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2024年4月30日 (火)

波動用として活躍する185系C1編成(リレー号塗装)を撮影 part2

波動用編成として定期運用終了後も残された185系2編成のうち、「斜めストライプ」塗装のB6編成は春や秋の臨時列車でよく運用に就きましたが、「新幹線リレー号」復活塗装のC1編成は下の表にあるように、登場してから、車両基地や一般人が入場できない場所での有料撮影会などには登場しますが、臨時列車としての走行は圧倒的に少ない状態でした。

C1event
表:塗装変更以降、185系 波動用C1編成が関係したevent

4月24日の特急185以降、26日金曜日の特急 あしかが大藤新宿号には前週同様にC1編成が投入されることがわかり、かつ、東大宮から新宿までの送り込み列車の時間もわかったので、その行程を撮影することに致しました。24日水曜日は生憎の雨でしたが、26日は朝から好天でした。

回9542M
東大宮操0810
大宮0816
大宮操0820-0904
田端操0925
新宿0939

特急 あしかが大藤新宿号
9523M(小山まで)~9048M(小山から)
新宿(5)1003
池袋(3)1008-09
浦和1026-26
大宮1032-33
小山 レ
あしかがフラワーパーク1155-56
足利1202

9049M(小山まで)~9524M(小山から)
足利1524
あしかがフラワーパーク1530-31
小山 レ
大宮1653-54
浦和1700-00
池袋(2)1717-18
新宿(6)1723

回9147M
新宿1732
田端操1744
大宮操1803-49
大宮1853
東大宮操1859

185-c1-240426 2024/4/26 土呂 8:05頃 東大宮車両センターから出区したC1編成は大宮駅に続く回送線の出発信号機の前で停車 8:10になって出発

185-c1-240426-8

185-c1-240426-12

両先頭車の窓上に描かれたJNRマークが印象的

185-c1-240426_20240429082101 2024/4/26 さいたま新都心 大宮操車場で約44分間停車 東大宮に戻る、特急「湘南」での運用を終えたE257系2000番台NA-11編成とすれ違う

185-c1-240426-6 2024/4/26 赤羽 大宮操車場を出発したC1編成は一路、東北・山手貨物線を経由し、新宿へ

240426-2 185-c1-9523m-240426-3 2024/4/26 新宿 特急あしかが大藤新宿号は普段、「成田エクスプレス」、「スペーシアきぬがわ」などが発着している5番ホームから出発

栃木県足利市のあしかがフラワーパークで開催される「大藤まつり」に合わせて運行される臨時列車、かつて上野・大船方面の列車は「足利藤まつり号」、いわき方面の列車は「足利大藤まつり号」という列車名で運転されていましたが、2019年の運転から統合され、以降はどの区間の列車でも「あしかが大藤まつり号」として運行されるようになりました。また運行開始当初は快速列車でしたが、2022年の運転より特急列車となりました。

2024年の運行では、新たに新宿駅、高尾駅、吉川美南駅発着の列車を設定し、足利駅 - 桐生駅間を廃止の上で現行列車を含め名称をそれぞれ「あしかが大藤新宿号」「あしかが大藤高尾号」「あしかが大藤吉川美南号」「あしかが大藤大船号」とそれぞれ愛称を分けて運行されており、高尾号と大船号はE257系が担当、新宿号と吉川美南号は185系の担当でこれまでのところ新宿号がC1編成、吉川美南号がB6編成となっています。

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2024年4月29日 (月)

波動用として活躍する185系C1編成(リレー号塗装)を撮影 part1

185系1981年から1982年にかけ、基本番台115両(MM'31ユニット、TcT'c15組、Ts16両、T7両)、耐寒耐雪用200番台112両(MM'32ユニット、TcT'c16組、Ts16両)が日本車輌製造、川崎重工業、近畿車輛、東急車輛製造、日立製作所にて製造され、基本番台は田町電車区に配置され、1981年3月26日から153系の付属編成を置き換える形、あるいは急行「伊豆」に投入され、7月に115両が出揃うと同年10月1日のダイヤ改正からエル特急「踊り子」7往復、朝夕の普通列車10往復に投入されました(関連記事1,2,3)。

185_20240428111701

一方、165系の置き換えとして63両が耐寒耐雪、横軽対策装備で製造され、新前橋電車区に配置、1982年3月10日のダイヤ改正から、165系電車の運用として急行「あかぎ」「ゆけむり」「草津」「軽井沢」そして普通列車に投入されました。同年8月16日には特急「白根」4・5号にも投入されました。1982年6月23日の東北新幹線大宮開業の際には200番台を「新幹線リレー号」として投入することになり、49両が追加新造され、「やまびこ」4往復、「あおば」6往復と接続しました(関連記事4,5)。

その後、1985年3月14日には東北・上越新幹線が上野まで延伸したことで「新幹線リレー号」は廃止され、200番台の一部は田町区に転属、他は首都圏近郊を運行範囲とする新特急谷川、新特急草津、新特急あかぎ、新特急なすのを担当することになりました。

185-om03-110717 2011/7/17 北浦和 OM-3編成「草津」

185-om08-120310 2012/3/10 大宮 OM-8編成「草津」 OM-3編成を併結

田町区、新前橋区配置車とも1990年代半ばにリニューアルされた際に塗色が田町区配置車はクリーム地に湘南カラー、新前橋区配置車はクリーム地に上毛三山をモチーフとした黄色・グレー・赤色のブロックパターンとなりました。2010年代になると80系電車を彷彿させる黄かん色と緑2号のツートンカラーや157系電車を彷彿させる国鉄特急色の編成も登場しました。

2013年3月16日のダイヤ改正以降、田町車両センター配置の編成は大宮総合車両センターに転属となり、2004年から2006年に高崎車両センター(旧新前橋電車区)から同センターに転属した編成ともども大宮に185系全車が集結しましたが、この頃から編成組替えが頻繁に行われるようになり、また斜めストライプ塗装への復元もさなれるようになりました。2020年3月14日のダイヤ改正から中央線特急「あずさ」「かいじ」に使用されていたE257系が「踊り子」に投入され始め、2021年3月13日のダイヤ改正でE257系に統一、2014年3月15日には高崎線系統の特急の多くが651系に置き換えられており、185系は定期運用を失うことになりました。

B6c1

227両あった185系も廃車が進み、現時点で波動用として活躍しているのは200番台から構成されるB6編成(新幹線リレー号廃止の際に田町区に転属、サロ185-212を抜いて6連化)(斜めストライプ塗装)と、当初から田町区に配置されていた基本番台から構成されるC1編成(5連C1編成からサハ185-1を抜き、C2編成のMM'-8ユニットを組み込み)(リレー号塗装)の6両編成2本となりました。登場時の基本番台と200番台の塗色が今残る2本の編成で逆になっているのも興味深いです。

185-c1-850323 1985/3/23 東京 C1編成を最後尾にした521M

185-c1-070211 2007/2/11 大船 C1編成を先頭にした湘南ライナー

185-c1-120715 2012/7/15 大船 復元された斜めストライプ塗装のC1編成「踊り子」

185-185-c1-240424-6 2024/4/24 大船 特急185に投入された6連波動用C1編成

明日の記事で詳しく触れますがC1とC5編成の一部からなる6連波動用C1編成が新幹線リレー号塗色となって出場したのは2022年9月6日のことでした。それ以来、何度か走行することはありましたが、185系が投入される場合は圧倒的にB6編成が多く、C1編成撮影の機会はなかなかありませんでしたが、今年になってからはC1編成が走る機会も増え、私もようやく4月24日の横浜~伊東間ノンストップの特急185(いっぱーご)で撮影することが出来ました。特急185は伊東往復の場合は横浜11:50発、伊東13:16着、伊東14:41発、横浜16:05着、伊豆急下田まで運転される場合は横浜850発、伊豆急下田1116着、伊豆急下田1231発、伊豆急下田1231、横浜1459着となっています。

ちなみに両先頭車のタイフォンには塗色変更時に200番台のようなカバーが設置されています。

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2024年4月26日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その63 11機目の-446として就航した JA8081

cn25064/ln851として製造され、1991年4月17日に初飛行、同年5月13日にJALに引き渡されたのが11機目の-446、JA8081でした。

Ja8081-jal-b747446-cn25064-ln851-nrt 撮影年月日不詳 NRT

Ja8081-jal-b747446-cn25064-ln851-960506- 1996/5/6 NRT

Ja8081-boeing-747446-25064-851-020519-nr 2002/5/19 NRT

-446の中では最後にMAGIC改修された機体で2001年6月16日にMAGIC-II装備、3クラス機となっています。2011年3月にAersaleに売却、レジはN634ASとなりましたが、再就職することなく2012年に解体されました。

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2024年4月25日 (木)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その36 名古屋市交通局地下鉄鶴舞線の車両達 part3 N3000形

名古屋市交通局は2011年、鶴舞線用に3050形導入以来、18年振りとなる新系列を導入しました。それがN3000形です。製造は第1編成であるN3101編成は日立製作所笠戸事業所が担当、第2編成以降は日本車輛製造が担当、2022年までの間に16編成が投入されました。

日立製作所笠戸事業所が担当した第1編成は少し傾斜し、周囲に丸みのついた前面形状をしたアルミ車体(A-trainと言われるダブルスキン構造)に対し、第2編成以降は直線を多用した形状(日車式ブロック工法)となっています。

主要諸元

最高運転速度 75 km/h(鶴舞線)100 km/h(名鉄線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 先頭車136人(45席)中間車147人(51席)
自重 先頭車28.1 t・28.3 t(N3101編成)中間車26.3 t・32.1 t・32.9 t(N3101編成)
先頭車31.0 t・31.4 t(N3102編成以降)中間車28.5 t・34.7 t・35.6 t・35.7 t(N3102編成以降)
全長 20,000 mm
全幅 2,746 mm
全高 制御車・付随車3,973.5 mm 電動車4,067 mm
車体 アルミニウム合金(A-train)ステンレス鋼(日車式ブロック工法)(日車製編成は前頭部のみ普通鋼)
台車 ボルスタレス式空気ばね台車 住友→新日鐵→日鉄製[注釈 2]SS176M・SS176T
主電動機 かご形三相誘導電動機 HS32534-19RB
主電動機出力 170 kW[4]
駆動方式 WNドライブ
歯車比 16:99
編成出力 2,040 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御 回生ブレーキ付き
(2レベルPWM制御、センサレスベクトル制御)
制御装置 東洋電機製造製 RG-6011-A-M(インターネットアーカイブ)
制動装置 遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ 保安ブレーキ EB装置
保安装置 車内信号式ATC(地下鉄線内)M式ATS(名鉄線内)

N3000-n3105-240105-2 N3000-n3805-240105-2

2024/1/5 上小田井 N3105編成

前照灯に関してN3111編成まではHID方式で登場し、N3112編成からはLED方式になったそうですが、最近、前照灯をLED方式に換装する車両が多くなっているようです。

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2024年4月24日 (水)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その35 名古屋市交通局地下鉄鶴舞線の車両達 part2 3050形

名古屋市交通局では1993年の地下鉄鶴舞線の庄内緑地公園~上小田井間延伸開業用に3000形のモデルチェンジ車両として3050形6連8本と3000形の編成組替え(4連から6連へ)で余剰となる2両の組込用に4両を日本車輛製造に発注しました。さらに1994年、上小田井駅の折り返し設備の完成による輸送力増強のため、6連1本が増備されました。3050形の製造はこの2回だけでこれ以降の増備はN3000形となりました。

主要諸元

最高運転速度 75 km/h(鶴舞線)100 km/h(名鉄線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 先頭車138人(46席)中間車152人(54席)
自重 赤池方から順に36.0 t・28.0 t・34.0 t・25.0 t・35.0 t・30.0
長さ 20,000 mm
幅 2,746 mm
高さ 4,090 mm
車体 ステンレス鋼製
台車 ボルスタレス式空気ばね台車 日車製ND721・ND721T
主電動機 かご形三相誘導電動機 東芝製 SEA-316 三菱製 MB-5025-A
主電動機出力 170 kW × 4(台/両)
駆動方式 WNドライブ
歯車比 99/16
編成出力 2,040 kw(3151編成 - 3158編成・3160編成)
制御方式 VVVFインバータ制御
更新前:GTO素子
更新後:IGBT素子
制御装置 更新前:滑り周波数制御
東芝製 INV019-A0~A2
三菱製 MAP-174-15V14
更新後:ベクトル制御、応荷重演算制御機能付き
三菱製 MAP-174-15V333
制動装置 NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ
応荷重式、回生ブレーキ付き
耐雪ブレーキ付き
保安装置 車内信号式ATC(地下鉄線内)M式ATS(名鉄線内)

制御方式は3000形の電機子チョッパ方式からGTO素子によるインバータ制御方式になり、主電動機出力も135kWから170kWに上昇しました。3000形と3050形の混成編成だった3159編成は連結部で両制御方式のモーター音を聞くことが出来たそうです。基本設計はコストダウンを図るため1987年に登場した桜通線用6000形と共通化されています。

3855-240105 3155-240105 2024/1/5 上小田井 3050形は1枚目の写真の行き先にあるように犬山線は犬山まで、豊田・三河線は豊田市まで運転しています。

3000形2両が組み込まれた3159編成はN3000形の導入で2019年9月27日付で6両とも廃車・解体されました。

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2024年4月23日 (火)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その34 名古屋市交通局地下鉄鶴舞線の車両達 part1 3000形

名古屋市営地下鉄鶴舞線は上小田井駅と赤池駅を結ぶ20.4km、駅数20の路線で上小田井駅では名鉄犬山線に接続し、赤池駅では名鉄豊田線に接続しています。起点と終点の両方で同じ鉄道事業者に直通している地下鉄としては他に東京メトロ東西線があります。ラインカラーはブルー、駅番号の路線記号はTです。都市計画上の名称は名古屋市高速鉄道3号線です。



軌間は1067mm、全線複線で電化方式はDC1500V、地上区間は上小田井駅付近の0.3kmのみです。閉塞方式は車内信号式で営業最高速度は75km/h、1編成の両数は6両です。


1977年3月18日に伏見~八事間8.0kmが開業、営業運転が開始されました。1978年10月1日、八事から赤池までの5.4kmが延伸開業、1979年7月29日には名鉄豊田新線,赤池~梅坪間が開業し、相互直通運転が開始されました。1981年11月27日、伏見~浄心間2.9kmが延伸開業、1984年9月6日、浄心~庄内緑地公園間2.7kmが延伸開業、1993年8月12日、庄内緑地公園~上小田井間1.4kmが延伸開業し、全線開業となりました。このときには上小田井駅の折り返し設備が未完成であったため、犬山線に直通しない列車は庄内緑地公園駅で折り返していました。

車両は開業時に導入されたのが3000形1977年から1984年にかけ、4両編成23本が日本車輛製造、日立製作所笠戸事業所で製造されました。


主要諸元

最高運転速度 75 km/h(鶴舞線)100 km/h(名鉄線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員
先頭車(3100形/3800形/3100A形/3800A形)130人(48席)中間車(3200形/3700形)140人(54席)
自重 先頭車38.0 t (3800形/3800A形)・39.1 t (3100形/3100A形)
中間車36.4 t (3200形)・37.9 t (3700形)
長さ 20,000 mm
幅 2,746 mm
高さ 先頭車4,128 mm 中間車4,023 mm
車体 ステンレス鋼製(内部は普通鋼製)
台車 S形ミンデン式台車 住金(現・日鉄)製FS394
主電動機 分割界磁式直流直巻電動機
主電動機出力 135 kW × 4
駆動方式 WNドライブ
編成出力 3,240 kW × 4
定格速度 49 km/h
制御方式 電機子チョッパ制御
制御装置 回生ブレーキ付き
制動装置 MBS-R形デジタル演算電気指令式電空併用ブレーキ 耐雪ブレーキ付き
保安装置 車内信号式ATC(地下鉄線内)M式ATS(名鉄線内)


同線に乗り入れる名鉄100・200系同様に1993年8月12日の庄内緑地公園~上小田井間延伸の際に4連から6連に編成組替えが行われ、余剰となった2両は3050形3159編成に組み込まれていました。

30004r

30006r
3000形の4連から6連への編成組替え

2011年頃には開業時から活躍している車両は車齢30年を越え、老朽化が進んだことから後継形式の3050形N3000形への置き換えが進み、2023年2月9日、最後まで残った3114編成の営業運転終了で本系列の定期運用は終わりました。


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2024年4月22日 (月)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その33 (2022年夏の補遺)名鉄100・200系

2024年1月の名古屋旅行、このときは2泊3日の旅で中1日は2022年の「名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅」で撮影出来なかった車両の撮影、名古屋城見学、近鉄名古屋線の撮影に費やしました。

最初は犬山線~鶴舞線~豊田線で活躍する100・200系です。

名鉄は名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転用に同社としては初めての20m4扉ロングシート車100系1979年に導入しました。車体のデザインは6000系のデザインを踏襲しており、1・2次車は抵抗制御方式4連でしたが、1989年に登場した3次車からは回生ブレーキ装備の界磁添加励磁制御方式となり、1993年には犬山線~鶴舞線の直通運転開始に合わせ、増結用中間車(5次車:電動車+付随車)10編成分が増備され、全編成が6連化されました。このときの電動車の制御方式は名鉄初のGTO素子によるインバータ制御となりました。そして1994年には運用増強用として6両編成1本が増備され、全車両がGTO素子VVVFインバーター制御方式となり、系列名も200系となりました。
かくして1979年から1994年までの間に100系・200系は11編成が揃いました。

100200

表 名鉄100系・200系の編成と製造年次

2012年から2014年にかけての特別整備で1・2次車5編成は抵抗制御車の制御機器のIGBT-VVVF化が施工され、同時にMc1がTcにM1がTに変更されました。

100-141-240105
100-111-240105-2 2024/1/5 上小田井 111F 上小田井駅は地下鉄鶴舞線が犬山線から分岐する駅です。
2023年12月27日に100系がデビュー45周年を迎えたことから第1編成である111Fに2023年12月15日から2024年1月31日までの間、「100系デビュー45周年記念」系統板が取り付けられていました(記事)。

200-215-240105 200-245-240105 200-245-240105-2 2024/1/5 上小田井 200系215F
こちらは第11編成として1994年に増備された200系(社内的には100系第6次車とも言われているようです)

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2024年4月19日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その62 10機目の-446として就航した JA8080

cn24886/ln825として製造、1990年11月20日に初飛行、12月12日にJALに引き渡されたのがJA8080でした。

同時期に導入された-446と同様にMAGICII装備の3クラス機として欧州、北米線に投入され、また南米往復の超長距離路線にも就航しました。

Ja8080-jal-b747446-cn24886-ln825-971019- 1997/10/19 NRT

Ja8080-jal-b747446-cn24886-ln825-981025- 1998/10/25 NRT

Ja8080-boeing-747446-24886-825-050530-nr 2005/5/30 NRT

約20年、JALで活躍した後、2010年5月27日Kalitta Airに売却となり、貨物機に改修され、レジはN767CKに、現在も」活躍中のようです。
JALに導入されたB747-446のうちで退役後、再就職先があり、しかも現在も活躍中というある意味極めてレアな機体かもしれません。

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2024年4月18日 (木)

福井鉄道が自社発注したF1000形 FUKURAM

豊橋鉄道の車両の話題からだいぶ話が横道に逸れていますが、福井鉄道の車両の話題をあと1件。

福井鉄道福武線では名鉄の路面電車を2006年4月から導入することで従来車(鉄道形車両)の大半を置き換えましたが、2013年3月には低床型路面電車としてF1000形を導入しました。

豊橋鉄道が2008年に導入したT1000形の福井鉄道版であることからF1000形になったのかと思いきや、そうではなくこちらは新潟トランシス製で3両固定(3車体連接)タイプとなっています。

主要諸元

設計最高速度 70 km/h
起動加速度 3.5 km/h/s
減速度(常用) 4.4 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
編成定員 155人(座席53人)
編成重量 37 t
編成長 27,160 mm
全幅 2,650 mm
全高 3,437 mm
車体 耐候性鋼製車体 (前頭部:GFRP製)
台車 独立車輪式ボルスタレス台車
主電動機 かご形三相誘導電動機 TDK6413-B
主電動機出力 100 kW
搭載数 3基/編成
駆動方式 車体装荷式直角カルダン軸駆動方式
歯車比 6.789
制御方式 VVVFインバータ制御方式
制御装置 PWM制御IGBTインバータ MAP-101-75VD250
制動装置 回生・発電併用電気ブレーキ 油圧式ディスクブレーキ

新潟トランシスは前身の新潟鐵工所時代からドイツのAEG(その後、アドトランツ、現・ボンバルディア)と業務提携し、同社が開発した車軸の無い独立車輪方式の「ブレーメン形」のコンセプトで日本仕様の車体を設計、製作し、AEGから輸入した電機品、台車を艤装し、完成品とする方式を採っており、1997年熊本市交通局9700形を納入しました。2002年にはアドトランツが新開発した「インチェントロ」の車体デザインを取り入れた9200形岡山電気軌道に納入しています。熊本も岡山も2車体連接方式でしたが、ブレーメン形の足回りとインチェントロの車体を組み合わせ、3車体連接としたのはF1000形が初めてでした。
2013年3月12日に第一編成が搬入、同月31日から営業運転に入り、2015年2月に第二編成、2016年3月に第三編成、2016年12月に第四編成とこれまでに4編成が営業運転に入っています。カラーはオレンジ、ブルー、グリーン、桜色となっています。第二編成の導入以降、1960年以来活躍してきた200形が続々と廃車となってゆきました。

F1004-171020-3

F1004-171020-4

F1004-171020-5

2017/10/20 福井駅前 F1004編成

さらに福井鉄道では2023年にはモ880形を置き換えるためアルナ車両が製造したF2000形電車を導入、3月27日から運行を開始しました。こちらは将来、福井を訪れる機会があれば撮影したく思っています。

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2024年4月17日 (水)

名鉄岐阜市内線・美濃町線・田神線廃止に伴って福井鉄道に譲渡されたモ880形

今回は現在、福井鉄道で活躍中のモ880形の話題です。この車両は名鉄美濃町線・田神線用に2車体連接の路面電車で5編成10両(880-881~888-889)が日本車輛製造で竣工し、1980年に導入されました。

主要諸元

起動加速度 2.0 km/h/s
編成定員 100人(座席48人)
編成重量 26.5 t
全長 10,300 mm
全幅 2,236 mm
全高 3,965 mm
車体 普通鋼
台車 FS-507・FS-007
主電動機 直流直巻電動機 TDK-8430-A
主電動機出力 38kW
搭載数 2基 / 両
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 6.46
制御装置 抵抗制御 MM38A
制動装置 SME-3非常弁付直通ブレーキ
備考 登場当初は非冷房でしたが、1991年から1993年にかけ、三菱電機製CU127A(冷房能力10,500kcal/h)を1両あたり1基搭載し、冷房化されました。

美濃町線・田神線は直流600V、各務原線は1500Vであったため、複電圧対応車両でした。冷房化後、冷房装置は600V区間のみで作動したため、夏、新岐阜駅発車時には冷房が効かず、「サウナ電車」と呼ばれていました。デザイン的には当時、名鉄らしくないと評されるほどで、結果的には名鉄路面電車の新世代車両の出発点となりました。2000年にはワンマン運転対応改造もなされました。

2005年に美濃町線・田神線が廃止となり、運用を離脱、福井鉄道に譲渡されました。歯車比変更、弱め界磁機能の追加、単電圧化、シングルアームパンタグラフへの換装などの改造に時間を要したため、搬出は2006年3月末となり、福井鉄道では2006年4月26日から運行を開始しました。2016年3月27日からのえちぜん鉄道三国芦原線との相著直通運転開始でモ770形が乗り入れ改造されましたが、こちらは改造工事は施工されませんでした。

2021年3月に888-889編成が延命工事の一環としてVVVFインバータ制御・回生ブレーキ装備に更新されました。同様の改造は2022年5月までに882-883、886-887編成にも施工されました。

主電動機:TDK6256-A 小形・軽量・高効率の自己通風方式の三相かご形誘導電動機 1時間定格出力60 kW
VVVFインバータ:RG6039-C-M 三相2レベルインバータ SiCハイブリッドモジュールを適用したIGBT素子 1C4M

未更新車のうちモ880-881編成は2022年11月27日付で除籍となり、2024年1月10日、前面に排障器を取付け、軌道線用の除雪車として活躍することが明らかにされました。

880881-171020-2 2017/10/20 大名町 モ880-881編成
更新改造は受けずに2022年11月に除籍、その後、除雪車に

887-171020-3 2017/10/20 大名町 モ886-887編成
こちらはVVVF化改造を受け、引き続き旅客運用で活躍

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2024年4月16日 (火)

武蔵野線を走る2本のE653系「特急」 その2 特急「絶景ネモフィラ高尾」 号

武蔵野線を走るE653系特急2本目は高尾から勝田に向かう「絶景ネモフィラ高尾号」 です。かつてつくばに住んでいた頃、これと逆方向の茨城方面からを高尾方面に案内する「ぶらり高尾散策号」という列車に乗車したことがありますが、その逆バージョンの列車です。列車番号と時刻は

往路
9021M
高尾745
八王子750
立川801-02
新秋津821-21
北朝霞831-32
南浦和842-43
南越谷853-53
吉川美南900-01
南流山908
取手923-24
土浦941
水戸(3)1009-10
勝田1016


復路
9022M
勝田1607
水戸(7)1613-14
土浦1645
取手1701-02
南流山1721
吉川美南1727-27
南越谷1735-35
南浦和1747-48
北朝霞1757-57
新秋津1806-07
立川1820-21
八王子1829-30
高尾1837    となっています。

運転日は4月13,14日で、20日,21日特急 絶景ネモフィラ君津号 として君津から勝田往復、27日、28日は特急 絶景ネモフィラ川越号として川越から勝田往復が設定されており、5月3日、4日は再び高尾~勝田往復となっています。編成は東大宮に常駐とし、武蔵野線とその連絡支線の線形を利用して、各方面と勝田(国営ひたち海浜公園)に人を呼び込む列車といった感じです。

編成は勝田車両センター配置のK71編成で2013年3月のダイヤ改正で常磐線特急がE657系になった時点で定期運用から撤退、転用改造が済んだ2014年8月の時点で新潟車両センターに転属し、7連は1000番台化(U-108編成のみ4連のK354編成にK308編成の中間車3両を組み込み)、4連は1100番台化され、それぞれ「いなほ」「しらゆき」用となり、新潟車両センターに転属しました。しかし、2018年11月7日にU-108編成が勝田に再転入、2023年8月29日にはU-102編成も勝田に戻って来ました。K71編成となった元U-102編成は「フレッシュひたち」時代にはなかった水色になりました。

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E6531000-k71-9021m-240413-6 2024/4/13 東浦和 

E6531000-k71-9021m-240414-8edit E6531000-k71-9021m-240414-14edit 2024/4/14 新秋津・

240406-edit 2024/4/6 新秋津駅の足元案内 K71編成を意識してなのか水色の案内板に

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2024年4月15日 (月)

武蔵野線を走る2本のE653系「特急」 その1 特急「鎌倉」

4月13日、14日の週末は近場を走るE653系1000番台による臨時特急を撮影して来ました。

1本はこの春のダイヤ改正でこれまでのE257系5500番台からE653系1000番台に使用編成が変わった特急「鎌倉」です。元々は「ホリデー快速鎌倉」として運行されており、18切符のシーズンには乗車可能な列車でしたが、2022年10月から特急に格上げされました。個人的には「特急」と言える列車かどうか疑問ですが。

115-m40-051008 2005/10/8 新秋津

115-111112 2011/11/12 西国分寺

豊田電車区115系M40編成によるホリデー快速

使用車両は1990年の登場から2013年夏季までは115系で、小山電車区の7連、もしくは4連併結の8連でした。2002年冬季から2013年夏季までは豊田電車区のM40編成でした。2002年には新前橋電車区の165・169系(モントレー色)、三鷹電車区の同系が使用されました。

183-om101-130503-2_202404141359012013/5/3 鶴見 183系1000番台 OM-101編成

2012年から2013年には大宮総合車両センター東大宮センターの183系6連が使用されました。

185-om03-150620_20240414140601 2015/6/20 第三鎌倉踏切 185系200番台 OM-03編成

その後、2013年から2018年までは大宮総合車両センター東大宮センターの185系6連が使用されました。

E2575500-om52-220508_20240414141401

E2575500-om52-220508-22022/5/8 西国分寺 E257系5500番台 M-52編成

185系がE257系に取って代わられた後の2018年秋季からは幕張車両センターの500番台5連が使用され、2021年10月から2024年3月までは大宮総合車両センター東大宮センター所属の5500番台5連で運行されました。

E6531000-k70-8086m-240413-2 E6531000-k70-8086m-240413-3 2024/4/13 東浦和 E653系1000番台 K70編成

E653-240409 2024/4/9 特急「鎌倉」案内ポスター 西国分寺駅

特急「鎌倉」の時刻は

往路
8086M(鶴見まで)~8087M(鶴見から)
吉川美南748
南越谷755-55
武蔵浦和807-08
北朝霞814-15
新秋津825-26
西国分寺833-34
鶴見****
横浜(6)910-12
北鎌倉932-32
鎌倉936

復路
8088M(鶴見まで)~8089M(鶴見から)
鎌倉1624
北鎌倉1627-28
横浜(7)1644-44
鶴見****
西国分寺1721-22
新秋津1729-30
北朝霞1740-40
武蔵浦和1747-47
南越谷1802-02
吉川美南1810

ちなみに特急料金ですが、
吉川美南・南越谷~鎌倉 通常料金1890円 えきねっと購入1220円
武蔵浦和・北朝霞・新秋津・西国分寺~鎌倉 通常料金1480円 えきねっと購入960円

現在、勝田車両センターにはE653系波動用編成として国鉄特急色のK70編成昨年10月に新潟から里帰りして空色に塗装変更されたK71編成が在籍しており、「鎌倉」号停車駅に掲示されているポスターによればK70,K71の両編成が使用されるようなのでK71編成の列車が運行される場合は記録したいものです。ちなみに4月13,14日の両日、K71編成は高尾~勝田間の特急「絶景ネモフィラ高尾号」に投入されていました。その様子は明日の記事で。

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2024年4月12日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その61 最初にPassenger Flight Service を装備した JA8079

cn24885/ln824として製造、1990年11月13日N6005Cのテストレジにて初飛行、12月5日にJALに引き渡された9機目の-446がJA8079です。

今では当たり前となった自分が搭乗している機体が何処をどのくらいの高度で飛行中で目的地にはあと何時間で到着するのかといった情報が座席の前の個別ディスプレイ画面で観ることが出来るPassenger Flight ServiceをJAL機で最初に装備したのがこの機体でした。それまではジャンボ機の場合は映画などが上映される大型ディスプレイに表示されることはありましたが、乗客が個別に好きな時間に観ることが出来るようになったのはこのときからでした。

1986年、初めてアンカレジ経由でヨーロッパに行ったときは成田~アンカレジ6時間、アンカレジ~パリ10時間のフライトでしたが、自分が今どのあたりを飛行しているのかも全く分からない状態でしたが、その後、時代の進歩と共にフライトインフォメーションサービスが向上し、フライトの状態が手に取るようにわかってくるのが搭乗の楽しみでもありました。

Ja8079-jal-b747446-cn24885-ln824-971124-

1997/11/24 NRT

Ja8079-jal-b747446-cn24885-ln824-981025- 1998/10/25 NRT

2010年11月までの約20年間、JAL機として欧米長距離路線で活躍した後、Aersale Inc.に売却、N805ASとリレジされ、2011年には早くも解体されました。

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2024年4月11日 (木)

名鉄岐阜市内線・揖斐線廃止に伴って福井鉄道に譲渡されたモ770形

岐阜市内と揖斐郡大野町・揖斐川町を結ぶ路線として、岐阜市内は路面電車、揖斐線は鉄道線でしたが、両線間を直通運転する車両として1987年5月に投入された連接タイプの車両がモ770形でした。同形式は揖斐線用車両としては1930年の合併で名鉄の運営になってから最初に新造投入された車両で、1988年にかけ計4編成が投入され、大正時代から活躍していたモ510形、モ520形計7両を置き換えました。また、同線にとって初の冷房付き車両となりました。

1980年に美濃町線・田神線専用に投入されたモ880形のデザイン、基本設計を引き継いでいますが、側面窓は固定式となり、岐阜市内の急曲線通過を考慮して、車体幅はモ880形より130mm狭められました。また新製時よりワンマン運転対応となりました。揖斐線内は高速運転かつプラットホーム対応、岐阜市内線内は低速運転かつ停留所対応でステップが装備されました。

主要諸元

最高運転速度 70 km/h
起動加速度 2.0 km/h/s
編成定員 90人(座席52人)
編成重量 26.2 t
全長 10,100 mm
全幅 2,106 mm
全高 3,956 mm
車体 普通鋼
台車 FS-532・FS-032
主電動機 直流直巻電動機
TDK-8430-B
主電動機出力 38kW
搭載数 2基 / 両
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 6.00
制御装置 抵抗制御・弱め界磁制御 MM38B
制動装置 SME-3非常弁付直通ブレーキ
備考 冷房装置は東芝製RPU3004AJ(冷房能力10,500kcal/h)を1両あたり1基搭載。

2005年3月末で岐阜での路線が廃止となったことで福井鉄道に4編成とも譲渡されました。譲渡にあたり、福井鉄道では高床式高速電車並みの高速性能を確保する必要から、弱め界磁率を変更し、主幹制御器も変更しました。パンタグラフはシングルアームに換装、偶数車のパンタは撤去されました。ATSや列車無線装置も福井鉄道仕様に変更しましたが、制動装置は従来通りSME(非常管付三管式直通空気制動)のままとしました。

以上の改装は名鉄岐阜工場で施工され、2005年9月末から10月初めにかけ、旧美濃町線、モ800形、モ880形とともに陸路で搬出、2006年4月1日より、運用に就きました。

771-171020
771-171020-23 2017/10/20 大名町 モ771編成

775-171019-3 775-171019-6 2017/10/20 福井駅前 モ775編成

2016年3月27日から福井鉄道とえちぜん鉄道三国芦原線の相互直通運転が開始され、当初はモ770形とF1000形が共に直通列車用に使用されましたが、定員が少ないことからF1000形のみが直通対応とされ、モ770形は直通運用から離脱し、福武線内運用となっています。

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2024年4月10日 (水)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その32 豊橋鉄道市内線 活躍中の車両 T1000形

昨日の記事で紹介した2005年8月モ800形の導入が低床式車両が極めて有用であることを知らしめ、全面低床車のT1000形の導入に繋がったそうです。

2005年11月から豊橋鉄道や愛知県・豊橋市・中部運輸局などにより協議会が組織され、超低床電車の導入、停留場の改良・バリアフリー化、ICカード乗車券の導入からなる「豊橋路面電車活性化事業計画」が策定され、車両メーカーと協議を進めた結果、2008年内に車両の製造が可能であるとの結論に至りました。

車両はアルナ車両のリトルダンサーシリーズのタイプUaで3車体連接2台車方式の超低床電車です。

主要諸元

起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 4.3 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
編成定員 74人(座席29人)
編成重量 23.0 t
編成長 16,200 mm
全幅 2,400 mm
全高 3,850 mm
車体 全鋼製車体
台車 ボルスタレス台車 SS-08
主電動機 かご形三相誘導電動機
東洋電機製造製 TDK-6408-A
主電動機出力 85 kW
搭載数 2基 / 編成
駆動方式 車体装架直角カルダン駆動方式
歯車比 5.82
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 東芝製 SVF087-A0
制動装置 電気指令式ブレーキ HRD-1

2008年12月より営業運転に就き、東三河が穂の国と言われていることと、ほっとするから「ほっトラム」という愛称が与えられました。豊橋鉄道としては路線開業以来、83年振りの自社発注車であり、狭軌用路面電車車両として初めて純国産技術で全面低床化を実現した点が評価され、2009年第49回ローレル賞が授与されました。

T1000-1001a-240104 2024/1/4 赤岩口車庫

T1000形は1編成しか導入されておらず、撮影した日は赤岩口車庫で休憩中でしたのでこんな写真しかありません。

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2024年4月 9日 (火)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その31 豊橋鉄道市内線 活躍中の車両 モ800形 

豊橋鉄道のモ800形もかつて名鉄に在籍した車両で美濃町線・田神線用に2000年7月に3両投入されました。名鉄時代はかつて名岐鉄道デボ800形として1935年に投入、合併で名鉄になりモ800形となった形式に次いで2代目モ800形でした。2005年3月末で同線が廃線となったため、同年4月、モ801は豊橋鉄道に譲渡され、赤岩口工場で改造の後、8月から豊橋鉄道で運行開始、モ802、モ803は2005年4月に福井鉄道に譲渡され、2006年4月から運行開始されました。

名鉄では初となる超低床電車で床面の一部を停留場と同じ高さまで下げた部分低床車でした。

主要諸元

設計最高速度 60 km/h
起動加速度 2.8 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 72人(座席30人)
自重 18.9 t
全長 14,780 mm
全幅 2,220 mm
全高 3,880 mm
車体 全鋼製車体
台車 インダイレクトマウント台車 FS-567
主電動機 かご形三相誘導電動機 MB-5090-A
主電動機出力 60 kW
搭載数 2基 / 両
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 5.6
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製 MAP-062-15V91
制動装置 回生併用電気指令式ブレーキ MBS-R
保安装置 M式ATS・デッドマン装置

モ800形の開発当時、熊本市交通局の9700形(1997年導入)や広島電鉄の5000形(1999年導入)のように100%低床構造の超低床電車が普及しつつありましたが、名鉄では既存の車両と保守面での互換性を持たせることを設計の条件としたこと、国外の技術に寄らず日本初の超低床電車の作製を目指したことから14m級車体、台車間低床方式の車両となりました。2001年に第41回ローレル賞を受賞しています。

福井鉄道に譲渡されたモ802、モ803でしたが移籍後、2013年から100%低床式のF1000形(愛称FUKURAMI)が導入され、2016年までに4編成揃えられる事態となりました。収容力の小さいモ800形は乗客増加で運用がしにくくなり、経費削減の一環として運用から外す決定がなされ、2019年3月13日付で豊橋鉄道に譲渡されることになりました。

800-802-240104-3

2024/1/4 駅前 モ802

800-803-240104 2024/1/4 前畑 モ803

東田本線の井原から運動公園方面に分岐する際、井原カーブと言われる半径11mの急カーブが存在することは以前の記事で触れましたが、名鉄から導入した際のモ801はカーブを通過できない問題がありました。2018年に台車側受けを大きくし、車体の高さを少々上げる、台車カバーを外すことでこの問題が解決できることが判明し、赤岩口工場で改造工事(R11対応工事)が施工、福井鉄道から譲渡されたモ802、モ803にも同様の工事が行われ、今はT1000形以外の全ての形式がこのカーブを通過できるようになりました。

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2024年4月 8日 (月)

4月2日、高崎にてEF64 1032号機牽引のE235系1000番台甲種回送に遭遇

4月2日火曜日、青春18切符の旅で数年ぶりで八高線経由で信越線横川まで出かけた帰りのことでした。高崎駅7・8番ホームで東京方面の列車を待っていると「列車が進入してくるので注意」とのアナウンスが、一体、何が来るのだろうかと水上方面を見ているとEF64形電機に牽引された列車が進入して来ました。

総合車両製作所新津事業所で竣工した横須賀・総武快速線用のE235系1000番台F35編成11連が鎌倉車両センターまで甲種回送されるところでした。新潟車両センター所属のEF64 1032号機が牽引する同列車はその後、高崎線、東北本線、武蔵野線、東海道線経由で大船まで行ったようです。

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E2351000-f35-240402

E2351000-f35-240402-2

2024/4/2 12:42頃 高崎駅にて

E235系1000番台基本編成11連の場合、2階建てグリーン車は総合車両製作所横浜事業所で落成、それを新津に回送し、新津で落成した普通車9連に組み込み11連化して鎌倉車両センターに甲種回送しています。F35編成のサロE235/E234-1035の場合、2024年3月1日、グリーン車2両は横浜で竣工しました。

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2024年4月 5日 (金)

世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その60 一時、羽田ベースの国内線機材として運用された JA8078

cn24870/ln821として製造、1990年10月29日N60697のテストレジにて初飛行、11月19日にJALに引き渡されたのがJA8078でした。

この機体は当初、他の-446同様、国際線用として導入されましたが、国内線機との需給バランスの関係からか、1991年から1992年にかけ、スーパーシート28席、普通席402席の”C28"コンフィグレーションとして羽田ベースの国内線運用に就いています。通常FirstクラスのAゾーンにCクラスシートを配置し、スーパーシートととし、他のゾーンはすべてYクラスシートとしましたが、ギャレーは国際線仕様のままでした。


Ja8078-jal-b747446-cn24870-ln821-951123- 1995/11/23 NRT

Ja8078-jal-b747446-cn24870-ln821-960506- 1996/5/6 NRT

その後、国際線機として復帰、2010年10月まで現役、N248ASとリレジされ、Aersale Inc.に売却、2011年には早くも解体されています。

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2024年4月 4日 (木)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その30 豊橋鉄道市内線 活躍中の車両 モ780形 

豊橋鉄道モ780形1997年から1998年にかけ岐阜市内線・揖斐線直通用に名鉄が投入した日本車輛製造による名鉄モ780形2005年3月末に同路線が廃止されたことから形式名、両数そのまま豊橋鉄道が譲受したものです。

私も1990年代に岐阜を訪れた際に岐阜駅北口で同線の車両を見てはいたのですが、撮影しなかったことをいまだに悔いています。

名鉄岐阜市内線・揖斐線は岐阜市と揖斐郡大野町・揖斐川町を結んでいた路線で市内線は路面電車、揖斐線は鉄道線と性格は異なっていましたが、1967年より直通列車が運転されていました。1987年に連接車モ770形が投入され同線の近代化が進められたのに続き、1997年4月1日に4両、そして1998年4月1日に3両竣工したのがモ780形でした。

主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 直流600 V(架空電車線方式)
設計最高速度 80 km/h
起動加速度 2.8 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 64人(座席28人)
自重 19.4 t
全長 14,530 mm
全幅 2,100 mm
全高 3,770 mm
車体 全鋼製車体
台車 インダイレクトマウント台車 FS-559
主電動機 かご形三相誘導電動機
東洋電機製造製 TDK-6307-A
主電動機出力 60 kW
搭載数 2基 / 両
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 6.55
制御方式 GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御
制御装置 東洋電機製造製 ATR-M260-RG629E(RG629-E-M)
制動装置 回生併用電気指令式ブレーキ MBS-R
保安装置 M式ATS・デッドマン装置

モ770形は連接車ではあったものの、最混雑時間帯に運用すると輸送力が不足、逆に昼の閑散時間帯には輸送力過剰となる問題を抱えていましたが、モ780形は朝の混雑時には連結運転で輸送力を発揮、閑散時間帯は単行運転でモ770形の欠点をカバーしました。ただ、岐阜市内線の旧曲線を通過するためには貫通幌が設置できないため、連結運転ではワンマン運転が出来ないという欠点がありました。

2005年3月31日限りで名鉄岐阜市内線・揖斐線が廃止となり、モ780形とモ800形1両の8両が豊橋鉄道東田本線に移籍となりました。まずモ781とモ801が2005年4月26日に移籍、続いて782・783が28日に、そして同年10月に残り4両が移籍しました。モ800形の残り2両も福井鉄道に譲渡の後、豊橋鉄道に再譲渡されています。なお、モ770形は福井鉄道で活躍しています。こちらも2017年140月に福井を訪れた際に撮影していますので後日、紹介します。


780-782-240104-2 2024/1/4 赤岩口車庫 モ782

780-783-240104 2024/1/4 駅前大通 モ783

780-784-240104 2024/1/4 市役所前~豊橋公園前 モ784

780-784-140813-5 2014/8/13 駅前 モ784 10年前はこんな姿でした。

780-785-240104 2024/1/4 赤岩口車庫 モ785

780-785-140813-2 2014/8/13 駅前 モ785 10年前のモ785の姿

780-786-240104-3 2024/1/4 競輪場前 モ786

780-787-240104-3 2024/1/4 駅前 モ787

名鉄時代には連結運転が行われていたため密着連結器と電気連結器が装備され、3両までの連結運転が行われていましたが、豊橋鉄道ではすべて単行運転のため、連結器類は撤去され、全長が13.58mとなりました。また豊橋鉄道では全車洗面広告車両となっているため標準塗装の設定がありません。
制御装置がGTOサイリスタ方式のため、その交換が2019年以降進められています。

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2024年4月 3日 (水)

2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その29 豊橋鉄道市内線 活躍中の車両 モ3500形 

豊橋鉄道東田本線(市内線)で活躍中の車両、今回はモ3500形です。3501~3504までの4両が在籍しており、元は東京都電7000形です。

都電7000形は1953年から1956年にかけ93両(7001~7093)が製造され、各路線で活躍しましたが、路線の縮小とともに1967年から廃車が始まり、「荒川線」用に1955年から1956年にかけ製造された最終増備グループの中から31両が残されました。これら31両に関しては車体をアルナ工機で製造し、台車・主電動機・制御装置・空気圧縮機・電動発電機などの機器は再利用することとしました。車体はワンマン運転対応可能なものとなり、従前の車両番号7055~7089のうち、79・80・85・88の4両を除いた31両を若い順に7001~7031へ改番し、1977年11月から1978年3月にかけ、更新工事が完了し、番号も整理されました。

車体更新後の7000形について1987年から冷房化工事が始まりましたが、6両は工事の対象外となり、1991年から1993年にかけ廃車となりました。1992年6月に廃車となった7009、7028の2両を豊橋鉄道が購入し、さらに冷房化された25両のうち、7017、7021が1999年4月に廃車となり、これらも豊橋鉄道が購入しました。かくして7000形のうち7009(旧7063)・7017(旧7071)・7021(旧7075)・7028(旧7084)の4両が豊橋鉄道東田本線へ転出となりました。

豊橋鉄道に入線するにあたり、都電の軌間は1372mmで、豊橋鉄道は1067mmですからスイングハンガー方式のコイルバネ台車のD20Aのままで軸首の長い車軸を新造し、1067mmの軌間に合わせました。主電動機も軌間変更で交換となり、日本車輌製造製・出力60キロワットのNE-60A形2基から神鋼電機製出力37.3キロワットのTB-28A形としました。駆動方式や制御方式は変更がありません。停留所の嵩上げの問題等から豊橋鉄道ではステップ付きとなり、ドアの位置もステップの設置に合わせて改造されました。3501,3502については非冷房で入線のため冷房化改造が施され、三菱電機製CU77A形集中式冷房装置が搭載されました。都電冷房車は菱形パンタグラフが搭載されていましたが、豊橋鉄道ではZ型に換装されました。

3500-3501-240104-5 2024/1/4 駅前 モ3501 赤岩口まで乗車した車両でした。

3500-3501-240104_20240402172801 車内には1978年に鉄道友の会からローレル賞を授与された際のプレートが

3500-3502-240104 2024/1/4 競輪場前 引き込み線で休むモ3502

3500-3503-140813 2014/8/13 駅前付近 モ3503

3500-3504-240104 2024/1/4 東田付近 モ3504

製造から69年、最初の更新から47年が経過し、老朽化が進んでいることから、モ3503のリニューアルが今年2月に発表され、この春にはリニューアルした車体で運行されているようです。

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2024年4月 2日 (火)

西武鉄道 6000系 6107Fも新宿線運用に

西武6000系、昨日の6105Fに続き、6107Fも池袋線から新宿線に転属した話題です。6105Fが3月19日だったのに対して、6107Fの場合は3月18日の時点では池袋線での目撃情報があり、新宿線での目撃情報3月25日からとなっていますので、約1週間遅れての転属ではないかと思われます。(追記 on 4/4/2024: その後、3/28から池袋線運用に復帰しており、3/27の新宿線運用は一時的な貸し出しだったようです。)
6000-6107-240327 2024/3/27 下井草~鷺ノ宮間 急行2656レ

6000-6007-2082-240327-3 6000-6007-2082-2403276000-6107-2082-240327 2024/3/27 萩山 2341レ

今後、40000系Long Seat固定バージョンの40050系の増備がどれくらい続くか分かりませんが、その増備に連動する形で6000系の池袋線からの転属も続くものと思われます。それにによって2000N系がどんどん廃車に追い込まれてゆくのでしょう。

6000系の池袋線から新宿線への転属

6103F 2023/3
6104F 2023/7
6105F 2024/3
6106F 2023/12
6107F 2024/3 (追記:一時的貸し出し)
6108F 2023/3

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2024年4月 1日 (月)

西武鉄道 6000系 6105Fが新宿線運用に

昨年の春以来、長らく池袋線で活躍していた地下鉄直通用6000系、初期量産車(6103F~)の新宿線への転属が行われていますが、2024年3月13日には6105Fの新宿線での活躍が目撃されています。

6000-6105-240327

6000-6005-240327

2024/3/27 沼袋 本川越発西武新宿行 急行 2654レ 

6000-6005-240327_20240331074601 6000-6105-240327_20240331074601 2024/3/27 小川 2339レ

余談ですが、沼袋駅の列車通過音を聞いていると地下の掘削工事もかなり進んでいることが分かります。

6000系の池袋線から新宿線への転属

6103F 2023/3
6104F 2023/7
6105F 2024/3
6106F 2023/12
6108F 2023/3

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