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2024年2月19日 (月)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その14 桑名から大垣まで養老鉄道の旅 part4 活躍中の車両達 TQ編成

以前、2017年10月8日9日10日の記事で養老鉄道の車両について触れました。あの頃は近鉄の車両の中でも同じ狭軌1067mm軌間の南大阪線で活躍していた600系、610系、620系、625系 のD編成がメインでした。 あれから6年が経過し、2023年夏に活躍している車両は東急から譲受した7700系(TQ編成)が主流となっていました。

東急7700系の改造元となった東急7000系1962年にデビューした車両ですが、後継の東急7200系などが1986年度末までに冷房化されるなか冷房電源を設置するスペースが床下に無かったこと、冷房装置設置に伴う重量増に台車が対応できなかったこと等で非冷房のままでした。さらに電機品や内装の老朽化・陳腐化もかなり進行していました。7000系は構体・台枠をふくめ全てがステンレス製であるため、溶接部分が新製時の状態を維持していれば強度は保たれていると考えられ、荷重試験を実施してみると強度は十分に維持されていました。そこで骨組みと外板を残し、台車、電機品、内装を交換し、冷房装置を搭載する改造が1987年から1991年にかけて行われ、生まれ変わったのが7700系でした。改造工事は東急車両製造もしくは長津田工場内の東急車輛電設(現・東急テクノシステム)で施工されました。

改造後は目蒲線、大井町線、池上線に投入され、2002年には6両が十和田観光電鉄に譲渡されました。これらの車両は同線の廃止により2012年3月末をもって運用終了となり、全車解体されました。養老電鉄への譲渡は2018年8月のことで、養老鉄道管理機構に譲渡され、2019年2月以降に2両編成3本、3両編成3本の計15両が譲渡されました。営業運転開始は3両編成が2019年4月27日、2両編成が同年7月13日からでした。

7700_20240218141301
養老鉄道に譲渡された東急7700系編成

7700-tq01-7901-230728 2023/7/28 桑名 発車を待つTQ01編成

7700-tq12-7912-230728 2023/7/28 養老で行き違ったTQ12編成 緑の歌舞伎顔

7700-tq06-7906-230728 2023/7/28 西大垣で中線に停車中のTQ06編成

7700-tq03-7903-230728
2023/7/28 西大垣で休憩中のTQ03編成

池上線で活躍した歌舞伎スタイルがそのまま養老鉄道でも残されています。車両としては製造後50年以上経過しており、今回置き換えた元近鉄車両とも大して違いの無い車齢ですが、オールステンレス製であることと、台車は電気系統は改造時に新品を使用しており、ワンマン化対応も済ましていることから今後30年程度の使用が見込まれているそうです。

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コメント

B767−281様 こんにちは。まさに池上線そのものですね。こういう活躍を見ると嬉しい限りです。あと30年ですか。南海電車の6000系に勝てそうですね(笑い)。それに比してJR東日本の車両取替の早さには驚きます。先日武蔵野線に乗った際に、結構日差しが強かったのですが、ほろ酔い加減の方が、「かっここう言う手抜き電車を作るなんて、カーテンも扉(貫通路の部分のようです)も無いなんて。と嘆いていらしゃいました。もう少しきちんと作って少しは長く使って欲しいな、などと私も思います。

細井忠邦さま、おはようございます。

途中で骨組と外板以外はリニューアルされて新しくなったとはいえ、製造から80年も活躍できるなんて東急7000系のサステナビリティは驚きですね。
それに較べると確かにJR東日本の車両は特に山手線の車両更新を中心に新規車輛が導入されるためか首都圏の通勤車両の短命さが際立っているように感じます。
国鉄時代、JR初期に製造された211系ももはや風前の灯ですね。

B767−281様 こんばんは。ネットで見た情報なのですが結構確からしいです。高崎地区の211系を更新してしばらく使用する、という情報です。通風機の撤去、屋根周りの修繕が主な工事、と具体的内容もあります。そうなると長野地区の211系にも波及するかもしれません。東海の方はぼちぼち要検出場の編成もあるようですが、まあ早晩無くなるのでしょう。

細井忠邦さま、おはようございます。

私はE231系1000番台やE233系3000番台をE235系1000番台で置き換えて、現在活躍中の211系路線に投入するのかと思っていましたが、そうではないのですね。

東海は315系の投入で313系は211系の置き換えに回るようですね。

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