2023年 北九州旅行 その39 混雑対策のロングシート化で従来の番台に+500の番台が誕生した817系
JR九州の九州北部地区の近郊形車両、今回は817系です。本来は熊本、大分地区に投入されている815系も紹介すべきところですが、5~6月の旅行では遭遇機会がありませんでした。今年12月に熊本を訪問する機会があるので815系はその時にこれまでの写真と共に紹介する予定です。
817系に関しては2017年10月の福岡旅行の記事(2018/1/12)で紹介しましたが、2001年の篠栗線・筑豊本線の電化に伴う福北ゆたか線開業で登場した系列(0番台)で、同年10月6日に同線で営業運転に投入され、長崎本線・佐世保線にも同日、投入されました。
2003年8月、2005年2月には中間電動車の連結を考慮し、主変圧器の容量を上げた1000番台が直方運輸センターに投入され、2007年には前面・側面の表示器類の変更、ワンマン運転の際の収受方式を変更した1100番台が直方運輸センターに投入され、2012年、2013年には座席のロングシート化、外部塗装の変更(白色化)、主変換装置を1C4M1から1C2M2群構成に変更等を行った2000番台が直方運輸センターに投入され、さらに2012年から3連バージョンの3000番台が南福岡車両区に配置されました。
1100番台までは転換クロスシートで落成、2000,3000番台はロングシートで落成しましたが、2021年以降、0、1000、1100番台も混雑対策で一部ロングシート化が進められ、番台は500、1500,1600番台となりました。
817系 0番台、500番台
811系、813系は専ら九州北部地区に投入されていましたが、815系は熊本地区、大分地区に、そして817系は鹿児島、長崎・佐世保地区に投入となり、さらに配置後、改造補に転属する車両も結構あります。
817系1000番台、1100番台
1000番台に関しても0番台同様、各地区に配置され、配置後、改造後の動きがあります。
2023/6/1 博多 817系 VG1511編成 福北ゆたか線運用
817系 2000番台、3000番台
これらの番台は元来、ロングシートで導入されているため改造はありませんでした。
2023/6/1 博多 817系 VG2005編成
2023/5/31 門司 817系 VM3003+VM3004編成 併結の6連
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