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2024年1月29日 (月)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その5 ささじまライブ駅で撮影した貨物列車 DD200牽引 2083レ

名古屋市中心部と名古屋港を結ぶ貨物線としては1911年5月1日に開業した名古屋港線(東海道本線山王信号場~名古屋港間6.2km)がありましたが港湾の拡張に伴い、新たな貨物線建設の必要性が高まり1937年に10号地(現・潮凪埠頭)が造成された際に港西側の貨物線として西名古屋線の建設が検討されました。しかし戦局拡大、太平洋戦争突入により計画は中止となり、1947年8月、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所からの要請で工事費の負担分担が決まり、国鉄本社の承認も得られ、1948年12月、建設がはじめられたのが西名古屋港線と通称される東海道本線貨物支線で1950年3月に完成、同年6月1日に開業となりました。笹島駅~西名古屋港駅間12.6kmの路線です。1971年に無煙化。1980年には名古屋貨物ターミナル駅が開業し、1995年にはカーラックシステムを使用した自動車輸送が開始され、まずは新潟貨物ターミナル駅に、1997年には米子駅への自動車輸送が開始されました。1998年3月30日には東海道本線輸送力増強工事で稲沢駅~名古屋貨物ターミナル駅間の電化が完成、当駅内の着発線・荷役線の延伸・電化も行われ、システムが大幅に改良されました。2001年3月31日には当駅から先の西名古屋港駅間が廃止されました。2004年10月6日には西名古屋線が名古屋高速臨海鉄道の旅客線、あおなみ線として旅客化されました(この辺に関しては後日の記事で)。

名古屋貨物ターミナル駅にはコンテナ車で構成された高速貨物列車が毎日20本往復前後発着し、ささじまライブ駅や名古屋駅では同ターミナルに出入りする貨物列車や単機の機関車を頻繁に見かけます。


稲沢機関区に実質配置されているDD200形は朝5:00に2083レで同機関区を出発し、6:05に四日市に到着、同駅での入れ換え業務を担当し、19:04発の2088レで同駅を離れ、20:33に稲沢機関区に戻る仕業(稲沢機関区DD200 A341仕業)となっています。

日の出の遅い今の季節は撮影が難しいかと思いますが、夏場の2083レは撮影が可能です。

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2023/7/28 ささじまライブ 


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2023/7/29 名古屋

DD200-2牽引 2083レ

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