« 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その8 EF510が牽引する炭酸カルシウム貨物 5580レ | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その52 B747-400とはどういった飛行機だったか »

2024年2月 8日 (木)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その9 名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線) 1000形

国鉄時代の1950年に開業し、民営化でJR東海が承継した西名古屋港線(笹島貨物駅~西名古屋港駅間12.6km)を複線電化・高架化し、第一種鉄道事業者として営業しているのが名古屋臨海高速鉄道で名古屋市を筆頭株主とし、愛知県、名古屋港管理組合の3地方公共団体と16の民間企業が出資する第三セクターです。名古屋市が株式の76.9%を保有していますが、所管するのは市営地下鉄を所管する交通局ではなく、市長部局の住宅都市局(交通施策管理課)となっており、区別はされていますが、資本・経営面では名古屋市営地下鉄と密接な関係にあります。

1997年12月2日に会社設立、2004年10月6日、あおなみ線の名古屋~金城ふ頭間が開業しましたが、開業前の需要予測66,000人/日を大幅に下回る18,226人/日であったことなどから、2011年に事実上経営破綻しており、県や市から440億円の公的資金が投入され、事業再建計画途上にあります。その後、「ポートメッセなごや」や「リニア・鉄道館」が沿線に開業し、2019年度は32,800人/日まで増加、さらに商業施設や高層マンションの新築で沿線人口の増加で利用者数の増加が期待される状況となっています。

そんなあおなみ線に開業(旅客化)以来、活躍しているのが1000形です。2004年10月の開業に向け、日本車輛製造で4両編成8本、計32両が投入されました。

主要諸元

最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 110 km/h
編成定員 582人
自重 電動車 32.3 t
制御車 25.7 t
全長 20,000 mm
全幅 2,805 mm
車体幅 2,800 mm
全高 4,000 mm
車体高 3,610 mm
台車 電動車 ND734 制御車 ND734T
主電動機 かご形三相誘導電動機 三菱電機製 MB-5108-A
主電動機出力 185 kW
駆動方式 TD継手式平行カルダン駆動方式
歯車比 6.53
編成出力 1480 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 東芝製(1C2M方式)SVF070-A0(1200形車、VVVF・SIV一体式)SVF071-A0(1300形車、VVVFのみ)
制動装置 回生ブレーキ併用
電気指令式ブレーキ(遅れ込め制御・オール電気ブレーキ)
保安装置 ATS-ST、ATS-PT、EB、TE、防護無線

車体は片側3扉の日車式ブロック工法、ステンレス製軽量車体で座席はロングシート、側窓のカーテンは省略され、UVをカットする黒みがかった窓ガラスとなっています。窓配置は313系に準じています。

前面は非貫通構造で踏切が無く、ホームドアが設置されているため、排障器も小型となっています。TASC(Train Automatic Stop-position Controller 定位置停止装置)が装備され、ワンマン運転仕様となっており、運転台にホーム監視用モニターが設置されています。将来の旅客需要の増加を考慮し、中間車2両を増結し、6連化可能なように設計されています。

1000-01-230728-22 1000-01-230728-31 2023/7/28 ささじまライブ 1000形01編成 
現在は4連ですが、将来の6連化に備え、形式は金城ふ頭方から 1100+1200+1300+1400+1600 となっています。

あおなみ線の潮凪車庫では簡単な点検のみが行われ、車輪削正は神領車両区で、重要部検査・全般検査は名古屋工場で施工されます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その8 EF510が牽引する炭酸カルシウム貨物 5580レ | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その52 B747-400とはどういった飛行機だったか »

旅行・地域」カテゴリの記事

三セク鉄道」カテゴリの記事

コメント

B767−281様 こんばんは。あおなみ線はリニア鉄道館に行くためにたった一度だけ乗車したことがあります。途中で名古屋競馬場が見えたような気がします。中京競馬場とは違うんだなと思いました。さてこの車両、どこか都営地下鉄のアノ車両に似ている感じです。高島平の方に行くあの線の。さて、政治の世界は末期症状ですね。自公は救いようがありません。あきれどうしの毎日です。

細井忠邦さま、おはようございます。

私もあおなみ線乗車経験に関しては、過去にリニア鉄道館に行った際に乗っただけでした。あとは名古屋駅のホームから見えるのを眺めていただけだったと思います。都営地下鉄の6500形は調べてみると近畿車輛で製造されているようで形態的特徴は偶然の一致かもしれませんね。

それにしても、旧統一教会と対峙する文部科学大臣がそこの選挙支援を受けている人間だったり、よく見もせずに契約書にサインしたと言い訳したり、まさに信じられないお粗末さですね。早いところ政権交代したい心境ですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その8 EF510が牽引する炭酸カルシウム貨物 5580レ | トップページ | 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その52 B747-400とはどういった飛行機だったか »

カテゴリー

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村