世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その26 パンナムから購入した貨物機でJUSTでも活躍 JA8160
1980年代初頭のJALの国際線貨物便はダグラスDC-8の貨物機(JA8014, JA8036, JA8044, JA8055, JA8056)が主力として活躍していましたが、旺盛な太平洋線、欧州線の貨物需要に応えるためDC-8-62Fの約2.5倍の積載能力を持つB747の貨物型を増備することとなり、同じ頃、パン・アメリカン航空は貨物専用便の縮小を図っており、パンナムが放出したB747-221Fを購入、JAナンバー登録したのがJA8160, JA8165の2機でした。
JA8160と登録された機体はcn21744/ln392でパンナム時代のレジはN905PA(愛称はClipper Golden Eagle)でした。1979年8月11日に初飛行を行い、同月28日にパンナム機となり、1982年10月29日にJALに売却されました。路線就航は1983年からで、後にJAAとの共通事業機となり、JA CARGO、尾翼は鶴丸からJA8165のレジに変更されました。
1991年1月10日、JALはヤマト運輸、日本通運などとともに日本ユニバーサル航空(JUST:Japan Universal System Transport Co., Ltd. )を設立、JA8160がリースされクジラの「ゆーちゃん」を垂直尾翼にあしらった塗装になりました。同年10月16日から羽田~新千歳、11月26日から名古屋~新千歳間の運航を開始しましたが、羽田空港の発着枠不足で多数の便を運航することが出来ず、バブル崩壊による景気の後退もあって、1年ほどで運航停止に追い込まれました。
JAL機に戻ったあと(1992年10月28日)も同塗装で運航され、成田~香港線、成田~サンフランシスコ線などで活躍しました。JALを離れたのは2007年9月14日でKalitta Airに売却、N748CKとなりました。同社では2013年12月にStoreされるまで活躍しました。現在も解体されずStore状態にあるようです。
1991/10/5 NRT
1996/12/23 NRT
同機はJT9D-7Qエンジンを装備しています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 2023年 北九州旅行 その27 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その2 かささぎ・きらめき | トップページ | 2023年 北九州旅行 その28 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その3 にちりん »
「旅客機 Boeing 747」カテゴリの記事
- 日本貨物航空(NCA)が導入した8機の -400Fタイプ(2026.01.23)
- 最初は民間機レジで登録されていた政府専用機 JA8092 後に航空自衛隊シリアル 20-1102(2026.01.16)
- 最初は民間機レジで登録されていた政府専用機 JA8091 後に航空自衛隊シリアル 20-1101(2026.01.09)
- ANAの国際線仕様 B747-481 機内にバーカウンターを設置し、シカゴスタイルとして登場した JA405A(2025.12.26)
コメント
« 2023年 北九州旅行 その27 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その2 かささぎ・きらめき | トップページ | 2023年 北九州旅行 その28 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その3 にちりん »




B767-281様、おはようございます
JALが海外産から貨物機を購入さた時があつたのですね
今めJALがB767貨物機を入れているようです
投稿: 準急豊島園 | 2023年8月 5日 (土) 04時46分
準急豊島園さま、おはようございます。
わたしも昔、そのようなことがあったなとは思っていましたが、最近、この記事を書く際に思い出しました。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2023年8月 7日 (月) 04時20分