« 2023年 北九州旅行 その47  宇部線、小野田線、山陽本線で活躍する105系 | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その31 N212JLに次いで米国籍で導入された-346の2号機 N213JL »

2023年9月14日 (木)

2023年 北九州旅行 その48  下関にも顔を見せる123系

これまで見てきたようにJR西日本の山陽本線岩国~下関間、さらには宇部線、小野田線には115系の最終バージョン、改造2連、そして105系といった1980年代国鉄末期に登場した車両が活躍しています。そしてもう一つ、忘れてはいけないのが1986年から1988年にかけ、クモニ143形、クモユニ147形、クモヤ145形から改造された123系電車です。

1986年11月1日の国鉄最後のダイヤ改正で鉄道小荷物・郵便輸送が廃止され、それまで活躍していた荷物電車が廃止され、利用者が少ない電化ローカル線向けに、余剰となった荷物電車、郵便荷物合造車、牽引車を改造し、誕生したのが123系電車でした。改造種車により、0番台、40番台、600番台が存在しました。

0番台は中央本線辰野~塩尻間の輸送力適正化を目的としてクモニ143-1から改造されたクモハ123-1(JR東日本が承継、2013年3月16日のダイヤ改正で運用離脱、同年4月15日、廃車)、可部線向けにクモニ143-2・3・6から改造されたクモハ123-2~4(JR西日本に承継の後、1991年から下関運転所に転属、宇部線・小野田線で現在も活躍中、1987年に阪和線羽衣支線向けにクモニ143-7・8が改造され、クモハ123-5・6となり、1995年には岡山電車区に転属、宇野線で活躍後、2002年に宇部線、小野田線用として下関地域鉄道部に転属、現在も活躍中です。

40番台は1987年1月に身延線富士~西富士宮間、鰍沢口~甲府間の区間輸送用にクモユニ147形からクモハ123-41~45が改造され、1989年に冷房化で5041~5045に、1990年、5045はワンマン化改造で5145になりました。

600番台は民営化後の1988年3月、JR東海によりクモヤ145-601・602が改造され、クモハ123-601・602となりました。JR東海の7両は静岡車両区に在籍していましたが、2006年9月に5041、2007年1月に5044,5145が廃車となり、3月のダイヤ改正で全車運用離脱し、同年5月に601・5043、6月に602・5042が廃車され廃形式となりました。

こういった123系の歴史の中で今日に至るまで活躍を続けているのがJR西日本のクモハ123-2~6で2010年から2015年にかけて濃黄色一色化への塗装変更、2013年から2014年にかけてはキハ120形気動車と同一構造のトイレの設置が行われ、運賃表の液晶画面化なども行われました。

123系は宇部線、小野田線に届まらず、山陽本線を走行して下関に顔を出す運用となっており、混雑時には昨日の105系編成の増結車として下関に顔を出す運用もあります。

[811]宇部新川6:22-1423M-6:33宇部6:44-1828M-7:25宇部岬7:34-1829M-7:58宇部-回送-下関→(下関総合車両所運用検修センター)
[812]下関-回送-宇部新川17:57-1237M-18:26小野田18:33-1238M-19:02宇部新川19:27-1239M-19:57小野田20:04-1242M-20:32宇部新川     (2023/3/18改正、データはこちらのサイトから)

123-230603 123-230603-2 2023/6/3 幡生 9:10頃 [811]仕業で宇部新川から下関総合車両所運用検修センターに向かう123系(番号不明)

1233-230602 2023/6/2 下関 15:33頃 [812]仕業で下関総合車両所運用検修センターから宇部新川に向かうクモハ123-6

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 2023年 北九州旅行 その47  宇部線、小野田線、山陽本線で活躍する105系 | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その31 N212JLに次いで米国籍で導入された-346の2号機 N213JL »

旅行・地域」カテゴリの記事

電車123系」カテゴリの記事

コメント

B767−281様 こんばんは。まさか荷物電車から旅客電車へ昇格、ましてや牽引車から旅客電車へなど当時は考えられませんでした。その後クモニ83からクモハ84というとんでもない改造も出ましてさらに驚きました。特急用、近郊用(急行型格下げ)などの先頭車化改造もそうですが、車両の有効活用と言えば聞こえは良いですがまさになりふり構わぬ状況。でも今の何でもすぎ廃車に比べたらはるかに好感がもてます。やはり鉄道車両は大切に使って欲しいです。さて岸田内閣の改造、小渕の起用にはびっくりというか笑えます。どこまで国民を愚弄するのでしょうか。早く選挙に行きたいです。(まともな野党共闘が整ってから)

細井忠邦さま、おはようございます。

荷電などからの123系への改造は財政の逼迫した当時の国鉄が考え出した究極の手法だったようですが、そうして生み出された車両を修理しつつ、今日まで使い続けるJR西日本も素晴らしいと思います。特に下関にはクモハ42を最後まで使い続けた伝統がありますし、モノを大切にするという精神が溢れているように感じます。
 内閣改造なんかを見ていても自民党も人材がいないなとつくづく感じますし、安倍派の派閥の人数に拘って次の会長が決められない様子を見ていてもホント、こんな政治家に任せ放しで選挙にもろくに行かない国民がこんな政治状況を生み出しているのかと感じます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2023年 北九州旅行 その47  宇部線、小野田線、山陽本線で活躍する105系 | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その31 N212JLに次いで米国籍で導入された-346の2号機 N213JL »

カテゴリー

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村