2023年 北九州旅行 その45 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その2 117系由来のモハ115/114-3500番台組込編成
山陽本線の西の端、岩国~下関間で活躍する115系編成の話題、N-12、N-14~N-21の4両編成は両端クハ、115-30**と115-31**(**は編成番号と同じ数字)に117系の6連の4連化で捻出され、モハ115/114-3500番台に改造された中間電動車を組み込んだ編成となっており、番号は
N-14:3514、N-16:3512、N-16:3513、N-17:3513、N-18:3502、N-19:3503、N-20:3508、N-21:3509となっています。
117系原番号等の対応は
モハ117/116-17, 21, 23, 25, 27, 29, 31, 33, 35, 37, 39, 303, 315, 316→モハ115/114-3501 - 3514 でした。
ちなみに300番台はJR宝塚線に投入された際に通勤需要の増大に伴う遅延防止策として、ブレーキに応荷重装置を追加、元空気ダメ圧力を変更、 乗降扉に近い転換クロスシート3列を撤去してロングシートを設置などの改造を行った番台で元番号に300がプラスされたものです。
2023/6/2 下関 N-18編成
2023/6/2 下関 N-21編成
両編成ともに両端クハと中間電動車の側面のカーブに違いが良く分かり、側窓の角の形やパンタグラフの位置など、115系3000台で構成される編成との違いが良く分かります。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その30 N211JL同様に米国籍で導入された-346の初号機 N212JL | トップページ | 2023年 北九州旅行 その46 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その3 前後非対称の2連 T編成 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
- 秩父鉄道の電車・貨物列車を久しぶりに撮影(2024.11.26)
- 西武4000系 4017F 西武秩父線開業55周年記念ラッピングを撮影(2024.11.25)
- 2023年晩夏の関西旅行 近江鉄道 100形 がん検診啓発「しがのハグ&クミ」ラッピング編成 104F(2024.11.20)
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 50000系 ラピート(rapi:t)(2024.11.21)
「電車115系」カテゴリの記事
- 武蔵野線を走る2本のE653系「特急」 その1 特急「鎌倉」(2024.04.15)
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その2 115系の時代(2023.09.20)
- 2023年 北九州旅行 その46 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その3 前後非対称の2連 T編成(2023.09.12)
- 2023年 北九州旅行 その45 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その2 117系由来のモハ115/114-3500番台組込編成(2023.09.11)
- 2023年 北九州旅行 その44 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その1 オリジナル3000番台で構成される編成(2023.09.07)
「電車117系」カテゴリの記事
- 広島~下関間の山陽本線直流区間で活躍した近郊形電車 その3 117系の時代(2023.09.21)
- 2023年 北九州旅行 その45 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その2 117系由来のモハ115/114-3500番台組込編成(2023.09.11)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 岡山電車区配属 115系の歴史 その2 民営化以降 K編成 モハ115/114-3500番台 (2020.02.27)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 117系(2020.02.25)
- 2018年10月の関西旅行 JR王寺駅(2019.03.14)
コメント
« 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その30 N211JL同様に米国籍で導入された-346の初号機 N212JL | トップページ | 2023年 北九州旅行 その46 下関地区で活躍するJR西日本の115系 その3 前後非対称の2連 T編成 »
B767−281様 こんばんは。本家117系は銀河を除いて引退。奇しくもこちらはもうしばらく活躍とのこと。サハ103ー750番台を思い出しました。裾のカーブの違い、ご指摘を受けるまで恥ずかしながら気づきませんでした。185系といいこちらも、この当時の抵抗制御車は電気は喰いますが、メンテナンスしやすいのですね。ある意味単純で壊れにくい、そんな感じでしょうか。以前ある本で秩父鉄道の旧101系について、堅牢にできていて部品は単純、何なら手作りでも補える、というような話を読みました。現在のVVVFの制御器のように時間が経ったら取り換えなければいけないのとはだいぶ違うのですね。機械好きとしてはブラックボックス化した今の技術より、何かいじればわかるような機械の方が魅力があります。
投稿: 細井忠邦 | 2023年9月11日 (月) 21時11分
細井忠邦さま、おはようございます。
職人技が生かされる電車、そして微妙な調整で性能が変わるのがあの頃の抵抗制御の車両かもしれません。
今は検査で入場しても基板ごと取り換えて終わり、電車に限らず、クルマの修理でも同じことが言えるのかも知れません。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2023年9月12日 (火) 04時23分