世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その43 B747-346の8番機として欧州直行便、北米線で活躍したJA8179
cn23640/ln668として製造、N6009Fのテストレジで1987年1月25日に初飛行、2月5日にJALに納入されたのがJA8179でした。この頃、次世代大型旅客機としてB747-400の開発が進められており、JALのB747導入ペースも-400に向け、クラッシックタイプの導入は抑制され、この年の国際線用機体はJA8179、1機のみとなっていました。
2002/4/14 NRT
導入当初はLAX,SFO、そしてヨーロッパ線の主力機でしたが、-446登場後はC12Y484のファーストクラス無しのコンフィグとなり、活躍しました。2003年からは飛行管理コンピュータ(FMC:Flight Management Computer)、オートパイロット(Auto Flight System)、各種航法機器/慣性航法装置(INS:Inertial navigation system)/GPSの技術を一体化させた装置であるFMS:Flight Management Computerの追加搭載が-346にも進められJA8179はその搭載の1番機となりました。導入時は旧鶴丸塗装、そして新鶴丸塗装にはなっていますが、JJ塗装にはなりませんでした。
2007年10月1日に ロシアのTransaero Airlinesに売却(レジはVP-BGY)となり、2012年10月には保管状態となりました。2022年1月には解体されています。
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