世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その67 13機目の-446 JA8085
JALは1987年9月21日に5機、1988年5月30日に15機、計20機の-400をボーイング社に発注しており、そのうちの2機がJA8083.JA8084の-446Dであとの18機は-446でした。そのため、JA登録番号もJA8071からJA8090まで続き、21機目はJA8901からとなりました。最終的には42機の-400を受領しています。
cn25260/ln876として製造され、1991年9月6日に初飛行、同月24日にJALに引き渡されたのがJA8085です。
5月21日にもロンドンからシンガポールに向かって飛行中だったシンガポール航空機SQ321便(9V-SWM:B777-321ER、211名の旅客と18名の乗務員が搭乗)が航路上で乱急流に遭遇し、タイ・バンコクスワンナプーム国際空港に緊急着陸したものの、英国人男性乗客1名が死亡、30名以上が負傷するという事故があったばかりですが、JA8085機も1995年12月13日14時00分頃(日本時間)、JL001便として北緯38度、東経146度付近を高度39,000フィートを飛行中、修学旅行で搭乗していた17歳の男性乗客が喘息の発作を起こし、酸素ボンベで酸素吸入をし、その後、化粧室に行った際に痙攣をおこし意識不明となり、同行した看護婦および客室乗務員3名による心肺蘇生、酸素吸入処置を行ったものの亡くなるという事故がありました。
2010年10月、保管状態となり、AerSaleに売却、レジはN269ASになりました。2011年9月20日、Biman Bangladesh航空にリース、レジはTF-AMYでAir Atlanta Icelandicからのリースでした。2012年9月12日にリース解除、2014年3月、保管状態となり、N269ASにリレジされ、同年中に解体されました。
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