮影しました。

Ja8161-jal-b747246b-cn22990-ln-579-90062 1990/6/24 NRT 離陸のためRWY16エンドに向かうコンチネンタル航空のB747を移したときに偶然、映り込んでいたJA8161
当時、飛行機写真を撮り始めの頃でJA8161が「エクゼクティブ・エクスプレス」とは知らなかったため、同機の機首部に入れられたEXECUTIVE EXPRESSのロゴは写していませんでした。

Ja8161-jal-b747246b-cn22990-ln-579-94111 1994/11/19 NRT

同機のキャビンはファースト、ビジネスクラスのスペースを大きく確保し、エコノミークラスは主翼の後ろ半分程度といったコンフィグでした。3クラス258席といったコンフィグはB747では異常に少ないものでした。

Ja8161-jal-b747246b-cn22990-ln-579-98042 1998/4/29 NRT

Ja8161-jal-b747246b-cn22990-ln-579-99080 1999/8/5 NRT

Ja8161-b747246b-010906 2001/9/6 バンコク ドムアン空港
B747-400が登場するとニューヨーク線特別機の座は-446に譲り、東南アジア、オセアニア線などに活躍の場を移しました。

Ja8161-boeing-747246fscd-22990-579-02052 2002/5/26 2002年 貨物機にコンバートされました。ただ、高性能な-7R4G2エンジン搭載のため、貨物機としても長距離路線に活躍した様です。

2007年4月18日Kalitta Airに売却となり、レジはN700CKとなりました。2012年7月にはStore状態となり、既に解体されているとのことです。

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2023年8月10日 (木)

2023年 北九州旅行 その31 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その3

吉崎駅を出発した「36ぷらす3」編成は博多駅5番線に入線となります。このホームは以前、「ななつ星九州」が入線していたのと同じホームでした。

230601 2023/6/1 博多駅地下通路の案内表示
毎週木曜日の朝10時、鹿児島中央行 特急36ぷらす3として出発することが定例化しているためか、電光表示も臨時列車ではなく、特急名まで表示されています。

787-363-230601向かい側、4番線ホームには885系リーレーかもめ17号」が入線しており、撮影条件は決して良くはありません。

787-363-230601-3_20230809133701 10時、定刻に列車は出発して行きました。

787-363-230601-5

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2023年8月 9日 (水)

2023年 北九州旅行 その30 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その2

今回は吉崎駅で博多駅入線待ちをする787系BM-363編成「36ぷらす3」の各車両について見て行こうと思います。

363_20230808150701

 

 

 

 

 

 

 

 

36ぷらす3 編成図

787-363-230601-3

787-363-230601-4

2023/6/1 BM-363編成 6号車先頭部

787-363-230601-32
種車はクモハ786-2で

787-bm15-100830 2010/8/30 竹下 BM-15編成 クモハ786-2

スカートを含め、外板に関しては手を加えておらす形態的に変化が無いのが分かります。
ライト周りやキャノピー窓中央部に「36+3」やアイコンが入れられ、ボンネット中央部に「Discover Kyusyu Express 787」と金色文字が入れられ、編成番号の表記は車体下部に移されました。

787-363-230601-6 車体側面には「BLACK TRAIN 36 PLUS 3 SINCE 2020」と金文字が入っています。

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6号車と5号車は解放客席のグリーン車で1+2列の座席が並んでいます。座席は800系新幹線の座席をベースにしたものとなっています。

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4号車はマルチカーで共用スペースとなっており、車内イベントなどに活用されます。36個の星と3個の星を十字架のような記号で繋げたアイコンが大きく描かれています。

787-363-230601-15 787-363-230601-28 3号車はビュッフェ車としてデビュー、「リレーつばめ」転用の際にビュッフェ部分を座席車にしたサハシ787-2→サハ787-202の経歴を持つ車ですが、この度、サロシ787-363として再度「シ」になるにあたり、車体は方向転換し、2号車寄りに2人用個室を6室、ビュッフェ部分は車内の昼食の提供準備に利用されます。

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2号車には6人用個室3室、2人用個室(車椅子対応)1室が設置されています。

787-363-230601-19 787-363-230601-20 787-363-230601-21 1号車には4人用個室が4室、既存のグリーン個室もそのまま残されています。新設した個室はパーテーションの高さを抑えた明るく開放的な空間になっています。
車体外板に大きな金色の円盤状のエンブレムが貼ってある車両がグリーン個室車のようです。

両先頭車の1号車、6号車は熊本八代産のイ草を使った畳敷きとなっており、客室入り口横に靴箱が設置されています。

787-363-230601-35 787-363-230601-36 同編成は9:44頃、吉崎駅を出発し、博多駅に向かいました。

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2023年8月 8日 (火)

2023年 北九州旅行 その29 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その1

JR九州は1989年3月11日に登場した「ゆふいんの森」以来、多くの観光列車(D&S(デザイン&ストーリー)列車 )を登場させてきました。 その第12弾として2019年11月21日に概要が発表され、2020年10月16日から運行が開始されたのが787系BM-15編成を種車に水戸岡鋭治氏が車両デザインを担当した「36ぷらす3」と命名された列車でした。これまでのD&S列車は全て気動車でしたが、初めて電車をベースにした列車となり、D&S列車として初めてJR九州以外の線路(肥薩おれんじ鉄道)を通過する列車となりましt。

命名の由来は九州島が世界で36番目に大きい島であること、5日間の行程で沿線の35のエピソードを紹介することで、利用者自身で“36番目のエピソード”を語ってほしいとの願いが詰まっていること、「3」は乗客・地域住民・JR九州を表し、「驚き、感動、幸せ」の意味も込めてあり、36+3=39で「感謝=サンキュー(39)の輪」を広げたいということだそうです。

運行は毎週木曜日に博多駅を出発し、
木曜日(赤の路)博多~玉名~熊本~牛ノ浜~鹿児島中央
金曜日(黒の路)鹿児島中央~大隅大川原~青井岳~宮崎
土曜日(緑の路)宮崎空港~宮崎~延岡~宗太郎~重岡~大分~別府
日曜日(青の路)大分~別府~杵築~中津~門司港∼小倉~博多
月曜日(金の路)博多~佐賀~肥前浜~長崎:長崎~肥前浜~佐賀~博多(2022年9月まで)
       博多~佐賀~肥前浜~武雄温泉~上有田~早岐~佐世保:佐世保~早岐~有田~武雄温泉~江北~佐賀~新鳥栖~鳥栖~博多
*西九州新幹線部分開業で肥前浜~長崎間が非電化となったため(詳細はこちらに)、在来線での長崎への電車の直通は不可能となり、佐世保往復に変更となりました。

今回の九州北部旅行では6月1日木曜日に博多発のシーンが狙えるので同日、博多駅に向かいましたが、これまでの経験では博多から西へ向かって出発する列車は吉崎駅で博多駅のホームが空くのを待つケースが多かったので吉崎駅で降りてみると、案の定、「36ぷらす3」編成が待機していました。

水戸岡鋭治氏が787系のデザインを担当した際、外板の塗装を黒にしたかったそうですが「黒は鉄道に使わない」という理由で却下されダークグレー塗装となった経緯があり、「787系を造るときにできなかったことが、36ぷらす3でできた」と述べているそうで、黒を主体に金の文字、飾りが入ったスタイルとなっています。

787-363-230601-2 2023/6/1 吉崎 36ぷらす3の編成は九州を廻るたびに向きが逆転しますが、この日の編成は6号車が先頭でした。787-363-230601-7 現在、一般の787系編成はAround Kyusyuのロゴを付けていますが、36ぷらす3編成(BM-363)はDiscover KYUSYUとなっています。また各車両の車体番号は全て-363となっています。

787-363-230601-22 明日の記事では6両編成の構成メンバーについて触れます。

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2023年8月 7日 (月)

2023年 北九州旅行 その28 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その3 にちりん

2022年9月23日の西九州新幹線部分開業後、787系で運用される列車、今回は日豊本線の特急列車です。

本来なら「にちりん」「にちりんシーガイヤ」「ひゅうが」「きりしま」を紹介すべきところですが、生憎、「にちりん」しか写真はありません。

編成的には「にちりん」の4・5・6・7・11・12・14・15号は南福岡のBM-1~14の6両編成、他は大分のBo6101・102・103・6104・105・6106・107~111の4両編成で運転、「ひゅうが」の1・5・12・16号は6両編成、他は4両編成で運転、「きりしま」は全て4両編成で運転となっています。

ちなみに大分の4両編成の6000番台は検測装置搭載による改造のためのようで、Bo6101とBo6102は2021年1月12日同年6月8日に小倉総合車両センターにて、Bo6106には2020年2月29日に同センターにて電力設備監視装置が搭載されたそうです(情報)。

787bo102-3-230602-6 2023/6/2 小倉 「にちりん3号」

同列車は滞泊先の門司港駅から小倉駅まで回送され、小倉発6:39~行橋6:55/6:55~宇島7:09~中津7:15~柳ヶ浦7:26~宇佐7:31~杵築7:47~亀川7:59~別府8:03/8:04~大分8:14/8:16~鶴崎8:24~幸崎8:42~臼杵8:57~津久見9:08~佐伯9:25/9:26~延岡10:32~南延岡10:37~日向市10:50~高鍋11:15~佐土原11:27~宮崎11:37/11:40~南宮崎11:43/11:45~宮崎空港11:50と今の787系の運用時間の中では博多(7:31)から宮崎空港(13:19)までの「にちりんシーガイヤ5号」に次ぐ長時間運用の特急となっています。

787bo102-3-230602 2023/6/2 小倉 3番線に向かうBo-102編成

787bo102-3-230602-3 2023/6/2 小倉

787-bo105-3-230603-2 2023/6/3 小倉 3番線に向かうBo-105編成

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787-bo105-3-230603-6 2023/6/3 小倉 Bo-105編成

日中はあまり見ない787系編成も早朝の小倉駅では5:57の「きらめき1号」、6:53の「かささぎ1号」、7:04の「リレーかもめ9号」、そして6:39の「にちりん3号」、8:31の「にちりんシーガイヤ5号」で姿を現します。

日豊本線の話題が出てきたついでに記述しますが2023年6月6日以来、運用に就いていなかったEF510-301号機ですが、2023年8月1日から運用(4075レ往復)に復帰しました。今のところ、1日、2日、3日と運用に入り、4日は休んだようですが、5日、6日には運用に入っており、順調なようです。

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2023年8月 4日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その26 パンナムから購入した貨物機でJUSTでも活躍 JA8160

1980年代初頭のJALの国際線貨物便はダグラスDC-8の貨物機(JA8014, JA8036, JA8044, JA8055, JA8056)が主力として活躍していましたが、旺盛な太平洋線、欧州線の貨物需要に応えるためDC-8-62Fの約2.5倍の積載能力を持つB747の貨物型を増備することとなり、同じ頃、パン・アメリカン航空は貨物専用便の縮小を図っており、パンナムが放出したB747-221Fを購入、JAナンバー登録したのがJA8160, JA8165の2機でした。

JA8160と登録された機体はcn21744/ln392でパンナム時代のレジはN905PA(愛称はClipper Golden Eagle)でした。1979年8月11日に初飛行を行い、同月28日にパンナム機となり、1982年10月29日にJALに売却されました。路線就航は1983年からで、後にJAAとの共通事業機となり、JA CARGO、尾翼は鶴丸からJA8165のレジに変更されました。
 1991年1月10日、JALはヤマト運輸、日本通運などとともに日本ユニバーサル航空(JUST:Japan Universal System Transport Co., Ltd. )を設立、JA8160がリースされクジラの「ゆーちゃん」を垂直尾翼にあしらった塗装になりました。同年10月16日から羽田~新千歳、11月26日から名古屋~新千歳間の運航を開始しましたが、羽田空港の発着枠不足で多数の便を運航することが出来ず、バブル崩壊による景気の後退もあって、1年ほどで運航停止に追い込まれました。

JAL機に戻ったあと(1992年10月28日)も同塗装で運航され、成田~香港線、成田~サンフランシスコ線などで活躍しました。JALを離れたのは2007年9月14日でKalitta Airに売却、N748CKとなりました。同社では2013年12月にStoreされるまで活躍しました。現在も解体されずStore状態にあるようです。

Ja8160-jal-b747221f-cn21744-ln392-911005

1991/10/5 NRT

Ja8160-jal-b747221f-cn21744-ln392-961223 1996/12/23 NRT

同機はJT9D-7Qエンジンを装備しています。

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2023年8月 3日 (木)

2023年 北九州旅行 その27 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その2 かささぎ・きらめき

787系が担当する特急、今回は「かささぎ」、「きらめき」の紹介です。

「かささぎ」は肥前鹿島と博多、門司港を結ぶ特急として2022年9月のダイヤ改正で誕生しました。

一昨日の783系特急の話題でも登場しましたが、この肥前鹿島という駅は長崎本線の江北(2022年9月に肥前山口から改称)~諫早間にある駅で西九州新幹線全線開業後は平行在来線上の駅となります。長崎新幹線は当初、軌道可変(フリーゲージ)方式が導入されるはずでしたが、開発が遅れ、2022年9月、現在のリレー方式での開業となりました。この開業方式に関しては与党検討委員会と佐賀、長崎の両県、JR九州、国土交通省、鉄道・運輸機構の6社が話し合い、2016年3月に工事予算、開業後の運行方式に関して合意がなされました。それによると

・工事費用は、両県が実質負担額約12億8千万円(佐賀3億2千万円、長崎9億6千万円)をいったん支払い、両県がJR九州から購入予定だった肥前山口-諫早間の線路や駅舎などを、暫定開業時に無償譲渡してもらうことで相殺する。
・肥前山口-諫早間は暫定開業時、運行をJR、鉄道施設の維持管理を両県で担う上下分離方式に移行するが、JRが20年間運行を維持するとしていた期間を23年に延長する。
・上下51本から10本に減便される予定だった博多-肥前鹿島間の在来線特急は、暫定開業後3年間は上下14本程度に上積みし、普通列車は現行水準を維持する。
・肥前山口-武雄温泉間の複線化工事は暫定開業までに大町-高橋間を実施、その後は段階的に整備する。 (以上、情報はこちらから)

これらに則って同区間に登場したのが特急「かささぎ」です。名称の由来は佐賀県の県鳥がかささぎだからです。下り8本・上り9本が設定され、このうち7往復が肥前鹿島駅まで乗り入れることになりました。「リレーかもめ」が新幹線に接続する特急であるのに対して、「かささぎ」は接続しない特急という位置づけです。

787-bm11-101-230602 2023/6/2 小倉 門司港発「かささぎ101号」 BM-11編成

787-bm13-101-230601 787-bm13-101-230601-2 2023/6/1 西小倉 「かささぎ101号」 BM-13編成

かささぎ 下り 101号 門司港発 103~113号 博多発 201号 小倉発、佐賀行
     上り 202号 佐賀発 102号(783系)204号 佐賀発 106~114号 博多行 104号 博多~吉塚間普通列車 
787系は

特急「きらめき」は2000年3月11日のダイヤ改正でそれまで「つばめ102号」「にちりん101号」として運行していた博多発門司港行の特急に独立した名称を与える形で設定された列車で、2001年3月3日のダイヤ改正では同区間を走っていた「ホームライナー・エアポートライナー」も特急として編入し、種別統一がなされました。2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業では「リレーつばめ」「有明」の門司港・小倉~博多間を編入し、日中の運転もかなり増えましたが、利用不振で削減され、現在は当初のホームライナー的運行に戻っています。ちなみに「きらめき」の列車名は1988年3月13日から1997年3月21日までJR西日本の「しらさぎ」を補完する米原~金沢間速達形特急に使用されていた名称です。

787-bm6-230601-3

2023/6/1 小倉

787-bm6-230601-7 2023/6/1 小倉 きらめき1号 BM-6編成

787-bm1-1-230602-6 2023/6/2 小倉 「きらめき1号」 BM-1編成


きらめき 下り 1号 3号(783系)5号(小倉~博多)
     上り 2号 (博多∼小倉)4・6号 8・10号(783系)12号     特記以外は787系

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2023年8月 2日 (水)

2023年 北九州旅行 その26 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その1 リレーかもめ

1992年にデビューした787系に関してもその登場からの歴史を九州北部旅行前に予習してきました(1,2,3)。

787系は6両編成(BM1 - 8・10 - 14・363編成)14本と増結用予備車のサハ787形100番台12両が南福岡車両区に、「有明」用に登場した4両編成(Bo102・103・105・107 - 111・6101・6104・6106編成)11本が大分鉄道事業部大分車両センターに配置されています。

2022年9月23日のダイヤ改正では「リレーかもめ」「かささぎ」が登場し、「リレーかもめ」の1・3-5・8・9・12・13・16・21・24・25・28・29・32・33・36・37・40・41・44・57・61・62・62・65号 に関しては787系が担当、すべて増結用車両を組み込んだ8両編成での運転となっています。

「かささぎ」に関しては101・103・106 - 109・111・112・114・201・202・204号 が787系の担当ですが、103・107・108・109・111・112・114・204号が8両編成、101・106・201・202号が6両編成となっています。

2000年3月登場の「きらめき」は1・2・4・5・6・12号 が787系の担当で1・2・5・6号は8両編成、4・12号は6両編成となっています。

2001年10月から2021年3月まで、そして2022年9月から再登場した福北ゆたか線の特急「かいおう」は全列車787系の担当で、6両編成となっています。

1993年3月から2000年3月までと2011年3月からの「にちりん」の全列車は787系の担当で4・5・6・7・11・12・14・15号は6両編成、他は大分の4両編成が担当、5・14号は「にちりんシーガイア」として運転されています。

今回は撮影していませんが日豊本線南部をカバーする「ひゅうが」(2011年3月 - )全列車も787系の担当で1・5・12・16号は6両編成、他は4両編成で運転されています。

さらに「きりしま」(2011年3月 - )全列車も787系の担当で、こちらはすべて4両編成での運転です。

2020年10月からはBM-15編成を改造し、D&S(デザイン&ストーリー)列車としたBM-363編成が登場し、「36ぷらす3」として九州一周する運行がなされています。

今回は「リレーかもめ」として活躍する787系の写真を紹介します。

787-bm6-21-230601-2 JR時代の特急車両にはHMが装備されていないため、列車の先頭車の写真を撮っても何という愛称の特急なにか分からなくなりました。したがって、側面の表示を記録することが重要となりました。

787-bm1-25-230601 787-bm1-25-230601-2 2023/6/1 博多 787系トップナンバー車で構成されるBM-1編成で運行される「リレーかもめ25号」
側面には「つばめ」「有明」等のロゴが残されています。

787-bm1-25-230601-3 787-bm1-25-230601-4 787-bm1-25-230601-5 現在の787系のロゴは”INTERCITY AROUND THE KYUSYU"となっています。

787-bm1-25-230601-7 787-bm1-25-230601-8 サハシ787形(Tb)は「リレーつばめ」転用に際して座席定員確保のためサハ787形200番台に改造されましたが、特徴的な外観は編成内でも目立っています。

787-bm1-25-230601-11 787-bm1-25-230601-10 下り方の先頭車はクモロ787形です。

787-bm1-25-230601-12 「リレーかもめ25号」は博多を11:52に出発、鳥栖12:15、新鳥栖12:20、佐賀12:33、武雄温泉に12:53に到着、向かいのホームに停車する「かもめ25号」に接続、12:56に出発、新大村13:08、諫早13:15、長崎13:24に到着します。現在の西九州新幹線の乗車時間は30分未満です。

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2023年8月 1日 (火)

2023年 北九州旅行 その25 783系特急電車の今

今回の九州北部旅行を前にして、JR九州にとってはパイオニア的特急電車である783系の歴史を3回に渡って見て来ました(1,2,3)が、今回の記事では現状と特徴的な車両についてレポートしようと思います。

JR九州にとって大きなダイヤ改正は、2022年9月23日の西九州新幹線部分開業に伴う改正でした。この改正後に誕生した列車に「リレーかもめ」「かささぎ」があり、前者が門司港・博多~武雄温泉間(下り18本・上り16本)を結んでいるのに対し、後者は門司港・小倉~佐賀・肥前鹿島間(下り8本、上り9本)を結ぶ列車として設定されており、大半は787系、885系で運用されていますが、「かささぎ」1本(102号)に783系が使用されています。

102

かささぎ102号(1002M) 停車駅と時刻
肥前鹿島638~江北650~佐賀700~新鳥栖716~鳥栖719/721~博多742

これ以外では「きらめき」3本(3,8,10号:2001年3月から)、「みどり」(2・7・11・15・18・19・22・26・27・30・31・35・38・39・42・46・47・50・51・55・58・60号:2000年3月から)、「ハウステンボス」全列車:2000年3月からに使用されています。

編成グループ、構成に関しては
4両みどり編成 CM11 CM12 CM13 CM14 CM35 
(CM15は2021年8月中旬の集中豪雨で北方駅構内に留置中のところ冠水、2022年1月に廃車)
4両ハウステンボス編成 CM21 CM22 CM23 CM24 CM25
4両波動編成 CM2 CM3(大分に疎開) CM5(2023・7小倉工場へ) CM33(大分に疎開) といった状況です。

783-cm25-3-230602 2023/6/2 小倉 「きらめき3号」に使用されたCM25編成

783-cm24-3-230601-2 2023/6/1 香椎 「きらめき3号」に使用されたCM24編成

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783-cm11-230601-2

2023/6/1 博多 みどり用 CM11編成

783-cm21-230601-6 2023/6/1 ハウステンボス用 CM21編成

783-cm35-230601-3 2023/6/1 博多 みどり用CM35編成 みどり側面の併結クロハはクロハ782-407(-7から改造:2006/3/17)

それぞれのグループ、全て4連化され、ハウステンボス編成は全車健在なものの、みどり用編成はCM15編成が水害で廃車、CM35編成を編入、波動用編成はCM2編成のみという状態になっています。

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