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2023年8月22日 (火)

2023年 北九州旅行 その36 リニューアル工事でオリジナルタイプが減少しつつある 811系

2017年10月の九州旅行の際に811系に関して、8回の記事で触れました(その1 概要、基本番台 part1, part2, part3, part4, 100番台 part1, part2, part3)。これらの記事にあるように811系は福岡大都市圏の快速列車の増発と421系の置き換えを目的に1989年から1993年にかけ、4両編成28本が製造されました。デビューは1989年7月でした。

1989年にPM1~PM4編成, 1990年にPM5~PM15編成, 1991年にPM16編成, 1992年にPM17編成まで製造され、1992年7月15日のダイヤ改正までにマイナーチェンジ車としてPM101~PM109編成、1993年3月18日のダイヤ改正までにPM110,PM111編成が製造されました。製造は近畿車輛、日立製作所、九州旅客鉄道小倉工場が担当しました。

PM2編成は2002年2月22日の列車衝突事故でクモハ・モハが大破、サハ・クハも廃車となりました。

811

811系 編成表 リニューアル前

未リニューアル車(PM1, PM5, PM6, PM7, PM8, PM15, PM102, PM103, PM104, PM106, PM107, PM110, PM111編成)

811-p6-230601 2023/6/1 千早 PM6編成

811-p7-230601 2023/6/1 門司 PM7編成
 
811-p8-230601 2023/6/1 香椎 PM8編成

811-p15-230531 2023/5/31 小倉 PM15編成

811-p105-230603  22023/6/3 小倉 PM105編成

811-p106-230601 2023/6/1 香椎 PM106編成

811-p107-230601 2023/6/1 博多 PM107編成

非リニューアル車として残る編成は現時点で基本番台が6本、100番台が7本の計13本となっており、リニューアル工事は当初、2024年度までと言われていましたが、コロナの影響で2028年度まで続くそうです。

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コメント

B767−281様 お早うございます。811系のご紹介ありがとうございます。この系列編成構成が面白いですね。普通(変な言い方ですが)ならクハーモハーモハークハか、奇数方からクモハーモハーサハークハとなりそうなところ、偶数方がクモハですか。何か理由があるのでしょうか?京急ならどうしても先頭は電動車となるのは理解できますが。

細井忠邦さま、おはようございます。

仰る通り、クモハーモハーサハークハの4連であればクモハが811でモハが810なのが一般的ですね。M(Mc)車は主制御器の搭載、M'(M'c)車はそれ以外の機器搭載ですが、811系の場合、クモハには主変圧器・サイリスタ・補助電源装置・集電装置、モハに主制御器と発電ブレーキの抵抗器を搭載した関係からこういった形式になったようですが、なぜこうした配置にしたのかは不明ですね。

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