2023年 北九州旅行 その54 訪れるたびに変化して行く門司駅の風景
現在の門司駅は1891年4月1日、九州鉄道(初代)が黒崎駅~門司駅(現在の門司港駅)間を開業した際に大里(だいり)駅として開業しました。現在でも大里という地名はこの地域の地名であり、大里、大里東、大里原、大里新といった町名が地図に見られます。1942年4月1日、関門トンネルの取り付けの関係で駅が鹿児島方向に400m移設され、駅名が門司駅、同時にそれまでの門司駅が門司港駅に改称されました。
2023/5/31 門司駅 駅名標 JR九州スタイル
昨日の下関駅で紹介しましたが、JA29は博多から順に門司港まで振られたナンバー、JA52はJA51の小倉から山陽本線方面のナンバー(2018/9/28のJR九州ニュース)
2002/3/15 門司 ホーム越しに見えた関門海峡
かつてはこのように対岸の本州、彦島も見えました。そしてホームには長距離列車が到着するホームには必ずあった顔を洗える洗面所がありました。
門司駅のシンボル的存在だった「交直転換」の看板も時代と共に変化してゆきまし。
1985/4 門司 EF30 2他重連が国鉄タイプコンテナを牽引
2002/3/15 門司
関門トンネル抗口から顔を出したEF81 302号機牽引の貨物列車
2023/5/31 門司
最近はこのようなスタイルに変わったようです。
2007/12/18 門司
駅の横にあった赤煉瓦倉庫も既に取り壊されたようです。
2007/12/18 門司
東京発寝台特急の最末期 「はやぶさ・富士」が門司で分割されていた頃の列車案内表示
2023/5/31 門司
「港」は門司港方面、「関上り」「関下り」は関門トンネル上り、もしくは下り線を通過の出発信号の状態を伝達
2023/6/1 門司
駅キャラの「じーも」君
2023/5/31 門司
その横には 九州鉄道記念館の紹介コーナーも
2023/5/31 門司駅 駅舎
2004年に駅を橋上駅にした際に改築されました。
その他、6月6日のその1の記事で紹介したように2019年3月27日に関門トンネル開業77周年を記念し、5・6番のりばに「関門トンネル案内板」が設置されています。
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コメント
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B767−281様 こんばんは。どうもJR系の駅名板は苦手です。シンプルこそ一番です。今日は神田駅の発車メロディーが変わったというニュースを聞きましたが、それも抵抗感があります。発メロを変える暇があれば中央線をダイヤ通り動かして欲しい、これが願いです。さて西武のサステナ車両ますます方々で話題になっていますね。どうやら東急9020系も来るようです。西武は9000系と同じ扱いのつもりだったそうです。さて西武の方の9000系こちらはしばらく西武園線で運用されるそうで生き残るようです。レッドアロー10000系はどうなるのでしょう?次はそこに注目です。
投稿: 細井忠邦 | 2023年10月 3日 (火) 20時14分
細井忠邦さま、おはようございます。
神田駅の発車メロディーの件、駅名の命名権との絡みでニュースになっていますね。東京都内の駅では初めてのケースでしょうか?
西武の9000系は4連化されて時間がそれほど経っていないせいなのか、まだ使うということなのでしょうか?ということは101系がまさに今回、終焉を迎えることになりますか?263F以外は。
1000系に関しては001系を増備して、置き換えということになるかもしれませんが、その前に特急「小江戸」をこのままの体制で続けるかも再考の余地があるように感じます。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2023年10月 4日 (水) 04時08分