阪急神戸線、正式には「神戸本線」ですが、大阪梅田と神戸三宮をカーブを少なく結ぶインターアーバン路線です。母親の出身が沿線の御影であったことから阪神間を結ぶ路線として幼少のころから関西を訪れた際にはよく乗車した路線でした。
路線距離(営業キロ)は32.3km、駅数16、最高速度115km/h、車両基地は西宮車庫です。神戸三宮から神戸高速線の新開地まで直通運転が行われています。
使用されている車両は6000系、7000系、8000系、8200系、9000系、1000系の6系列です。今回の記事では9000系について触れます。2019年10月の旅の記事でも9000系について触れているので今回はその補足的に触れます。
デビューは2006年で2013年までに8両固定編成11本が日立製作所で製造されました。阪急といえばアルナ車両の製作した車両が多かった中、同社が撤退の意向を表明したことから、日立製作所のA-trainをベースにしたダブルスキン構造のアルミニウム合金製車体となりました。
なんといっても各編成の付番が0から始まるのは阪急の特徴ですね。9000F,9002F,9004F,9006F,9008Fの5編成が西宮車庫配置で神戸線用、9001F,9003F,9005F,9007F,9009F,9010Fの6編成が平井車庫配置で宝塚線用となっています。9000F,9005F,9009F,9010F以外は転属の経験があります。
11編成の中で最初の編成は3回の全般検査を受けているのに、2回目がまだという編成がいるのも面白いですね。データはこちらのサイトのものを参考にしました。
2023/8/29 十三 9000F
2023/8/29 十三 宝塚線 9001F
2023/8/31 西宮北口 9002F
2023/8/31 西宮北口 9004F
2023/8/31 西宮北口 9006F
2023/8/29 十三 宝塚線 9007F
2023/8/31 西宮北口 9008F
9000系8連は2連を増結して10連での運転も可能で神戸線では普通から、特急まで各種種別の列車に使用されています。形態的には中央上の前照灯ケース周辺の構造が特徴的です。
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