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2024年3月15日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その57 -446 第一期発注の最終号機 JA8075

Boeing747のproduction listを見るとB747-400が発注番号(cn)順に登場しますが、-446は24423から24427までが最初の一群となっています。

ちなみに-400の最初の発注はNorthwest Airlines (現、Delta Air Lines)のN661USでcn23719/ln696でした。この機体は2015年9月の退役後、アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港にあるデルタ航空のDelta Flight Museumに保存されています。Northwes Airlinesの第一期発注は23719,23720の2機でした。その後、-400を発注したのはCathay Pacificでやはりcn23814,23815の2機を発注しています。次はLufthansaがcn23816,23817の2機を、そして再びNorthwestがcn23818~23821と発注しています。その後しばらく-400以外のタイプの発注があり、British Airwaysがcn23908~23910と発注しています。その次にアジアでは最初にKorean Airがcn24198~24200と発注、続いてKLMはコンビタイプでcn24201,24202と発注、Northwestが3度目の発注としてcn24222~24225を発注、Singapole Airlinesがcn24226,24227を発注、その後、Lufthansaの再発注(4機)、台湾のChina Airlines(5機)、Malaysia Airlines(1機)、United Airlines(1機)、Air China(3機)、Qantas(1機)、United Airlines(1機+6機)、Air New Zealand(1機)、Qantas(1機と続き、漸くJapan Air Linesの発注となっています。各国の航空会社が比較的少なめの発注をする中、最初にいきなり5機発注したのはJALが最初だったようです。

cn24427/ln780として製造、1990年3月14日(34年前ですか)に初飛行し、3月30日に引き渡されたJA8075は第一期-446の末弟として最初はサイパン線等の近距離国際線に就航、その後、ロンドン、パリ、ニューヨーク線に就航し、MAGIC-II装備の3クラス機としてNYC経由のサンパウロ線などにも就航しました。

Ja8075-jal-b747446-cn24427-ln-780-971228 1997/12/28 NRT

Ja8075-jal-b747446-cn24427-ln-780-980214 1998/2/14 NRT

2010年2月に保管状態となり、N273ASとリレジ、Aersale incに売却され、2011年7月に解体されました。

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