2023年 北九州旅行 その44 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その1 オリジナル3000番台で構成される編成
1963年1月から1983年6月までに1921両が製造され、民営化の際しては事故廃車の2両(モハ115-34・クハ115-113)、老朽化廃車の45両、401系への改造車1両を除いた1875両がJR東日本、JR東海、JR西日本に承継された115系も、老朽化や後継形式への置き換えにより廃車が進み、2023年1月時点では275両を残すのみとなりました。
そんな中、下関総合車両所運用検修センターには1982年11月のダイヤ改正で「ひろしまシティ電車」として登場した115系3000番台の4連と1991年関西地区の117系の運用が221系の増備で縮小され、6連が4連化され、岡山地区の快速「サンライナー」、福知山線・奈良線に転用された際に余剰となった中間電動車ユニットを、山陽地区に残存した非冷房車置き換え名義で115系の中間電動車として組み込んだ(モハ115/114-3500番台)編成のN01 - 05・07-11・14・16 - 21編成の17本とクモハ115・114形の2連T編成4本の計76両が在籍し、岩国~下関間で活躍しています。
N-01~N12がオリジナル3000番台組込編成でしたが、N-12は2022年8月22日付で廃車に、N-06は2023年3月14日に幡生に回送となっています。塗装は全編成中国地域色の黄土色、30N体質改善工事施行済み、都市型ワンマン対応工事施行済みです。
2023/6/3 幡生 N-01編成
2023/6/2 下関 N-10編成
かつては東京、関西からの下り寝台特急、夜行急行が到着し、機関車交換が行われ、駅弁などが売られたこのホームも今は到着専用ホームとなり、ここから広島方面に向かって出発する定期列車はありません。その旨、階段に表示されており、写真を撮るために階段を上ろうとすると駅員さんに声をかけられます。
2023/6/2 下関 N-11編成 オリジナルの115系3000番台中間電動車ユニットのため、パンタグラフはモハ114に装備され、モハ115側の1基が使用されています。車体の裾のカーブもクハのカーブと揃っています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 2023年 北九州旅行 その43 JR九州内で活躍するキハ40形、キハ47形の改造車たち | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoing747 その30 N211JL同様に米国籍で導入された-346の初号機 N212JL »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2023年 北九州旅行 その68 最後は新山口から山陽・東海道新幹線で(2023.11.14)
- 2023年 北九州旅行 その67 博多まで延伸された福岡市地下鉄七隈線(2023.11.13)
- 2023年 北九州旅行 その66 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その4 千早駅(2023.11.09)
- 2023年 北九州旅行 その65 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その3 香椎駅(2023.11.08)
- 2023年 北九州旅行 その64 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その2 遠賀川駅(2023.11.07)
「駅」カテゴリの記事
- 山手線 E235系 トウ08編成に 「ハチ公生誕100周年」HM(2023.11.20)
- 2023年 北九州旅行 その67 博多まで延伸された福岡市地下鉄七隈線(2023.11.13)
- 2023年 北九州旅行 その66 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その4 千早駅(2023.11.09)
- 2023年 北九州旅行 その65 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その3 香椎駅(2023.11.08)
- 2023年 北九州旅行 その64 門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その2 遠賀川駅(2023.11.07)
「電車115系」カテゴリの記事
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その2 115系の時代(2023.09.20)
- 2023年 北九州旅行 その46 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その3 前後非対称の2連 T編成(2023.09.12)
- 2023年 北九州旅行 その45 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その2 117系由来のモハ115/114-3500番台組込編成(2023.09.11)
- 2023年 北九州旅行 その44 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その1 オリジナル3000番台で構成される編成(2023.09.07)
- 連休中の臨時列車、連休明けの集約臨に活躍するE257系5000,5500番台 part3 ホリデー快速鎌倉(2022.05.19)
« 2023年 北九州旅行 その43 JR九州内で活躍するキハ40形、キハ47形の改造車たち | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoing747 その30 N211JL同様に米国籍で導入された-346の初号機 N212JL »
コメント