世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その61 最初にPassenger Flight Service を装備した JA8079
cn24885/ln824として製造、1990年11月13日にN6005Cのテストレジにて初飛行、12月5日にJALに引き渡された9機目の-446がJA8079です。
今では当たり前となった自分が搭乗している機体が何処をどのくらいの高度で飛行中で目的地にはあと何時間で到着するのかといった情報が座席の前の個別ディスプレイ画面で観ることが出来るPassenger Flight ServiceをJAL機で最初に装備したのがこの機体でした。それまではジャンボ機の場合は映画などが上映される大型ディスプレイに表示されることはありましたが、乗客が個別に好きな時間に観ることが出来るようになったのはこのときからでした。
1986年、初めてアンカレジ経由でヨーロッパに行ったときは成田~アンカレジ6時間、アンカレジ~パリ10時間のフライトでしたが、自分が今どのあたりを飛行しているのかも全く分からない状態でしたが、その後、時代の進歩と共にフライトインフォメーションサービスが向上し、フライトの状態が手に取るようにわかってくるのが搭乗の楽しみでもありました。
1997/11/24 NRT
1998/10/25 NRT
2010年11月までの約20年間、JAL機として欧米長距離路線で活躍した後、Aersale Inc.に売却、N805ASとリレジされ、2011年には早くも解体されました。
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