2023年 北九州旅行 その68 最後は新山口から山陽・東海道新幹線で
今回の九州北部旅行、最終日6月3日、土曜日は小倉駅で早朝の列車を撮影した後、鹿児島本線、山陽本線の各停で幡生まで移動、同駅で山陽本線最西端で活躍する115系、キハ47形等を撮影した後、さらに新山口まで移動、そこから山陽新幹線で東京方面に帰ることにしました。
折しも5月20日にグアムの南東で発生した台風2号が中心気圧を905hPaまで下げ、最大風速60m/sの猛烈な勢力となって、フィリピンの東に至り、北寄りに進路を変更し、宮古島のすぐ東を通過、6月1日から2日にかけ、黒潮の流れに沿うように日本列島の南側を通過し、6月3日15時に伊豆諸島付近で温帯低気圧に変わりました。この台風の接近の影響で6月2日午前中には中国・四国地方で、6月2日午後から3日午前中には東海地方で線状降水帯が発生し、大雨となり河川の増水、低い土地の浸水、土砂災害が起こりました。東海道新幹線も6月3日午前中は名古屋以東が運休となりました。
新山口から新幹線に乗車することにしたのは幡生駅での写真撮影を考慮したのと、山陽本線西部の風景を楽しみたかったのと、さらに自由席にしたのは時間によって列車を変更できる自由度を確保したかったからでした。
2023/6/3 新山口駅 列車案内版
午前11時ごろ、この時点では名古屋以東が大雨の影響で不通になっていたため、本来東京駅まで行くはずの「のぞみ22号」は新大阪止まりとなっています。
後から思えば、あの時何で早く家に帰りたかったのだろうか、当初の予定通り、1時間後に出る「のぞみ26号」に乗車していれば東京まで座って行けたのにと感じましたが、11:11発の”新大阪止まり”の「のぞみ22号」に乗車してしまいました。乗ったときはもしかしたら途中で、行き先が東京に変更になるのではという淡い期待もありました。
2023/6/3 新山口 500系 W4編成
新山口駅では久しぶりに山陽区間で活躍する500系新幹線W4編成の姿を見ることができました。
淡い期待も空しく「のぞみ22号」は新大阪で運転打ち切りとなり、車内アナウンスでは「同じ名前の列車が別のホームから出発するので新大阪以東に向かわれる方はそちらに乗り換えてほしい」とのこと、混雑する中をかき分けて別のホームから出発する「のぞみ22号」に乗ろうとしましたが自由席車両はデッキまで人が立っている状態。その後は1時間あとに新大阪に到着した「のぞみ26号」に何とか乗車しましたが、こちらもどの車両も溢れんばかりで、新横浜まで立ちんぼ状態、名古屋駅、東京駅での列車渋滞による遅延で特急料金は払い戻しとなりましたが、最後はトンだ結末となりました。
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