2023年夏と2024年冬の名古屋旅行 その33 (2022年夏の補遺)名鉄100・200系
2024年1月の名古屋旅行、このときは2泊3日の旅で中1日は2022年の「名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅」で撮影出来なかった車両の撮影、名古屋城見学、近鉄名古屋線の撮影に費やしました。
最初は犬山線~鶴舞線~豊田線で活躍する100・200系です。
名鉄は名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転用に同社としては初めての20m4扉ロングシート車100系を1979年に導入しました。車体のデザインは6000系のデザインを踏襲しており、1・2次車は抵抗制御方式4連でしたが、1989年に登場した3次車からは回生ブレーキ装備の界磁添加励磁制御方式となり、1993年には犬山線~鶴舞線の直通運転開始に合わせ、増結用中間車(5次車:電動車+付随車)10編成分が増備され、全編成が6連化されました。このときの電動車の制御方式は名鉄初のGTO素子によるインバータ制御となりました。そして1994年には運用増強用として6両編成1本が増備され、全車両がGTO素子VVVFインバーター制御方式となり、系列名も200系となりました。
かくして1979年から1994年までの間に100系・200系は11編成が揃いました。
表 名鉄100系・200系の編成と製造年次
2012年から2014年にかけての特別整備で1・2次車5編成は抵抗制御車の制御機器のIGBT-VVVF化が施工され、同時にMc1がTcにM1がTに変更されました。
2024/1/5 上小田井 111F 上小田井駅は地下鉄鶴舞線が犬山線から分岐する駅です。
2023年12月27日に100系がデビュー45周年を迎えたことから第1編成である111Fに2023年12月15日から2024年1月31日までの間、「100系デビュー45周年記念」系統板が取り付けられていました(記事)。
2024/1/5 上小田井 200系215F
こちらは第11編成として1994年に増備された200系(社内的には100系第6次車とも言われているようです)
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